3年次の2016年2月には2017年夏季ユニバーシアードに向けた日本代表候補に選出された[7]。筋トレと一日8食で体重を10キロ増やした[8]。
4年次、リーグ戦では、主戦のポイントガード伊藤達哉の怪我で、本来シューティングガードの中山がポイントガードの役割も担った[9]。インカレでは決勝戦で筑波大学に敗れ準優勝に終わったものの、中山は大会通算21個のアシストを決め、アシスト王のタイトルと優秀選手賞を獲得した[10][11]。2017年1月のオールジャパンでは3回戦で前回優勝のシーホース三河と対戦し、敗れたものの中山は11得点を挙げた[12]。 1月12日、B1の秋田ノーザンハピネッツと、大学在学中でも契約できる「特別指定選手」制度によって選手契約を結ぶ[1]。背番号は17を着けた。2017-18シーズンは、体格を大きくした上に主力として活躍、B2スティール王を獲得した。スティールの極意は、相手をよく観察することと、後にNHK番組で述べた。 2018-19シーズンは、「大学からディフェンス主体のバスケをやってきたので、ペップ式は合っている。もっと積極的にディフェンスを仕掛けていったり、リバウンドにも絡んで数字でも残していきたい。」とテレビインタビューで、開幕前の決意を述べる[13]。12月23日の千葉ジェッツ戦では11得点14リバウンド10アシストを挙げ、日本人選手としては宇都直輝(富山グラウジーズ)以来2人目となる“トリプルダブル”を成し遂げ、12月の「Player of the Month」を受賞した[14]。 略称説明 シーズンチームGPGSMPGFG%3P%FT%RPGAPGSPGBPGTOPPG シーズンチームGPGSMPGFG%3P%FT%RPGAPGSPGBPGPPG
プロ選手として
個人成績
GP出場試合数 GS 先発出場試合数 MPG 平均出場時間
FG% フィールドゴール成功率 3P% スリーポイント成功率 FT% フリースロー成功率
RPG 平均リバウンド数 APG 平均アシスト数 SPG 平均スティール数
BPG 平均ブロック数 TO 平均ターンオーバー数 PPG 平均得点
太字 キャリアハイ * リーグリーダー † 優勝シーズン
2016-17秋田22516.545.940.766.72.01.20.90.10.84.7
2017-18秋田56442445.731.759.44.33.82.10.11.48.5
2018-19秋田
プレイオフ
2017-18秋田5320.37.265.250.5005.43.41.404.4
参考資料^ a b c d 『【新入団】選手契約合意のお知らせ
^ “https://twitter.com/pacers_izumi
^ “NHKスポーツ”. NHKスポーツ. 2023年2月5日閲覧。
^ “ ⇒【2013新人戦】6/16 決勝 東海大VS青山学院大”. BOFweblog. Basketball of Japan (2013年6月16日). 2017年1月13日閲覧。
^ “ ⇒【2014新人戦】最終結果”. BOFweblog. Basketball of Japan (2014年6月22日). 2017年1月13日閲覧。
^ 『 ⇒平成26年度男子ユニバーシアード日本代表チーム 第1次強化合宿開催のお知らせ』(プレスリリース)日本バスケットボール協会、2015年2月5日。 ⇒http://www.japanbasketball.jp/release/9456。2017年1月13日閲覧。
^ 『 ⇒平成28年度男子ユニバーシアード日本代表チーム 日本代表候補選手発表』(プレスリリース)日本バスケットボール協会、2016年2月24日。 ⇒http://www.japanbasketball.jp/japan/20175。2017年1月13日閲覧。
^ NHK 中山選手を解剖!パーソナルファイル 後編
^ 松原貴実 (2016年11月1日). “ ⇒4連覇は成らずもチームとして成長できたリーグ戦(東海大学4年 #13 中山拓哉)”. バスケットボールスピリッツ. アートグラフィック新潟. 2017年1月13日閲覧。
^ “秋田が東海大学4年中山と選手契約「ハツラツとしたプレーで貢献したい」”. バスケットボールキング. フロムワン (2017年1月13日). 2017年1月13日閲覧。
^ 全日本大学バスケットボール連盟