鑑賞者の立場に立てば、日常生活では他人のからだをじろじろと見つめるわけにはいかないが、美術作品になっていればじっくりと眺めてその美を観賞することができる。西欧では、屋敷に人体の像(大理石像や石膏像やブロンズ像など)を置いて普段から人体を観賞することを好む人々もいる。
なおボディペインティングでは、人体自体が芸術の一部であり、支持体、絵具をのせるキャンバスの役割も果たしている。 見かけ上の分類外側内側
人文科学的・社会科学などの説明
コミュニケーション学
人間は、意識的であれ無意識的であれ、人体をコミュニケーションの媒体としても用いている。人体を用いた表現は、ボディランゲージと呼ばれている。
人間の性
人間においては、人体は性的指向または性的嗜好の対象となることがある。人体のパーツに固執するフェティシズムを持っている人もいる。
人体の器官の分類
五体による分類
頭部※
胴体、胴
背
胸
腹
腰
四肢
腕※
脚※
上肢・下肢による分類
上肢
頭部※
背
胸
腹
腕※
下肢
腰
脚※
細かい分類
頭部
首
頭
顔
目
耳
鼻
口
顎
腕
肩
上腕
肘
前腕
手
指
脚
腿
膝
脛
足
指
臓器
肝臓
心臓
肺臓
膵臓
腎臓
胃
小腸
大腸
膀胱
胆嚢
脳
副腎
脾臓
機能上の分類
器官
運動器
骨
軟骨
骨格筋
腱
靱帯
感覚器
目
耳
鼻
舌
皮膚
粘膜
筋紡錘
呼吸器
口
鼻
喉頭
咽頭
気管
気管支
肺
循環器
心臓
脾臓
骨髄
血液
消化器
口
歯
喉頭
咽頭
食道
胃
小腸
大腸
肛門
消化腺
唾液腺
膵臓
肝臓
胆嚢
神経系
脳
脊髄