一方、沖縄県では様相が異なる。保守・革新の政治勢力が未だに拮抗しているため、沖縄タイムスと琉球新報は民主党や国民新党(現存せず)、政党そうぞうなどを「中道」[12]または「中立」[13]と呼んで区別している。
この他、地方政治では消費者運動を基盤とした東京・生活者ネットワークや、環境保護運動を基盤とした「虹と緑」、「市民オンブズマン」を基盤とした政党(行革110番など)などが結成され、議席を獲得している。みどりの未来・緑の党グリーンズジャパンなど、新左翼から一部保守本流的潮流を取り込み中道主義的路線に移行したグループもある。 中道政治の基準は国ごとに少しずつ違うため一般化することは難しいが、多くの場合、中道主義政党は自由主義、社会自由主義、保守自由主義性向を帯びる。
主な中道政党
カナダ
カナダ自由党
イギリス
自由民主党
スウェーデン
中央党
オランダ
キリスト教民主アピール[14][15]
民主66
フランス
再生 (政党)
共和国前進
民主運動
急進運動
ドイツ
自由民主党[16][17]
スペイン
シウダダノス[18][19][20]
韓国
共に民主党[21][22][23][24][25]
国民の党
民生党
日本
公明党[26][27][28]
国民民主党 (日本 2020)[29]
立憲民主党 (日本 2020)[30][31][32]
中華民国(台湾)
台湾民衆党[33]
イスラエル
青と白
「中道」とされる主なマスコミ
日本 - 日本経済新聞[34]、毎日新聞[35]
韓国 - 韓国日報、京郷新聞[36]
フランス - ル・パリジャン
イギリス - エコノミスト[37]、ロイター[38]、Sky News[39]、インデペンデント[40]
アメリカ合衆国 - USAトゥデイ
脚注[脚注の使い方]
出典^ 大辞泉 第三版
^ ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 コトバンク. 2018年8月29日閲覧。