二子玉川駅
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1940年(昭和15年)12月1日:大井町線・玉川線の両駅を統合し二子読売園駅に改称[1]

1943年(昭和18年)7月1日:二子読売園駅 - 溝ノ口駅間の軌道の軌間を1,372 mmから1,067&mnsp;mmに改軌し、大井町方面と直通運転開始[1]地方鉄道法への変更は1945年10月1日)。

1944年(昭和19年)10月20日:二子玉川駅に再改称[1]

1954年(昭和29年)8月1日:二子玉川園駅に改称[1]

1963年(昭和38年)10月11日: 大井町線の名称を田園都市線に変更。

1964年(昭和39年)6月:当駅を含む上野毛 - 高津間の改良工事に着手[4]

1966年(昭和41年)

3月18日:当駅を含む上野毛 - 高津間の改良工事完成[4]。田園都市線の駅が高架駅となり、鉄道専用の二子橋梁の使用を開始[4]

4月1日: 田園都市線溝の口 - 長津田間開業。


1969年(昭和44年)5月11日: 玉川線と砧線が廃止。

1974年(昭和49年)6月1日:自動改札機設置[5]

1977年(昭和52年)4月7日:新玉川線が開業。

1978年(昭和53年)8月1日:二子玉川園駅を介し、東急新玉川線(二子玉川園-渋谷)と営団半蔵門線の直通運転開始[6]

1979年(昭和54年)8月12日:田園都市線と新玉川線の直通運転開始に伴い、二子玉川園 - 大井町が大井町線として分離独立。

1985年(昭和60年)3月31日:二子玉川園が閉園。ただし駅名は二子玉川園駅のまま変更なし。

1999年平成11年)9月4日:新玉川線・大井町線上り線を入れ替え、内側2線が大井町線となる[3]

2000年(平成12年)8月6日:二子玉川駅に再々改称[7]。田園都市線・新玉川線の路線名を田園都市線に統一[7]

2009年(平成21年)7月11日:大井町線が溝の口駅まで延伸し、大井町線の途中駅になる。

2018年(平成30年)2月12日:1・4番線でホームドアの運用開始。

2022年令和4年)8月15日:定期券売り場の営業を終了[8]

駅名の由来「二子玉川#「二子玉川」の範囲」も参照

「二子玉川」の「玉川」は開業時の駅所在地が荏原郡玉川村にあったことによる。「二子」は多摩川対岸の川崎市の地名だが、二子塚古墳に因んで大井町線開業時に目黒蒲田電鉄が名付けた[9]。当時は玉川線と大井町線が別会社であったため、三業地として賑わっていた二子地区への最寄り駅として目蒲側が「二子玉川」と名付けたものであり、玉川電気鉄道には別途二子電停(現在の二子新地駅)が存在した。
駅構造

島式ホーム2面4線を有する高架駅である。ホームは外側の1・4番線を田園都市線、内側の2・3番線を大井町線が使用する。敷地の都合上、ホームの中央部から下り中央林間方にかけての大半が多摩川および駅付近で合流する野川を渡る橋(二子橋梁)上に位置する。

その特異な構造のため、ホームの上り方の幅は20メートル程度あるのに対し、ホームの中央部から下り方にかけてのホームの幅は5メートル程度しかない。

かつて上り列車のホームは朝ラッシュ時に、各駅停車と急行の乗り換え、さらには大井町線始発列車待ちの行列もでき、混雑が慢性化していた。その後、2007年4月5日より田園都市線準急の運行開始により各駅停車と急行の乗り換えが無くなり、さらに2009年7月11日には、大井町線の溝の口駅への延伸(田園都市線複々線化)工事の完成により、大井町線始発列車への乗り換え駅が溝の口駅に移動し、当駅ホームでの混雑は大幅に緩和している。

階段は、ホームの渋谷・大井町方とホームの中央部にそれぞれ1か所存在する。ホームの最も上り方の階段を下ると、コンコース改札口に通じている。上下両ホームの中央部に位置する階段は1・2番線と3・4番線を結ぶ連絡通路である。この通路は改札口と連絡していない。

このような出口構造および、田園都市線の渋谷方の車両の対面に短い大井町線の編成が停車するため、朝ラッシュ時の上り列車では渋谷寄りの車両、特に1 - 3号車は当駅より手前では混雑率が高く、また当駅を過ぎるとやや低下する。

また、2014年4月にホーム、コンコース、旅客トイレ等の照明器具が、東急線で4番目の全駅LED照明となった。
のりば

番線路線方向行先備考
1
田園都市線下り鷺沼長津田中央林間方面[10]大井町線からの直通は2番線
2 大井町線溝の口方面[11]
3上り自由が丘大岡山大井町方面[12]
4 田園都市線渋谷押上〈スカイツリー前〉春日部方面[13]


3番線から渋谷方面へ、4番線から大井町方面へ出発できるようにそれぞれ渡り線(立体交差)が敷設されている。1999年に設置され、3・4番線入れ替え前はこの線路を使って渋谷・大井町方面に向かっていた。2019年現在、4番線から大井町方面への渡り線は長津田方面からの車両回送の際に使用されているが、3番線から渋谷方面の渡り線は定期列車での使用がない。

自動放送は、田園都市線が男声、大井町線が女声となっている。なお、大井町線の放送の音声は他駅が東横線と同じであるのに対し、当駅から溝の口間は田園都市線と同じになっている。また、田園都市線の途中駅での上りホームで男声が使用されている駅は当駅のみであったが、2009年6月15日より溝の口駅でも線路切り替えに伴い男声に変更された。同年7月11日からは、大井町線列車入線時に限り、接近メロディの使用が開始された。

大井町線・田園都市線共に早朝・深夜で当駅始発と終着の列車が設定されており、当駅で夜間滞泊の後、大井町・押上方面へ向かう。

改札口

改札口は上下両ホームから最も渋谷・大井町方に位置する階段を下った位置にある1か所のみである。有人通路はシースルー化されている。付近には複数の店舗が出店している。コンコース上部には人工地盤が用意されており、将来の再開発の準備がなされている。
バリアフリー設備

改札口と連絡する階段にはエスカレーターエレベーターが設置されている。また、多機能トイレや幅広型自動改札機も設置されている。

ただし、エレベーターに関してはホーム下に道路堤防があることなど、駅構造上の問題からホームとコンコースを直接結ぶことが不可能であったため、ホームとコンコースを行き来する際にはエレベーターの乗り換えが必要である。すなわち、ホームからコンコースに向かう際には、最初のエレベーターで一旦ホーム上層の連絡通路に昇り、連絡通路を歩いて次のエレベーターでコンコースへ降りることになる。

上下両ホーム中央部の連絡通路は階段のみである。

トイレは1階改札口内、渋谷・大井町方面ホームへの階段付近にある。多機能トイレは男性用・女性用各1室ずつ用意されている。2006年オストメイト対応化された。
駅構内設備
改札内

売店

toks:上り・下りホーム


サービス施設:いわゆる「駅ナカ」のような整備がなされ、下記を含めた数店の店舗が出店している。

ドミニク・サブロン

ブックファースト

スープストックトーキョー

しぶそば(2016年9月30日に橋脚補強工事に伴い京樽ともに閉店するも、2017年11月8日にリニューアルオープン)

京樽


改札外


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