2012年11月3日、母校である学習院大学にて学祭トークショーを行う[14]。
2013年5月30日、自身初となる連載まとめ本『井上麻里奈 MariIro』を出版[24]。
同年12月31日、第64回NHK紅白歌合戦において、Linked Horizonによるアニメ『進撃の巨人』のOP主題歌「紅蓮の弓矢 紅白スペシャルver.」が披露された際、アルミン・アルレルト役として冒頭のナレーションを担当した[25]。
2014年、カナダ・バンクーバー国際アニメ祭典「Anime Revolution 2014」にて、INTERNATIONAL VOICE ACTOR AWARD受賞[26]。
2020年11月より、コミックシーモア主催のインターネット番組『声優マンガバラエティわちゃわちゃんねる』のMCを担当[27]。
2021年4月4日より、JFNによる音楽ミニ番組『Good-Track!』のラジオパーソナリティを務める[28]。
同年10月1日より、日本テレビ報道番組『news zero』の金曜ナレーターを[29]、加えて2022年3月31日からは木曜ナレーターも担当している[30]。
2022年1月1日より、シグマ・セブンを退所し、青二プロダクション[31]に移籍[32]。
同年8月より、MCUシリーズにおける『シー・ハルク:ザ・アトーニー』で、主人公であるシー・ハルクの日本語版声優を務める[33]。 音域はG - C[34]。「役どころにあわせてさまざまな表情をみせつつも、まっすぐに、クリアに、人々の心に刺さる声」と評される[29]。 名字の「井上」は芸名であり[注 1]、デビュー当時のマネージャーが「姓名判断で良かったから」という理由で命名した[35]。 ファンからの愛称は「マリーナ」。先輩からは「麻里奈」「麻里奈ちゃん」「まりな嬢」[注 2][36]、後輩からは「井上さん」「麻里奈さん」、同年代からは「麻里奈」「麻里奈ちゃん」「まりなん」[注 3][2][3]等と呼ばれている。 2歳年上で同じ誕生日の兄がおり、毎年お祝いメッセージをすることが恒例となっている[37][38]。また、誕生日の当日にお祝いメッセージを送ってくれたファン一人一人に、仕事の合間を縫いながら日頃の感謝も込めた御礼の返信をする活動を2021年より毎年行っている[39]。子供の頃の誕生日の際は必ず自分用と兄用にバースデーケーキが2つ用意され、親戚も集まって誕生日会をしていたので、食べる量も丁度よく、悲しい思いをしたことはなかったと語っている[40]。また、幼少期は友達や従妹とのごっこ遊び以外では虫捕りや木登りをするなど非常に活発であり[18][41]、兄と一緒に遊ぶことが多かったという[42] 。 映画『図書館戦争 革命のつばさ』の初日舞台挨拶の際、「劇場アニメ化が決定したというお話を誰から聞いた?」という司会者の問いに対して、共演者の前野智昭からは、「麻里奈ちゃんから連絡をもらって、初めて本当だと思った」と言われている[43][44]。そのほかに朴?美[45]や緒方恵美[46] 、神谷浩史[47]など同業者からも人柄を評価されている。朴を師として慕い、主催する演劇や稽古に度々誘われるなど実力を認められ可愛がられており、朗読や公演等に参加することもある[45][48][49]。 石川由依[50]、諏訪彩花[51]、三上枝織[52]は、憧れの声優に井上を挙げている。特に石川とは『進撃の巨人』等で長きにわたり共演しており仲が良く、姉のように慕われ尊敬されている[53][50][54][55][56]。同じく共演者である梶裕貴とは、他作品でも縁のある役柄で共演することが多く[57][注 4][58][59]、共に「戦友」と認め合う間柄である[60][61]。また、菅井友香(元・欅坂46および櫻坂46の初代キャプテン)は母校の後輩であり、憧れの人物に井上を挙げている[62][63]。菅井は自身のラジオで井上をゲストに招き、長年の夢だった対面を果たして喜びの思いを綴った[64]。ラジオのゲストで共演して以来、共に連絡先を交換し合う仲で[65]、菅井が『進撃の巨人』と井上演じるアルミンを好きなこともあり、井上は自身が参加するイベント「進撃の巨人10th ANNIVERSARY “ATTACK FES”」に菅井を特別に招待した[66]。 座長という立場で指針となっている声優に、事務所シグマ・セブン所属時代の先輩でもある吉野裕行を挙げている。井上はデビュー間もない頃に共演したアニメ『牙 -KIBA-』にて、主役である吉野の座長の立居振舞いを見た際、座長ってかっこいいと感銘を受けたとのこと。「現場を良い雰囲気にしようと、先輩や後輩に分け隔てなく気を使っていて、いつか吉野さんのように周囲に気を配れる役者になりたい」としている[67]。『境界のRINNE』のアフレコ現場を訪れた高橋留美子は、井上の演技力の高さと共演者に対する気配りを絶賛している[68]。 ピアス恐怖症であり、ピアスホールを今まで一度も開けたことがなく、普段着けている耳飾りはすべてイヤリングである[注 5][53]。
人物・評価