中川翔子
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出生名は中川 しようこ[1][注 1][2]、2023年4月の結婚を機に同年11月より本名を芸名と同じ翔子(しょうこ)へ改名した[11]後述。結婚後の姓は非公表)。所属事務所はワタナベエンターテインメント。所属レーベルはSony Records

「しょこたん」の愛称で知られ、2004年11月に開始したブログ「しょこたん☆ぶろぐ」で人気を博し、2006年に歌手デビュー。インターネット文化オタク的趣味が一般的でなかった2000年代中盤から、マスメディアで頻繁に2ちゃんねる用語の亜種(しょこたん語)を使用し、漫画特撮カンフーオタクとしての側面を全面に出して活動している。「アキバ系タレントの先駆け」とくくられることがあるが、本人は「レトロ、サブカル、特撮」を対象とする中野ブロードウェイ型のオタクであって、「最先端文化や萌えアニメ」に代表されるアキバ系とは「派閥が違う」としている[12]
略歴

東京都中野区出身。中野区立桃園第三小学校(現・中野区立桃花小学校)卒、東京文化中学校(現・新渡戸文化中学校)卒、大原高等学院(現・大原学園高等学校)通信科卒。幼児の頃から、芸能事務所「セントラル子供タレント」に所属し、「中川薔子(なかがわ しょうこ)」の芸名で子役として活動開始[13]

2001年、ポポロガールオーディションでグランプリを受賞。同年、誕生日記念に母・桂子の提案でジャッキー・チェンが経営する香港のレストランを訪ねた際に、チェンと遭遇し感激して泣いているとチェンが「大丈夫?」と声を掛けたことをきっかけにジャッキー・チェン事務所日本支部に所属することとなる[14][15]

2002年にはミス週刊少年マガジン2002に選ばれるも[16]、同年にジャッキー・チェン日本支部が閉じられることになり、香港まで契約解除の書類を書きに行くこととなる[14][15]。その後、11月頃にワタナベエンターテインメントへ移籍。中川曰く、「この時期は仕事がなくてクビになりかけた」というほど不遇だったという[17]。2004年11月7日、『特捜戦隊デカレンジャー』の第38話に「ファルファ星人ヤーコ」役で出演。

2004年11月より公式ブログしょこたん☆ぶろぐ』を開始。2005年3月、『考えるヒト』(フジテレビ系)にゲストパネラーとして出演。同年5月から、同番組をマイナーチェンジした『考えるヒトコマ』ではレギュラーとして出演。また、同じく5月から1年弱にわたって、TBS系『王様のブランチ』にレギュラー出演する。9月には『しょこたん☆ぶろぐ』の内容をまとめた同名の書籍『しょこたん☆ぶろぐ』をゴマブックスより刊行。2006年、ファンクラブ「ギザぴんく!」を発足。同年7月、1stシングル「Brilliant Dream」(ソニー・ミュージックレコーズ)でアーティストデビュー。

2007年6月、3rdシングル「空色デイズ」をリリース。オリコン週間シングルチャートで初登場3位を記録し、累計約7万枚。デビューシングルから3作連続で売上が上昇。10月20日には、渋谷C.C.Lemonホールで自身初のソロライブ「貪欲☆まつり」を開催。チケットは25秒で完売した。大晦日には、『第58回NHK紅白歌合戦』(NHK)に初出場し、「空色デイズ」を披露した。日本における2大検索サイトYahoo! JAPANおよびGoogleにおいて、2007年度の検索ランキング・著名人部門で1位となる。2008年5月から全国5都市6会場で全10公演(追加公演を含む)の、自身初の全国ツアーを行った[注 3]。また、8月より初の作品展「続く世界」を開催。

2009年、ファッションブランド「mmts」を立ち上げる。同年8月1日に、香港でのアニメイベント「香港動漫節2009」に出演し、初の香港ライブを行う。8月25日には、『バラエティーニュース キミハ・ブレイク 飛び出せ!科学くんSP』(TBSテレビ)の企画で、海洋研究開発機構所有の有人潜水調査船「しんかい6500」に搭乗し、岩手県三陸沖日本海溝の海底(水深5,351メートル)への着底に成功した。また、深海生物の観察と捕獲のミッションを遂行した。芸能人の「しんかい」への搭乗は緒形拳[18]以来2人目。10月24日に、初の日本武道館ワンマンライブ「中川翔子 超貪欲☆まつり IN 日本武道館」を開催。チケットは即完売した。

2010年3月3日発売の少女漫画雑誌『なかよし』2010年4月号で、原明日美作画による「中川翔子物語?空色デイズ?」の連載が開始される。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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