中田裕二
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メンバーはオリジナルメンバーの中田、小寺良太(Dr)に加え、2011年以降の中田のソロ活動を支えてきた奥野真哉(Key)、隅倉弘至(Ba)、カトウタロウ(Gt)。7月15日JOIN ALIVE 2023の出演を皮切りに8月11日にはバンド結成の地・仙台にて”伊達男頂上決戦”と題し同期バンドTHE YOUTHとのツーマン、デビュー記念日である8月27日には東京・昭和女子大学人見記念講堂にて”真夏の宵の夢”と題したワンマンライブを行った。この日のアンコールでは2011年のバンド解散と共に引退を表明したオリジナルメンバーの永田貴樹(Ba)がサプライズ出演。バンド結成時と同じく作務衣に身を包んだ3人でデビュー作『椿屋四重奏』のオープニングナンバーである「群青」と同アルバム収録の「かたはらに」を披露した。当初北海道、宮城、東京での3公演のみが発表されていたが宮城と東京のチケットに予定枚数を大きく上回る申し込みが殺到し、両公演は即日完売。この状況を受け、9月4日にGORILLA HALL OSAKAにて”続・真夏の宵の夢”と題した追加公演をワンマンライブにて開催した[24][25][26]

2023年7月から開催された「椿屋四重奏二十周年」名義でのライブ活動が『椿屋四重奏二十周年スペシャルプログラム』と題した特別番組でスペースシャワーTVにて9月28日に150分にわたって放送された。特番は8月27日に東京・昭和女子大学人見記念講堂で行われたワンマン”真夏の宵の夢”の模様に加えこの番組のために用意された特別映像で構成されていた[27]

人物・エピソード

生活の中に作曲時間が組み込まれているため日常的にギターや鍵盤を弾きながら作曲しており、曲のフレーズはおのずと浮かぶという
[28]

作曲スイッチが入ると1週間で毎日1曲ずつデモが出来るときもあり、詞と曲はほぼ同時に出来上がることが多いと語っている[29]


中田自身が影響を受けたアーティストにCHAGE and ASKA安全地帯THE YELLOW MONKEYORIGINAL LOVEを挙げている。幼少期に『ものまね王座決定戦』でCHAGE and ASKAの物真似をする栗田貫一を見たことで歌の存在を知ったとインタビューで述べている[30][31]

小学生から中学生にかけてラジオ番組で様々な音楽を知り、特に中学生の頃に聴いていたラジオ番組で主に影響を受けたアーティストの他にも洋楽やフォーク、江利チエミなどの昭和歌謡も覚えその時期に聴いていたものに自身の好きなものが詰まっているという[32]


中学1年生のクリスマスプレゼントにギターを買ってもらったことが自身の音楽家としての原点となる[29]。ギターを手にして1週間ほどで3コード(C、G、Am)を覚えすぐにオリジナルを1曲作り、そこから作詞作曲を始めたとテレビ番組で語っている[31]。当時はデモテープを制作したり友人宅でライブを行っていた。コンテストにも出場し、中学3年生の終りに音楽の世界でやっていくことを決めたという[33]

椿屋四重奏ベーシストだった永田貴樹は熊本市立京陵中学校時代の同級生である。永田によると、中学校時代から「本当にプロになってやっていく」と語っていたといい、卒業アルバムにも「ロック・スターになる」と書いていたとテレビ番組で語っている[34]

自身が18歳だった頃は日本のことを考えていたと、2011年11月6日放送の「スペシャエリア」でのゲスト出演時に発言しており、TPPには反対であるという意見を同番組内や自身のブログで述べている[35]

椿屋四重奏時代の2005年に、映画『誰が心にも龍は眠る』に出演し、主人公の幼馴染役であるユキオを演じている。同作品には主題歌として、バンドの楽曲である「紫陽花」が使われていた[36]


椿屋四重奏時代は、ほぼ全ての楽曲で作詞・作曲・編曲を担当しており(「いばらのみち」の作詞のみ松井五郎との共作[37])、作品作りの作業はほとんど一人でやっていたという。この事について本人は「性格的にというか、元々ひとりで何でもやらないと気が済まない所があって」と語っている[38]

椿屋四重奏の結成時が3人編成だった理由の1つに「(自分のギターの技量が)ちょっと上手かったから、あの歳にしては」ということを、メジャーデビュー当時に鹿野淳との対談で本人が語っている。3人体制で発表されたCD音源では、リードギターを含めたギターの部分を彼が弾いている[34]

ジャズのテンションコードやオープン・チューニングを絡めたボイシング、複雑なコード進行を多用するなどのギタースキルは全て耳で拾った独学だとラジオ番組で語っている[29]

ORIGINAL LOVE田島貴男は「いつか熊本で一緒にライブをした時、彼のギターの腕前に度肝を抜かれた。」と中田のソロ10周年記念BOOKに寄せたメッセージ内で述べている[39]2015年11月22日に開催された『田島貴男 ひとりソウル・ツアー 2015』で中田がオープニングアクトを務め[40]2021年5月29日に開催されたラジオパーソナリティ中村貴子主催の『貴ちゃんナイトvol.13』では田島とのツーマンでライブを行った[41]
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