京都府警察
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府警はこの巡査を虚偽有印公文書作成・同行使の容疑で書類送検したが、内部処分で済ませていた[56]

2013年

2013年(平成25年)6月及び9月 - 西京警察署刑事課の30歳代の男性巡査部長と、右京警察署刑事課の30歳代の男性巡査部長が、事件関係者の
個人情報を市販のノートに記載していたが、これらのノートが相次いで紛失していたことが明らかになった。府警は、ノートに情報を記載されていた関係者に謝罪する事態となった[57]

2013年(平成25年)8月 - 宇治警察署の複数の署員が、宇治市内で男性を道路交通法違反(酒気帯び運転)で検挙したが、この際、男性が居酒屋から出てきたとの110番通報があったことを隠蔽し、偶然発見したかのように捜査書類を偽造していた疑いがあることが明らかになった。府警は虚偽有印公文書作成などの容疑で署員から事情聴取。当該の男性は、その後2016年2月に京都地方裁判所で「いつ飲んだかが不明で、男性はアルコールが体に残っていると認識していなかった可能性がある」として無罪判決を受けた[58]

2014年

2014年(平成26年)1月 - 山科警察署地域課の40歳の男性警部補が、署内で部下の男性警察官に対し、
実弾の装填された拳銃を向けていたことが判明。府警は銃砲刀剣類所持等取締法違反での立件も視野に調べている[59]が、さらに、この警部補の上司に当たる50歳の男性警部も、事態を把握していながら報告していなかったことも明らかになっている[60]。府警は当該の警部補を、同年5月1日付で懲戒免職処分とした[61]

2014年(平成26年)5月 - 右京警察署地域課の22歳男性巡査が同僚の小銭入れを盗んだとして、書類送検される。府警監察官室によると、巡査は2千円を抜き取り、小銭入れを更衣室前に置いていた。署員の申告で、同署が調査を始めると、同月20日、巡査は「自分も被害に遭った」と虚偽申告。しかし、説明に不自然な点があり3月に入って「パチンコ代に使った。少しでもお金が欲しかった」と犯行を認めたという。府警は15日付で巡査を減給3カ月の懲戒処分とし、巡査は同日付で依願退職した。

2014年(平成26年)6月 - 京都府警察高速道路交通警察隊員が運転するパトカーが兵庫県内の高速道路で緊急走行中、速度違反自動監視装置(オービス)に速度45キロ超過と測定され、兵庫県警察に道路交通法違反(速度超過)容疑で検挙された[62]

2014年(平成26年)9月 - 2012年に府警を早期退職した元警察官が、皇族警備方法などを記した冊子など府警の内部資料を、知人に譲渡していたことが判明し、地方公務員法における守秘義務違反容疑で書類送検された。譲渡した資料が、インターネットオークションに出品されていたことで発覚した[63]

2014年(平成26年)11月 - 警備部警備第二課に所属する30代の男性巡査部長が京都大学の吉田南キャンパス構内に私服で無断で立ち入り、学生に住居侵入罪現行犯で身柄を拘束された(学問の自由・大学の自治侵害)。巡査部長は副学長ら大学関係者に事情を聴かれ、約三時間後に府警に引き渡された。巡査部長は当時中核派の学内での広報活動を監視していたとされる。京都府警と京都大学は大学自治の観点から「警察官が学内に立ち入るときは事前に通告する」との取り決めを行っていたが、京都府警はこれを遵守していなかった[64]

2014年(平成26年) - 山科警察署刑事課の40歳代の男性巡査部長が、詐欺事件の被疑者だった元暴力団組員の51歳の男性の取調べに当たった際、男性の妻の連絡先を把握。男性が有罪判決を受け服役した後、妻はこの巡査部長に相談するようになったが、2016年夏以降に立場を悪用してホテルに連れ込むなど不適切な関係を持つようになった。府警はこの巡査部長を本部長訓戒の処分としたが、男性はこの巡査部長について、精神的苦痛を受けたとして、損害賠償を求める訴訟を京都地方裁判所に2017年7月12日付で起こした[65]

2015年

2015年(平成27年)3月 - 舞鶴市内の民家に正当な理由なく侵入したとして、舞鶴警察署地域課の男性巡査が住居侵入容疑で逮捕、府警監察官室は12日、巡査を停職6カ月の懲戒処分とした。巡査は同日付けで依願退職した
[66]

2015年(平成27年)5月 - 暴力団対策室長を務める警視が、滋賀県内で知り合った女性に対し一方的に好意を持ち、付きまとい行為をしたとして、滋賀県警察からストーカー行為等の規制等に関する法律に基づき警告を受けていたことが判明[67]。その後府警はこの警視を、6月25日付で戒告処分とすると共に[68]、7月1日付で警部補に2段階降格したが、後者の異動については、通常の人事異動であるとして、7月3日に報道されるまで公表していなかった[69]。さらにこの降格された警部補は、処分後にも別の女性に対し、食事に誘うなどの内容のメールを執拗に送信していたことも翌2016年8月に明らかとなり、府警は再処分を検討しており、警部補は退職の意向を示した[70]

2015年(平成27年)6月 - 刑事部捜査第二課内で捜査費十数万円を盗んだとして、窃盗の疑いで同課に所属する30代の巡査部長が逮捕された[71]。さらにこの巡査部長は、インターネットサイトを通じて電子マネーのカードを出品し、商品を送らなかったとして、詐欺容疑で再逮捕された[72]

2015年(平成27年)7月 - 中京警察署地域課に所属する20代の女性巡査がパトロール中にあて逃げしたとして、道路交通法違反容疑で書類送検し6月18日付で本部長訓戒とし、女性は同日付で依願退職した[73]

2016年

2016年(平成28年)2月 - 南警察署が1996年から捜査中の
殺人事件について、証拠品数点が所在不明となっていることが明らかになった。2015年の同署の庁舎移転時に判明したものだが、2010年の伏見警察署などでの証拠品紛失問題での全署調査の際には、この件は問題とされなかった模様である[74]
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