京都府警察
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府警は、飲酒していた未成年の初任科生や、同席していた教官を厳重注意としたものの、正式な懲戒処分は見送っており、身内への甘さが批判を受けている[38][39]

2011年

2011年(平成23年)2月 - 業務外で得た
自動車ナンバーなどを知人に漏洩させたとして、北警察署の46歳の男性巡査部長が、地方公務員法違反容疑で書類送検された[40]

2011年(平成23年)4月8日 - 五条警察署の19歳の男性巡査が交通事故を起こした際、事故直後に自分の母親に身代わりを依頼していたことが発覚。府警は犯人隠避教唆容疑でこの巡査を書類送検し、母親についても犯人隠避容疑で書類送検。この巡査は同年5月12日付で依願退職した[41]

2011年(平成23年)11月 - 覚せい剤取締法違反容疑で田辺警察署に逮捕された男について、同署の留置管理係の男性巡査部長が、男が差し入れを受けた雑誌を他の留置人らに回し読みさせた。ところが、男の彼女の名刺が雑誌内に入っていたとして、男は当該の巡査部長に対し「精神的苦痛を受けた」などと因縁をつけて現金を要求するようになり、翌2012年1月9日に巡査部長に、留置場内に現金30万円を郵送させた。この男は2012年3月8日に恐喝容疑で逮捕されたが、府警は、便宜供与をしていたとの理由で、当該の巡査部長の懲戒処分を行った(後述)[42]

2012年

2012年(平成24年)2月 - 舞鶴警察署地域課の男性巡査部長と男性巡査の計2人が、
自転車からを盗む現場を現認した上で、被疑者の少年を捕捉したが、被害者を特定できなかったため、被害者をでっち上げた上で、虚偽の捜査書類を作成したことが明らかになった[43]

2012年(平成24年)2月 - 亀岡警察署の49歳の男性警部補が、出会い系サイトで知り合った女子大生から別れ話を切り出されたことに立腹し、「訴訟を起こす。金を払えば取り下げてやる」などと書かれた電子メールを女子大生に対し送付するなどした。被害者の女子大生はこの警部補に対し、計約数十万円を渡していた模様で、警部補は2013年3月1日に恐喝容疑で大阪府警察に逮捕された[44]

2012年(平成24年)3月27日 - 前述の田辺署の署員による便宜供与事件で、府警は、巡査部長と警部補を停職1ヶ月の懲戒処分とし、上司である元署長や元警務課長も訓戒や減給処分とした[45]

2012年(平成24年)4月 - 京都市祇園で起きた自動車暴走事故当日の夜に警察本部長や交通部長ら府警幹部が署長会議後に開かれた懇親会で飲酒をしていたことが発覚した[46]

2012年(平成24年)4月 - 亀岡警察署交通課警部補が管内で起きた交通死亡事故の加害者の父親の求めに応じて遺族の住所氏名が記載されたリストを渡していたことが分かった。府警は記者会見を開き、謝罪した[47]

2012年(平成24年)6月1日 - 京都市南区で発生した交通死亡事故について、パトカーで事故現場付近に来ていた南署の署員2人が、事故現場を目撃していたにもかかわらず、「見ていない」と虚偽の証言をしていたことが明らかとなった。当時、若者らがたむろしているとの通報でパトカーが出動し、若者らはバイクで逃走したが、このうちの1台のバイクが、追跡を逃れようとして事故を起こしたものとされる[48]

2012年(平成24年)8月 - 下京警察署交通課の27歳の男性巡査が、知人女性宅に押し掛けたり、交際を求め手紙を送付したりしたなどとして、同府警はストーカー行為等の規制等に関する法律に基づきこの巡査に警告を発し[49]11月8日戒告処分とした[50]

2012年(平成24年)8月9日 - 高速道路交通警察隊の40歳の男性巡査部長が、2006年から釣りの専門雑誌に執筆して多額の報酬を得たり、釣り具メーカーから商品のPRを請け負って釣り竿ルアーなどを無償で受け取っていたりしていたことが判明し、府警は、無断副業であるとして、当該の巡査部長を同日付で本部長訓戒の処分とし、巡査部長は依願退職した。当該の巡査部長が、釣り番組に出演していたことで発覚した[51]

2012年(平成24年)10月3日 - 城陽警察署刑事課の25歳の男性巡査が、近鉄京都線大久保駅エスカレーターで、女子高生の背後からスマートフォンを差し込み盗撮しようとしたとして、宇治署に京都府迷惑防止条例違反の現行犯逮捕された[52]

2012年(平成24年)10月11日 - 山科警察署の47歳の男性巡査部長が、オートバイ無免許運転していた容疑で男性を逮捕したが、巡査部長が作成した捜査書類について、事実と異なる内容の部分が存在していたことが明らかになり、同署は同月15日付で男性を釈放した[53]。その後府警は同年12月6日に、この巡査部長を虚偽有印公文書作成同行使容疑で京都地検に書類送検した[54]

2012年(平成24年)10月11日 - 府警の警察官3名がETCを悪用して料金をごまかしていた問題で処分が甘いと府民からの苦情が80件あり、府警は、3名を所属長口頭厳重注意から、1段階厳しい所属長注意にしたと発表。同時に当時の府警本部長が警察庁長官による口頭注意、同警務部長が警察庁交通局長の口頭注意、同府警首席監察官が府警本部長口頭注意とした[55]
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