主文
[Wikipedia|▼Menu]
富山・長野連続女性誘拐殺人事件:第一審判決[25] - 1988年(昭和63年)2月9日富山地裁刑事部(大山貞雄裁判長)[26]

富山地検は男女2人の被告人のうち、殺害実行犯の女Mに死刑を求刑し、男性Xについても共謀共同正犯として無期懲役を求刑していた[26]。しかし、富山地裁 (1988) は女1人 (M) の単独犯と認定し[26]、冒頭でMを死刑、男性Xを無罪とする主文を宣告した[25]


藤沢市母娘ら5人殺害事件:第一審判決 - 1988年3月10日横浜地裁第2刑事部(和田保裁判長)[27]

判決宣告後、被告人は「自分の世界で一番好きな人は稲川聖城稲川会総裁)さん」と発言し、傍聴席へ向けて2、3回両手でVサインを見せた[28]


新潟一家5人殺傷事件[注 6]:第一審判決 - 1988年3月30日新潟地裁(堀内信明裁判長)[33]

京都・大阪連続強盗殺人事件(被告人:廣田雅晴[注 7]):第一審判決[35] - 1988年10月25日大阪地裁刑事第1部(青木暢茂裁判長)[36]

鶴見事件(被告人:高橋和利):第一審判決[37][38] - 1995年(平成7年)9月7日[39]・横浜地裁第2刑事部[40](上田誠治裁判長)[注 8][38]

東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件(被告人:宮崎勤):第一審判決[41] - 1997年(平成9年)4月14日東京地裁刑事第2部(田尾健二郎裁判長 / 陪席裁判官:小川正持・杉原奈奈)[42]

岡山県山陽町拳銃乱射事件[注 9]:第一審判決 - 1999年(平成11年)2月26日・岡山地裁(楢崎康英裁判長)[50][51]

大阪連続バラバラ殺人事件:第一審判決 - 1999年3月24日・大阪地裁(横田信之裁判長)[52]

広島タクシー運転手連続殺人事件:第一審判決 - 2000年(平成12年)2月9日[53]広島地裁刑事第2部[54]戸倉三郎裁判長)[53]

附属池田小事件(被告人:宅間守):第一審判決[55] - 2003年(平成15年)8月28日・大阪地裁刑事第2部(川合昌幸裁判長 / 陪席裁判官:畑口泰成・渡邊英夫)[56]

同日は開廷宣言直後、川合裁判長が主文を言い渡そうとしたところで被告人が騒ぎ、退廷命令を受けたため[57]、被告人不在で死刑判決の主文が宣告される異例の事態となった[55]


お台場フィリピン人バラバラ殺人事件:控訴審判決 - 2010年(平成22年)10月8日東京高裁(第一審・東京地裁の無期懲役判決を破棄自判)[58]

川崎市幸区アパート3人殺害事件[注 10]:第一審判決 - 2011年(平成23年)6月17日・横浜地裁(秋山敬裁判長・裁判員裁判[64][65]

浜名湖連続殺人事件:第一審判決 - 2018年(平成30年)2月23日静岡地裁(佐藤正信裁判長 / 裁判員裁判)[66][67]

熊谷連続殺人事件[注 11]:第一審判決 - 2018年3月9日[73][74][75][76]さいたま地裁刑事第4部(佐々木直人裁判長 / 陪席裁判官:四宮知彦・片山嘉恵)・裁判員裁判[77]

無期刑以下の刑の判決の主文後回しの例

共犯者との同時審理で共犯者が死刑判決を言い渡された事例は含まない。
求刑死刑


仙台幼児誘拐殺人事件1965年4月仙台地裁、無期懲役判決(検察側が控訴、後に二審で逆転死刑判決)

由美子ちゃん誘拐殺人事件:第一審判決(無期懲役) - 1973年3月30日・富山地裁(木村幸男裁判長)[78]

1970年2月富山県富山市で発生した幼女殺害事件。同年8月29日名古屋高裁金沢支部(沢田哲夫裁判長)は原判決を破棄自判し、被告人に死刑判決を言い渡した[79]。被告人は上告したが[80][81]、同年10月18日に自ら上告を取り下げ、死刑が確定している[82]


甲府信金OL誘拐殺人事件:第一審判決(無期懲役) - 1995年3月9日甲府地裁(三浦力裁判長)[83]

「被告人には更生の可能性が認められる」として死刑を回避した判決だったが、裁判長を務めた三浦は、冒頭で「無期懲役」の主文を言い渡した場合、「死刑を免れた」と安堵した被告人が判決理由を聞き流してしまう可能性を考慮し、主文を後回しにした[84]。死刑を求めた検察官と、有期懲役刑を求めた弁護人の双方が控訴したが、控訴審の東京高裁第2刑事部(神田忠治裁判長)は1996年(平成8年)4月16日に双方の控訴を棄却する判決を言い渡した[85]。双方とも上告期限(同年4月30日)までに上告せず、翌5月1日に無期懲役が確定している[86]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:114 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef