2007年(平成19年)、防衛大学教授陣による安全保障を扱った一連の著作の刊行を開始
2009年(平成21年)、『環境問題を経済から見る : なぜ日本はEUに追いつけないのか』(福島清彦 著)が日経BP・Biz-Tec図書賞を受賞[8]。
2011年(平成23年)、前年末に刊行したレベッカ・ソルニット 著『災害ユートピア : なぜそのとき特別な共同体が立ち上がるのか』が、東日本大震災後、新聞・テレビなどで必読の書としてとりあげられ話題を呼ぶ。同作で第27回梓会出版文化賞特別賞を受賞[9][1]。
2011年、ZERO事業部が発足する。 2011年(平成23年)2月21日、亜紀書房ZERO事業部が発足。 亜紀書房ZERO事業部が立川談志の事務所である談志役場
著名な刊行物
『砦の上にわれらの世界を : ドキュメント東大闘争』(編:東大闘争全学共闘会議)
『公害原論』(著:宇井純)
『作文集 泣くものか : 子どもの人権10年の証言』 (編:全社協養護施設協議会) ※全社協は社会福祉協議会の略。
『凍土の共和国 : 北朝鮮幻滅紀行』(著:キム・ウォンヂョ、解説:佐藤勝巳)
翻訳ノンフィクション・シリーズ
『ニュース・ジャンキー : コカイン中毒よりもっとひどいスクープ中毒』(著:ジェイソン・レオポルド、訳:青木玲)
『アーミッシュの赦し : なぜ彼らはすぐに犯人とその家族を赦したのか』(著:ドナルド・B・クレイビル ほか、訳:青木玲)
『イギリスを泳ぎまくる』(著:ロジャー・ディーキン、訳:野田知佑)
『ユダヤ人を救った動物園 : ヤンとアントニーナの物語』(著:イアン・アッカーマン、訳:青木玲)[10]
『アフガン、たった一人の生還』(著:マーカス・ラトレルほか、訳:高月園子)[11]
『哲学する赤ちゃん』(著:アリソン・ゴプニック、訳:青木玲)
『災害ユートピア : なぜそのとき特別な共同体が立ち上がるのか』(著:レベッカ・ソルニット、訳:高月園子)
『キレイならいいのか : ビューティ・バイアス』(著:デボラ・L・ロード、訳:栗原泉)
『悪いヤツを弁護する』(著:アレックス・マックブライド、訳:高月園子)
亜紀書房ZERO事業部
編集部を名乗っていないのは、「従来の『出版』『出版社』『編集部・営業部』の概念や枠組みにとらわれることなく、新しい分野や方法に挑戦していきたいという思いから」だとしている。書籍などの紙媒体のほか、クラウド型マルチコンテンツモールFan+で、「談志市場」「サイエンスエレメンツ」でデジタルコンテンツを発信するなど、クロスメディアな活動を行っていた。2013年(平成25年)7月に分社独立し、株式会社dZEROを設立する。「サイエンスエレメンツ」「談志市場」の全コンテンツが株式会社dZEROが運営する動画配信サービス「dZERO」[12] に引き継がれた。
談志市場
おもな刊行作品一覧