九段
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^ 震災復興計画の中で、靖国通りが新たに拡幅・整備され、九段坂も緩勾配に直された。現在九段上から九段下まで続く靖国通りに面する靖国神社の石垣は、この時に造成されたもので、旧地形は石垣の上面にあたる。このとき、拡幅され、緩勾配となった九段坂には、靖国神社の参道と同時にイチョウ並木が造成されたが、落葉が市電の軌道に詰まり、その油分で電車が空転して坂を上がれなくなったことから、並木は半分撤去されたという。
^ 九段坂の常灯明台は、もともと灯台として造られたのではなく靖国神社への献灯として建てられ、後に造られた鋼管製の巨大な一の鳥居とともに、遠方から目印となるように考えられたものである。九段坂上は、江戸時代から観月や、隅田川の花火を見渡せるビューポイントとして有名であった。
参考文献
斎藤長秋 編「巻之二 天枢之部 九段坂」『江戸名所図会』 一、有朋堂書店〈有朋堂文庫〉、1927年、90-91頁。NDLJP:1174130/51。
関連項目
九段下駅
九段会館 - 現在は使用中止
九段下ビル - 現存せず
井上陽水 - 1998年発売のアルバム名が「九段」
ホテルグランドパレス - 現存せず
外部リンク
九段坂 - 千代田区観光協会
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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