乳児用液体ミルク
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東日本大震災を受けて、2015年5月に日本小児科学会は関係省庁に対し、「災害時の液状ミルクと使い捨て哺乳瓶の確保」を要望している[11]。また、2016年に発生した熊本地震では、駐日フィンランド大使館から救援物資として液体ミルクが配布された。

厚生労働省の省令の改正で、加熱殺菌などの製造方法や常温を超えない温度での保存などが規定され、2019年に販売開始した認可国産液体ミルクは未開封時は海外製品より長期間保存が可能である。しかし、開封後は直ぐに飲みきることが海外製品と同様に必須だが、2019年の販売時には災害備蓄以外にも消毒した哺乳瓶に常温のまま注ぐだけでお湯や水に溶かす必要がないので育児負担を軽減目的に外出時・深夜の利用目的で売り上げが伸びている[6]
脚注^ a b c d “「液体ミルク」と「粉ミルク」の違いは? 来春販売へ 育児の負担軽減に期待|【西日本新聞ニュース】”. 西日本新聞ニュース. 2019年6月11日閲覧。
^ a b c “消費者庁、液体ミルク2品の表示許可 「開封後すぐ使用を」”. WEBニッポン消費者新聞. 2019年6月11日閲覧。
^ 朝日新聞、1995年4月19日「欧米のお母さんに人気 乳児用液体ミルク」
^ 「母乳は赤ちゃんにとって最良の栄養」液体ミルクの表示に物議…規定を定める消費者庁に聞いた
^ a b “ついに解禁「液体ミルク」 知っておきたい7つのポイントまとめ”. ねとらぼ (2018年8月14日). 2019年6月11日閲覧。
^ a b c “「乳児用液体ミルク」販売好調 外出時、深夜利用広がる(共同通信)”. Yahoo!ニュース. 2019年6月11日閲覧。
^日本初の液体ミルク、待望の全国販売 商業界Online 2019年3月11日
^ 災害時でも安心! 乳児用液体ミルク『明治ほほえみ らくらくミルク』が4月下旬に登場ガジェット通信 2019年3月13日
^ “らくらくミルクの特徴|「明治ほほえみ」の公式サイト”. 「明治ほほえみ」の公式サイト. 明治 (2019年4月26日). 2019年6月30日閲覧。
^ 朝日新聞、1995年4月19日「欧米のお母さんに人気 乳児用液体ミルク」
^東日本大震災での経験を基に検討した日本小児科学会の行うべき大災害に対する支援計画の総括

関連項目

粉ミルク


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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