亡命政府
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アフガニスタン・イスラム共和国 - ターリバーンによる政権奪取後も2021年9月21日に始まった国際連合の総会には、共和国のガニ政権が任命したグラム・イサクザイ国連大使が代表として職務を続けている[1]

自由朝鮮 - 2019年3月に樹立宣言。かねてより脱北支援を行なっているとされる団体。正体は不明で金漢率を保護・擁立していると主張している。

ベトナム第三共和国(en:Third Republic of Vietnam)臨時政府 - 本拠地は米国カリフォルニア州のリトル・サイゴン。

ラオス王国亡命政府(en:Royal Lao Government in Exile)

南マルク共和国(en:Republic of South Maluku) - インドネシアから南モルッカ諸島の分離独立を主張。本拠地はオランダ。

西パプア共和国(en:Republic of West Papua) - インドネシアから西ニューギニア島であるパプア州の分離独立を主張。本拠地はオランダ。

アブハジア自治共和国 - 1993年ジョージアからの独立を求めるアブハジアの独立運動により、ジョージア国内に亡命した自治政府。2008年まではコドリ渓谷を実効支配していた(アブハジア紛争を参照)。

チェチェン・イチケリア共和国 - ロシア連邦チェチェン共和国からの独立を求める政府。ジョージアのみが承認していたが、2022年のウクライナ侵攻による影響で、2022年10月18日にヴェルホーヴナ・ラーダ(ウクライナ最高議会)による採択に伴いウクライナもついで承認した。

イラン帝国亡命政府(en) - 1979年のイラン革命によって亡命したパフラヴィー朝の復活を求める政府。本拠地はアメリカ合衆国のポトマック。なお、ガージャール朝の亡命政府も存在する。

西クルディスタン共和国(en:Kurds in Syria) - シリア西部の独立を主張するクルド人の政府

シャン州連合暫定政府 - ミャンマービルマ)からの独立を主張するシャン族の政府

イエメン王国亡命政府 - イエメンの「ラシード朝」の王族とイエメンの王制派が亡命先のサウジアラビアに樹立した亡命政府。

アフリカ

サハラ・アラブ民主共和国(西サハラ) - 1976年、独立運動組織により結成。本拠地はアルジェリア。3割程度実効支配地域あり。

ビアフラ国臨時政府 - ナイジェリア南東部のビアフラの分離独立を主張。ビアフラ戦争も参照。

南カメルーン連邦共和国 - カメルーン南西州北西州の独立を主張する政府。

赤道ギニア亡命政府 - 2003年、野党赤道ギニア進歩党により結成。本拠地はスペイン

エチオピア帝冠評議会(Crown Council of Ethiopia) - エチオピア帝国の正統性を主張する政府。なお現在は政治団体としての活動は休止状態。

カビンダ共和国(en:Republic of Cabinda) - アンゴラからの分離独立を主張する政府

ヨーロッパ

ベラルーシ人民共和国亡命政府
(en) - 1919年に成立したが、1920年赤軍の侵攻に敗れてソ連に併合されたベラルーシ人民共和国の亡命政府。現在ではルカシェンコ大統領の政策に反対する活動を行っている。

クライナ・セルビア人共和国亡命政府(en) - クロアチア紛争時にクロアチア国内でセルビア人武装勢力が成立させたクライナ・セルビア人共和国の亡命政府。一時消滅したが2005年に再興されている。

カタルーニャ共和国委員会 - 2017年カタルーニャ独立住民投票の結果を踏まえ、スペインからの独立宣言を行ったが、スペイン政府により独立宣言の無効が宣言された。首班であるカルラス・プッチダモン元カタルーニャ自治州政府首相は、同年10月30日にベルギーへ出国し、事実上の亡命政府となっている。2017年12月21日に投開票が行われたカタルーニャ自治州議会選挙(英語版)にベルギー国内から関与するなど、カタルーニャ自治州の独立に向けた政治活動を行っている。伝統的な自治州政府「ジャナラリター・デ・カタルーニャ」とは別の組織であるとされる。2018年3月2日の声明文で自らを「共和国委員会」と名乗った。

クリミア自治共和国 - 元はソ連崩壊後ウクライナ支配下でクリミア半島を統治していた政体。クリミア独立宣言とそれに伴うロシアによるクリミアの併合により実効支配がクリミア共和国に移ってからはウクライナ本土でロシアによる併合の無効を訴え活動している。

アルツァフ共和国 - 旧ナゴルノ・カラバフ自治州の大部分と、アルメニアに面するアゼルバイジャン領の一部を実効支配しており、事実上の独立国家として機能していた。2023年9月にアゼルバイジャンの攻撃を受け降伏し、解散宣言(後に撤回)を行った。国土を消失し、同年10月に政府機能がアルメニアのエレバンへ移転した。現在は事実上の亡命政府として活動をしている[2]。アルファツ共和国に「国家の承認」を行なっていたのはロシア連邦の支援を受けた分離主義勢力のみであった(ジョージア北部のアブハジア共和国南オセチア共和国モルドバ東部の沿ドニエストル共和国)。

ウクライナ救国委員会

過去の亡命政府

ネーデルラント連邦共和国(en) - 1795年、フランス革命軍の侵攻により本土を占領される。1814年まで政府は存続し、ナポレオン体制の崩壊後ネーデルラント連合王国へ発展解消。

ポルトガル・ブラジル及びアルガルヴェ連合王国ポルトガル王国ブラガンサ王朝)政府は1808年のナポレオン戦争によって政府をリスボンからブラジルリオ・デ・ジャネイロに遷した。これはリスボンからリオ・デ・ジャネイロへの遷都であるとされたが、実質的には亡命政権の樹立であった。1815年にはブラジルとの同君連合、「ポルトガル・ブラジル及びアルガルヴェ連合王国」を樹立した。1822年に国王ジョアン6世がリスボンに帰還、1825年のブラジル帝国独立に伴い同君連合解消。
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