九十九里浜
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注釈^ 1里を近代尺貫法の36(1町は約109メートル)とすると17里弱なので、「九十九」は「多い」の意ともされるが、古くから用いられていた長さの単位の1里は6町であり、109メートル×6町×99里=64.7キロメートルなので、実際にほぼ99里である。
^ 律令制では5町を1里としていたが実際には条里制の6町が多用されていた。中世以降面積の単位の36町(6町×6町)も長さの単位として用いられるようになり、徳川家康は一里塚を置いてこの36町1里に統一を図るが徹底せず、明治になって36町に統一され1891年の度量衡法によって法制化された[4]
^ 中央の箭挿神社は五所神社が管理している。
^ 万葉集巻十四の「夏麻引く海上潟の沖つ洲に船は留めむさ夜更けにけり」は、注に「右一首上総国歌」とあるので上総国の海上郡の歌とされていたが、この注を編者の誤認によるものとし、下総国の海上郡の歌とすべきだとする説も有力である[10]
^ 犬吠埼沖を通過する東廻り航路が拓かれたのは寛文11年(1671年)のことであり、航路を拓いた河村瑞賢は、商人として財を成す以前九十九里浜東端の飯岡土方していたという経歴の持ち主である。
^ 栗山川上流の旧山田町(現・香取市、サケの神社:山倉大神がある)の記録によれば、サケは昭和32年(1957年)までは自然遡上していたとのことである。その後、両総用水と房総導水路の取水堰(横芝堰)のため自力では遡上できなくなっていたが、平成19年(2007年)に竣工した横芝堰の改修に伴い魚道が設置され、堰上流への遡上が復活している。
^ 最も希少な大型鯨類の一種とされている。2020年には銚子市の沿岸でホエールウォッチングの最中に親子が目撃されており、日本列島の沿岸では36年ぶりで3件目の確認例であり、観光ツアーが親子に遭遇した世界初の事例であった。また、本種の繁殖海域は過去から現在に至るまで一切が不明であるが、九十九里浜の周辺を候補地の一つとして挙げる研究結果も存在する。
^ アジア系の個体群は、一度は絶滅したか、または生存数が200頭前後と危機的な状況に置かれている。
^ 近年、銚子近海における目撃が増加している。
^ 犬吠埼の地名の由来にもなったという説が存在するなど、銚子の一帯が重要な生息地として知られていた。
^ 千葉県のレッドデータブックの重要保護生物に指定されている。
^ 千葉県のレッドデータブックの最重要保護生物に指定されている。
^ 千葉県では準絶滅危惧種に指定されている。
^ 千葉県では重要保護生物に指定されている。
^先代旧事本紀』「国造本紀」には「和迩臣祖彦伊祁都命孫の彦忍人命を武社国造に定めた」とあり、『古事記孝昭天皇の段では、孝昭天皇の第1皇子天足彦国押人命を「牟邪臣」の祖とする。
^ 中央部の武社国造の領域には、6世紀中葉から7世紀初頭にかけ、その時代のヤマト王権の大王陵にも匹敵する小池芝山古墳群大堤蕪木古墳群胡麻手台古墳群板附古墳群を造営した4つの勢力があったと考えられている。
^ 酒井定隆は日蓮宗に帰依して七里法華と呼ばれる宗教政策をとったため、この時代の九十九里浜南部地域では日蓮宗以外の寺院の存在は許されなかった。
^ 御成街道の着工した慶長18年12月12日は、グレゴリオ暦では1613年ではなく、年が明け1614年1月21日である。

出典^ 『日本人として知っておきたい地名の話』 221-222頁
^神話の森 歌語り風土記 房総の頼朝
^千葉県公式観光物産サイト-まるごとe!ちば- 九十九里浜
^ 『日本史大事典 第6巻』 1098頁
^ 『千葉県の歴史』4頁
^ a b c 千葉県立中央博物館, 「 ⇒春の展示 - 九十九里浜の自然誌
^ 『日本考古学の現在』28-29頁
^ 増田富士雄, 藤原治, 酒井哲弥, 荒谷忠、「房総半島九十九里浜平野の海浜堆積物から求めた過去6000年間の相対的海水準変動と地震隆起」『地学雑誌』 2001年 110巻 5号 p.650-664, doi:10.5026/jgeography.110.5_650, 東京地学協会
^ 1000年前にM8.5級 大津波の痕跡/房総沖で巨大地震?/産総研 想定外の領域「新タイプ」か『日本経済新聞』朝刊2021年9月3日(社会面)同日閲覧
^ 『角川日本地名大辞典 12 千葉県』 154頁
^ 『日本の神々-神社と聖地 11242頁
^ 『千葉県の地名(日本歴史地名大系 12)』 727頁
^ 歴史の里 多古を歩く(松崎神社 木鼓)
^ 大本山成田山新勝寺 開山縁起
^ 山武市 不動院長勝寺本堂
^ 『ふるさとの文化遺産 郷土資料事典 12 千葉県』146頁
^ “ ⇒林野庁/白砂青松100選”. www.rinya.maff.go.jp. 2019年2月21日閲覧。
^ “ ⇒日本の渚100選”. www.mori-taki-nagisa.jp. 2019年2月21日閲覧。
^ 日本三大砂丘の言葉は明確ではないものの日本自然保護協会などで使用されている https://www.nacsj.or.jp/2017/11/7001/
^ a b c 千葉県の生物多様性を守るために 第2版, 千葉県生物多様性ハンドブック1, 千葉県生物多様性センター, 千葉県立中央博物館
^ 『ふるさとの文化遺産 郷土資料事典 12 千葉県』 17-18頁
^ a b c 秋山章男, 2015年8月30日, 生物多様性の宝庫 九十九里浜はいま, JAWAN通信, No.112, 日本湿地ネットワーク
^ 『第四編 - 九十九里の動植物』, 2-35頁, 九十九里総合案内
^ 奴賀俊光, 桑原和之, 箕輪義隆, 富谷健三, 2006年,『新川から南白亀川までの九十九里浜の鳥類 1998-2003年』, 我孫子市鳥の博物館調査研究報告, 14号, 1-64頁, 我孫子市鳥の博物館
^ 奴賀俊光, 桑原和之, 箕輪義隆, 2004年,『九十九里浜平野、蓮沼村周辺の水田地帯における鳥類』, 我孫子市鳥の博物館調査研究報告, 12号, 135-149頁, 我孫子市鳥の博物館
^ 森谷淵 (2011年9月). “千葉県におけるアカウミガメの産卵状況等について”. 千葉県生物多様性センター. 生物多様性ちばニュースレター『生命のにぎわいとつながり』, No.24. 2024年1月31日閲覧。
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