他の木曜ミステリーの作品でも新聞が出てくるシーンには「京都日報」が用いられる場合が多く、『科捜研の女』Season2では京都日報の記者として友田香織(演:今村恵子)が登場した。主人公・榊マリコ(演:沢口靖子)の自宅の玄関先にも「京都日報」と書かれたポストが登場する。
第3シリーズの最終話に渡瀬恒彦と福本清三がそれぞれ本人役で出演し、第8シリーズ第2話には筒井康隆が杉浦の友人役で出演している(役名は「筒井康隆氏」と表記されていた)。
2007年6月21日に単発スペシャルが放送された(良成貞子役でレギュラー出演している市田は「豪華客船で海外旅行に行っている」という設定で出演していない)。2009年6月25日にも単発スペシャルが放送されたが、タイトルが「京都迷宮案内」に戻り、2時間枠で放映された。これ以降は新作が放映されておらず、2017年6月13日には橘つた子役の野際が、2022年8月1日には良成貞子役の市田が死去している。
登場人物詳細はそれぞれの役名を、他の登場人物は「京都迷宮案内の登場人物」を参照
京都日報
杉浦恭介(すぎうら きょうすけ)
演 - 橋爪功もともとは、東京の新聞社でキャップを務めていたが、管理職に収まるのをよしとせず、スタート時から第5シリーズまでは、京都日報京都府警記者クラブのヒラ記者となる。第6シリーズからは、本社社会部遊軍へ異動となる。
曽ヶ端渚(そがばた なぎさ)
演 - 国生さゆり(第6シリーズ - )杉浦と同じく本社社会部遊軍の記者で3人の子持ち。
円谷晋作(つぶらや しんさく)
演 - 小木茂光(第6シリーズ - )杉浦と渚の直属の上司である本社社会部遊軍長。
城戸剛史(きど たけし)
演 - 西田健(第7シリーズ - )本社社会部部長。
橘つた子(たちばな つたこ)
演 - 野際陽子スタート時から第5シリーズまでは、京都日報京都府警記者クラブのキャップであったが、第6シリーズでは、杉浦と同様、本社社会部遊軍へ異動する。第7シリーズからは、本社社会部デスク。
田舎亭
良成貞子(よしなり さだこ)
演 - 市田ひろみ杉浦と大洞浩次郎が下宿している「田舎亭」の女将。
大洞浩次郎(おおぼら こうじろう)
演 - 北村総一朗(第2シリーズ - )第2シリーズ第1話で亡くなった事を伝えられた大洞善一朗の双子の弟で京都府警総務部長として登場。杉浦と同じ「田舎亭」に下宿している。
京都府警察
中風明世(なかかぜ あきよ)
演 - 島木譲二(第1シリーズ - 第3シリーズ第10話)刑事。
スタッフ
脚本 - 西岡琢也(第2シリーズ - )、公園兄弟(真辺克彦と鴨義信の共同ペンネーム)(第5シリーズ - 第6シリーズ・第8シリーズ - )、林誠人(第1シリーズ)、ちゃき克彰(第1シリーズ - 第2シリーズ)、渡辺善則(第1シリーズ - 第2シリーズ)、日暮裕一(第1シリーズ - 第2シリーズ)、橋本一(第3シリーズ)、真辺克彦(第4シリーズ)、中山乃莉子(第4シリーズ)、塩田千種(第4シリーズ - 第5シリーズ)、久松真一(第8シリーズ)
音楽 - 池頼広
劇中音楽は、すべて池 頼広が手がけている(主題歌や、一部の作品に歌謡曲・洋楽など用いられていることがあるが、それらを除く)。「京都迷宮案内?主題歌&BGM集」TVサントラ(COCP-33618)が、2006年3月22日発売予定であったが、経緯は不明であるが、販売中止となったようである。
サウンドトラックは長らくお蔵入り状態だったが、放送終了から12年の時を経て、ファンの強い要望によって2021年1月27日より「京都迷宮案内 オリジナルサウンドトラック」(STK-010)&「新・京都迷宮案内 オリジナルサウンドトラック」(STK-010A)が配信限定でリリースされた。レーベルは、スタジオキッチン。「迷宮案内」シリーズと「新・迷宮案内」シリーズ合計で全70曲収録。(「迷宮案内」はiTunes,moraにて配信。「新・迷宮案内」はiTunes,mora,e-onkyoにて配信、「新・迷宮案内」のみ、後者の二社はハイレゾ対応。)
監督 - 黒沢直輔(第1シリーズ - )、齋藤光正(第1シリーズ)、松田秀知(第1シリーズ・2001年スペシャル)、橋本一(第1シリーズ - 第5シリーズ)、杉村六郎(第2シリーズ - 第8シリーズ)、森本浩史(第4シリーズ・第6シリーズ)、藤岡浩二郎(第4シリーズ - 第8シリーズ)、山下耕一郎(第5シリーズ・第9シリーズ・2007年スペシャル・第10シリーズ)、榎戸耕史(第9シリーズ - )、石川一郎(第9シリーズ - )、猪崎宣昭(第10シリーズ)
脚本協力 - 西田通子(第8シリーズ第8話・第9シリーズ第8話・第10シリーズ第5話)
チーフプロデューサー - 井?隆(テレビ朝日)、手塚治(東映)
プロデューサー - 加藤貢、手塚治(東映)、塚田英明、井?隆、菊地恭(テレビ朝日)、小野川隆(東映)
プロデューサー補 - 菊池恭、岡田佳治、大川武宏、小野川隆(東映)
制作協力 - 東映太秦映画村
制作 - 東映(京都撮影所)、テレビ朝日
主題歌
第1シリーズ
久宝留理子「Perfect Circle(パーフェクト・サークル)」(ビクターエンタテインメント)[1]
第2シリーズ
久宝留理子「ROOKIE(ルーキー)」(ビクターエンタテインメント)[2]
第3シリーズ
川村結花「ファンタジー」(エピックレコードジャパン)[3](第1話 - 第9話)
TUBE「What's cha wanna do?」[4](ソニー・ミュージックレコーズ)(第10話 - 最終話、2001年スペシャル)
第4シリーズ
La'cryma Christi「情熱の風」(ポリドール・レコード)[5]
第5シリーズ
Changin' My Life「エトランゼ」[6](EMIミュージック・ジャパン)
第6シリーズ
渡辺美里「十の秘密」(エピックレコードジャパン)[7]
第7シリーズ・2005年スペシャル
唐沢美帆「君のかけら」(ポニーキャニオン)[8]
第8シリーズ
倖田來未「Someday」[9](rhythm zone)
第9シリーズ・2007年スペシャル
倉木麻衣「Season of love」(GIZA studio)[10]
第10シリーズ・2009年スペシャル
JONTE「道の先」(rhythm zone)[11]
受賞歴
第1シリーズ(1999年)
第20回ザテレビジョンドラマアカデミー賞
ザテレビジョン特別賞
第4シリーズ(2002年)
第32回ザテレビジョンドラマアカデミー賞
ザテレビジョン特別賞(野際陽子)
放送日程
京都迷宮案内 第1シリーズ(1999年)ゲストは「京都迷宮案内 第1シリーズ(1999年)」を参照