スロベニア 複合装甲により戦車はAPFSDSやHEATなど想定される脅威に堪える防御力を再び回復した。また、各種センサーを用いて弾道計算や目標捜索を行う高度な火器管制システムを備えるようになった。主砲は西側が120mm滑腔砲(イギリスのみ120mmライフル砲)、東側では125mm滑腔砲が標準。
M-55S
第3世代
インド 冷戦終結後に戦力化された戦車で、第3世代からの改修と新規開発が入り混じる。概ね、新規開発機は第4世代戦車と呼んでいる国が大半である。さらなる装甲・武装の強化の他、非対称戦に対応した装備やC4IシステムなどのIT技術が取り入れられている。が、改修型の殆どは大量・高出力の電子装備を稼働させる電力が不足していたり、稼働にはエンジンの常時稼働が必須、内部スペースの不足などが原因で電子機器の取り入れが不完全であり、限定的対応に留まり電子戦・連携戦闘能力、機動射撃能力などに関しては後述の機体らに完全に遅れを取っており境界線が生じているのが実態である。 大韓民国 T-14、メルカバ Mk4、10式戦車などは第3世代戦車を近代化改修したものよりさらに新しい新規設計に基づき新規製造されているものは第3.5+世代に当たるのではないかという意見も多く、ドライブバイワイヤ機体制御、電力供給能力の向上及びエンジン停止状態での電子装備運用能力(APU搭載)、電子防護装置、広域データリンクの本格対応(C4I)、モジュール装甲と複合素材装甲の併用、など機体の設計思想は開発国で異なるが、戦闘機のように要素技術として見た機体構造は第三世代戦車及び改修型との大きな乖離が見られる。
アージュン
第3.5世代(暫定)
K1A1
第3.5+世代(暫定)