2019年4月、新たにお笑いコンビ「カフカと知恵の輪」を結成し、ライブ活動を行う。同年9月に同コンビを解散[1]。
2019年9月、ピン芸人「九月」としての活動をスタートし、2020年春に活動拠点を東京に移す[1]。
2023年8月、初めての著作であるエッセイ集『走る道化、浮かぶ日常』(祥伝社)を刊行した。
人物・エピソード
自身の性格については、「子どもの頃から好きなことを寝ないで何十時間も続けるタイプだった。計画を立てるより、パワーと根性、好奇心で動く方が好き」と述べている[7]。
太宰治、フランツ・カフカ、中原中也などを愛読しているほか、レディオヘッドやSyrup16gを愛聴している[1][10]。
学歴至上主義については批判的な態度を取っており、芸人活動の上では学歴を押し出していない[1][10]。
部屋の壁に、アイドルのポスターを貼る感覚で、漢字の「葱」と書いた紙を大量に貼っている[2]。「葱」のほか、「匁」「了」なども好きである[2]。文字全般が好きであるが、Twitterのダイレクトメッセージで胸元に「羅生門」と書かれた画像をもらったときには、「独自のセンス見せんな」と思った[2]。
性の目覚めは忍風戦隊ハリケンジャーの悪役、ウェンディーヌだった[2]。
実家における、20時にコーヒーを飲み、各々が好きなことに取り組む風習についてのツイートが話題となった。自由な教育環境について賞賛する反応が集まった一方で、「そんな時間にカフェインを飲むと眠れなくなるだろ」などというリプライを受け、言い負かされる形となった[11]。
日本唐揚協会のサイトにおける唐揚げの定義に関するツイートが話題となったことをきっかけに、日本唐揚協会の認定するカラアゲニストになった[12]。
将来的な目標については、「完全な妖怪になりたい」と述べている[4]。
2020年頃からSNS上でのアカウント「九月の『読む』ラジオ」において、文字媒体で質問に答える配信を行っている。丁寧な回答が評判を呼び、たびたび話題となっている[13]。
芸風
一人芝居風のコントからなる単独公演を中心に活動している[1]。YouTubeチャンネルに毎日コント動画が投稿されており、持ちネタは「生徒指導の限界」「人殺しの中華丼」など千本以上に上る[14]。ネタの大半には台本がなく、その場で組み立てている[7]。小道具や音響や照明や衣装などは極力使われず、大半のコントが身体一つで行われる[4]。