亡命
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アメリカ合衆国に対し亡命を申請(ベレンコ中尉亡命事件)。

1979年イディ・アミンウガンダからリビア経由でサウジアラビアに亡命。

1983年アントニオ・ネグリイタリアからフランスに亡命。

1984年アンドレイ・タルコフスキー、ソビエト連邦当局からの帰国要請を拒否しイタリアにて事実上の亡命を宣言。

1986年フェルディナンド・マルコス及びイメルダ・マルコスエドゥサ革命によりハワイへ亡命。

1989年ナディア・コマネチルーマニアからハンガリー経由でアメリカに亡命。

1989年、ハンガリーで汎ヨーロッパ・ピクニックが開催され、1000人以上の東ドイツ国民が集団亡命。

1998年李洪志中華人民共和国(中国)からアメリカ合衆国に亡命。

2000年テルアビブ空港乱射事件に対してイスラエルで終身刑判決を受け、服役中に「捕虜交換」の名目で釈放され、レバノンに滞在していた岡本公三に、再びテルアビブ事件についての刑事責任を問う目的で、日本国政府が引き渡し要求をした事に対し、レバノン政府は岡本の政治亡命を認め保護。

2000年、日本滞在中のペルー大統領、アルベルト・フジモリが大統領辞任を表明後も日本滞在を続け、事実上亡命。大統領選出馬の意を表明、2005年帰国途中のチリで逮捕。

2002年、中国・瀋陽において北朝鮮を脱出した住民が亡命を目的に、日本総領事館に駆け込むが、総領事館を警備していた中国公安職員が敷地内に立ち入り住民を拘束。日本国政府が抗議。その後、住民らはマニラを経て韓国へ亡命(瀋陽総領事館北朝鮮人亡命者駆け込み事件)。

2004年、元チェス世界チャンピオンのボビー・フィッシャーが、成田空港で有効パスポート不所持により出国差止めのうえ身柄収容され、フィリピンへの亡命を申請。アイスランドが市民権を承認し出国。

2006年タクシン・チナワット、外遊先からタイ王国に帰国せず、以来、事実上の亡命状態となる。

2007年ネパールの親王族派の有力一族であるケー・シー・ディパックが、ネパール共産党毛沢東派からの迫害を受け、日本へと亡命[3]。ディパックは、他にも難民認定の必要な亡命者が居るとしている[3]

2009年キューバの野球選手アロルディス・チャップマンが、野球キューバ代表の遠征地オランダにて亡命。

2013年アメリカ合衆国連邦政府の元CIA職員エドワード・スノーデンが、ロシア連邦に亡命。

2014年郭文貴、中国からアメリカ合衆国に亡命。

2015年中国共産党中央統一戦線工作部元部長の令計画の弟である令完成が、機密資料を持ってアメリカ合衆国に亡命。

2021年サッカー・ワールドカップ予選に出場するために来日していたミャンマー代表選手ピエ・リヤン・アウン国軍のクーデターにより、母国が政情不安になっていることを理由として、関西国際空港にて帰国することを拒否する意向を示し、亡命した[4]

2021年、東京オリンピック女子陸上競技に出場していたベラルーシ代表のクリスツィナ・ツィマノウスカヤ羽田空港で帰国することを拒否する意向を示し、ポーランドに亡命した[5][6]

2022年俳優チュルパン・ハマートヴァロシアによるウクライナ侵攻に反発し、ロシア連邦から亡命[7]

2022年、ミスコンテストの元ミャンマー代表で同国の軍事クーデターを批判していたハン・レイが旅券の不備を理由にタイへの入国を拒否されたため、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)を通じて第三国への亡命を申請。カナダが受け入れる方針を示したため、同国へ出国した[8][9]

2023年、ロシアの元テレビ局職員で同国によるウクライナ侵攻に反対していたジャーナリストのマリーナ・オフシャンニコワ国境なき記者団による協力でフランスに亡命した[10]

2023年、中国の人権活動家である権平が中国当局からの政治的弾圧を逃れる目的でジェットスキーに乗って韓国に密入国。韓国または第三国への亡命を検討していることが報じられた[11][12][13]

2023年、中国の人権活動家である陳思明が中国当局による締め付けから逃れる目的でラオスとタイを経由して台湾桃園国際空港に逃避。その後、カナダが受け入れる方針を示したため、同国へ出国した[14][15][16]

2023年、香港の人権活動家である周庭が留学先であるカナダ・トロントにて「香港には一生戻ることはない」とSNSに投稿。事実上亡命した[17][18][19]

このほかの亡命の事例についてはCategory:亡命者を参照。
アメリカへの亡命

アメリカ合衆国では、政治的迫害などを理由に亡命(難民認定を含む)申請する者が多数存在する。

2016年の出身国別傾向では、ベネズエラ人が14,700人を超えてトップであり、以下、中華人民共和国メキシコグアテマラエルサルバドルと続く。


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