プリンター、複合機の開発製造販売、ソリューションビジネスなどを子会社の京セラドキュメントソリューションズが手掛ける。 ソーラーエネルギー事業、医療用製品、宝飾品・キッチングッズ、ホテル運営などを手掛ける。
生活・環境
宝飾品、ジュエリー - 特に合成宝石の技術が知られる。CRESCENT VERT(クレサンベール)ブランドを展開。
京都オパール
医療用製品 - 人工関節の摺動面用のセラミックス材料「BIOCERAM」、人工股関節の長寿命化に貢献する表面処理技術「Aquala」、人工股関節表面に抗菌性、骨伝導性及び骨固定性を付与する表面処理技術「AG-PROTEX」、人工関節、デンタルインプラント等の完成品を展開。
太陽光発電事業は、京セラと東京センチュリーリースが共同出資した京セラTCL ソーラー
銀塩カメラ、デジタルカメラ。
京セラがカメラ事業に進出したきっかけは、長野県にあった株式会社ヤシカの経営破綻(1975年に会社更生法を申請)である。その後も同社は日商岩井と太陽神戸銀行の資金援助を受けて製造を続けていたが、自力での再建が困難な状況が進んだため、1983年に再建スポンサーとして京セラが名乗り出た。同年10月、京セラ株1:ヤシカ株13の比率により吸収合併し、ヤシカのブランドを京セラが譲受し展開していた。
展開していたブランド
Finecam - 自社デジタルカメラブランド。
コンタックス - 高性能で高級感をアピールしたプレミアムな位置付け。
ヤシカ - 海外向け低価格カメラブランド
2004年10月29日、自社ブランドを終了し、CONTAXブランドとOEM事業に集約することを発表[40][41]。
2005年3月10日、CONTAXブランドのデジタルカメラも終了し、デジタルカメラ事業から撤退することを発表[42]。
2005年4月12日、CONTAXブランドの銀塩カメラも終了し、カメラ事業から全面撤退することを発表[43][44]。
その後、2007年にヤシカの商標権を香港のJNC Datum Tech Internationalに売却[45][46]。 1983年よりOEM出荷。日本ではNECよりPC-8201、PC-100の商品名で販売された。 1984年にはIBM互換機をOEM出荷し、キヤノン、カシオ計算機、セイコーエプソンから販売された。 1989年には自社ブランドで「386AX Model A」を発売したが振るわず、その後、事業から撤退した。 日本国内に以下の研究開発拠点を設置している[47][48]。
音響機器(ピュアオーディオ)
プリメインアンプ - 1980年代に販売していたが数年で撤退。
CDプレーヤー - 1983年に据え置き型CDプレーヤーを国内外へOEM出荷。
カセットデッキ - 1985年に据え置き型コンパクトカセットデッキ(2ヘッド構成・片面録再モデル)を国内外へOEM出荷(ただし、トランスポートメカ部分は三協精機〈現・ニデックインスツルメンツ〉から供給を受けていた)。
パーソナルコンピュータ
研究開発拠点
けいはんなリサーチセンター(関西文化学術研究都市:精華・西木津地区)
みなとみらいリサーチセンター(横浜みなとみらい地区:オーシャンゲートみなとみらい)
きりしまR&Dセンター(鹿児島国分工場内)
グループ関連会社
日本国内
京セラドキュメントソリューションズ株式会社(旧三田工業、京セラミタ)
AVX エレクトロニクス・コンポーネンツ&インターコネクト・ソリューションズ
京セラ興産
京セラインダストリアルツールズ販売
上場している代理店としては、因幡電機産業 、リョーサン 、佐鳥電機等が挙げられる。[49]
施設の命名権
大阪ドーム - 2006年7月1日から「京セラドーム大阪」
京都市美術館 - 2019年から「京都市京セラ美術館」
京都府立京都スタジアム - 2020年の供用開始当初から「サンガスタジアム by KYOCERA」
スポーツ協賛事業
京セラ女子陸上競技部 - 1982年に陸上競技部を創設。2000年より「女子陸上競技部」。
京都サンガF.C. - Jリーグ所属のサッカーチーム。京セラがトップスポンサー。
レディングFC - イングランドプレミアリーグ所属のサッカーチーム。2005年から2008年までユニフォームスポンサーだった。
アトレティコ・マドリード - スペインプリメーラ・ディビシオン所属のサッカーチーム。2006年から2014年までユニフォームスポンサーだった。
笠りつ子 - プロゴルファー。2016年3月から京セラ所属。なお2011年3月から2016年2月までは子会社の京セラドキュメントソリューションズの所属だった。