中央に九州山地が形成されている。その中核をなす阿蘇山は東西18キロメートル (km) 、南北25 kmにも及ぶ世界最大級のカルデラを持つ。九州の地形は大きく3つに分けることができ、北部と中部の境界は松山-伊万里構造線で、中部と南部の境界は中央構造線の一部である臼杵-八代構造線で分けることができる。北部は比較的なだらかな山地、南部は白亜紀から第三紀にかけて生成された付加体であるため北部とは全く異なった地質であり、比較的険阻な山地になっている。また、中部は数十万年前まで瀬戸内海の延長の海で分かれており、それが阿蘇山の数回にわたる噴火によって溶岩で埋まり、一つの島になった。尚、以下の項目では九州本島ではなく、九州地方に属するものを挙げる。
平野・台地
平野:福岡平野・筑紫平野(佐賀平野・筑後平野)・熊本平野・八代平野・大分平野・中津平野・宮崎平野・川内平野
台地:カルスト台地、シラス台地
山地
山地:筑紫山地(筑肥山地・脊振山地)・九州山地
山脈:九重山(九重連山)・阿蘇山(阿蘇五岳)・雲仙岳(三岳五峰)・霧島山(霧島連山)
山:英彦山・九千部山・久住山・大船山(九重連山)・ 中岳(九重連山)・由布岳・天山・多良岳・雲仙普賢岳・中岳(阿蘇連山)・国見岳・祖母山・傾山・大崩山・韓国岳(霧島連山)・桜島(御岳)・開聞岳・宮之浦岳(屋久島)・永田岳(屋久島)
高地・盆地
高原:久住高原・えびの高原
草原:草千里ヶ浜
湿原:タデ原湿原、樫原湿原
盆地:人吉盆地(球磨盆地)・大口盆地・都城盆地・日田盆地・由布院盆地・玖珠盆地
半島
半島:糸島半島・長崎半島・東松浦半島・北松浦半島・西彼杵半島・島原半島・宇土半島・国東半島・佐賀関半島・四浦半島・鶴見半島・大隅半島・薩摩半島
河川
河川:筑後川・遠賀川・松浦川・嘉瀬川・山国川・球磨川・緑川・白川・大分川・大野川・番匠川・川内川・大淀川