中国国際放送
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毎時00分からのニュースはこれまでの10分から5分に縮小し、時事解説・中国リポートは廃止(実質的には19時、22時のそれぞれ15分目から放送される「チャイナエクスプレス」のコーナーがその後継になる)。そのあとに中国語講座(10分)[注釈 1]を編成し、その後の残り時間は日時ごとに異なるテーマの内容を放送するようになった。主なものとして、「中日交流カフェ」(お便りの紹介)、「中日コミュ」(日本語を勉強している中国人の論文紹介)、「中国の旅」、その他インタビューや時事・季節の話題、エンターテインメント情報などで構成されている。

その後、リスナーから「ニュースの時間を増やしてほしい」などの要望があったことなどを踏まえ、2014年1月7日からニュース枠を10分に拡大[注釈 2]し、「ハイウェイ北京」もこれまでの3時間から2時間に縮小(日本時間19-20時台が初回、以後翌朝を含め2回ずつ再放送)。更に日本時間21・24時台は前日の番組の一部を再放送、また週末(こちらは従来と同じ1時間もので、2時間目以後は再放送)は新番組「中国ミュージックマガジン」(土曜日)と、過去に放送したミニ番組のアンコール放送などを行うなどの見直した。
各曜日・時間ごとのテーマ(2014年1月以後)

時間/曜日月曜火曜水曜木曜金曜土曜日曜
1時間目
(A枠)チャイナエクスプレス
(ニュース解説・トピックス)チャイナエクスプレス
(ニュース解説・トピックス)中国の旅アンコールアワーアンコールアワー
スペシャルバスケット
中国の昔ばなしこの町・この人
漢詩歳時記小茶館
2時間目
(B枠)ライフマガジン
(中国経済)CRIインタビュー中日交流カフェ中日コミュ中国の旅プラス(土・日のB・C枠はA枠の番組の再放送)
3時間目
(C枠)(原則として前日のA枠で放送した番組の再放送)
※21時・24時開始分のみ。日によって前日B枠の再放送になる場合もある

年末年始と中国の旧正月前後は、日本の「紅白歌合戦」を模した「紅白歌くらべ・知恵くらべ」を放送する。日本語放送の担当者らがカラオケやかくし芸を披露してクイズ大会を催し、聴取者はメールや郵便などで投票する。2014年度からカラオケ大会に特化した「紅白歌くらべ」となり、日本語放送担当者に加えて、中国在住日本人や日本在住中国人など一般リスナーから参加者を募る。500人以上の応募者から書類とテープを審査して50組に絞り、インターネットで聴取者投票し、12月8日に収録した元日放送の本選に10組が出場する[2]。今大会は中国国際放送に加えて、衛星放送の寧夏チャンネル、インターネットテレビ新華網人民網他で映像番組として配信し、在中国日本大使館、中国日本商会など日中の交流各機関、シャープテルモの現地法人などから協賛と後援を得た[3]
放送時間と周波数[ソースを編集]

※下記、周波数は2022年10月30日から実施[4]

放送時間放送枠周波数送信局周波数送信局周波数送信局
19:00-20:00A7325金華 8319440西安 594
20:00-21:00B1044常州 62373257260
21:00-22:00C104473257260
22:00-23:00A10447325西安 5947410金華 831
23:00-24:00B104473557410
00:00-01:00C10447220金華 8315980西安 594
07:00-08:00A5985西安 5947430金華 831
08:00-09:00B97209695


放送時間は日本標準時 (JST)

記号は放送枠のゾーンを示す。C枠のみ翌朝(火 - 土曜日早朝)の再放送はなし。土曜・日曜は翌朝の再放送を含めA枠のみを繰り返し放送。

周波数はkHz

短波の送信出力は500kW、中波の送信出力は600kWである。

送信所[ソースを編集]

常州局:.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯31度42分36秒 東経120度06分45秒 / 北緯31.71000度 東経120.11250度 / 31.71000; 120.11250

西安局:北緯34度12分00秒 東経108度54分00秒 / 北緯34.20000度 東経108.90000度 / 34.20000; 108.90000

金華局:北緯28度07分00秒 東経119度39分00秒 / 北緯28.11667度 東経119.65000度 / 28.11667; 119.65000

アナウンサー[ソースを編集]

日本語放送には、日本人業務経験者が外国専家と呼ばれる「雇われ外国人専門家」として国家公務員に準じて雇われる。

 一年に一度、日本への帰国用無料航空券が用意される他(複数年雇用の場合)、放送局近くに用意された専用マンションに住宅が与えられる(自費だが市場価格より安価)。番組作成は、アナウンサー自ら企画報道できるため、日本国内で主にラジオ放送アナウンサーを経験していた人が移籍するケースが多い。
2018年9月現在の出演者[ソースを編集]

月曜 劉叡琳

火曜 王小燕、斉鵬

水曜 謝東/劉非

木曜 劉叡/孟群

金曜 任春生

土曜&日曜 ハイウエイ北京・週末編

中国人物辞典(斉鵬)

チャイナメロディー(黄競)

新・中国昔話(白昊)

※土曜の残り時間・日曜「アンコール」はコーナーごとに異なる。その他の日本語スタッフ(翻訳、報道要員、裏方など)は ⇒日本語部スタッフ紹介参照
備考[ソースを編集]

それぞれの放送開始から56分ごろから次の00分まではインターバル・シグナル(IS)の音楽が流れる(一部の周波数は、57分ごろに停波する。それまでは00:26の放送終了時に終了アナウンスが放送されていたが現在はそれがなく、それに代えて日本語放送のお便り・受信報告の宛先と、日本語ホームページURL・メールアドレスを紹介している)。

1044kHzは中波の為、短波ラジオを所有していなくても、市販されている多くのラジオで聴取は可能である。

古くからインターバルシグナルとして使われてきた東方紅のメロディーは、2013年5月現在使われていない。

日本語放送は、CRIホームページ(下記「外部リンク」)から、オンデマンド放送ポッドキャスト(一部)でも聴くことができる。

2019年4月現在、当局の番組の一部をコーナー化し再構成した番組「中国直行便」が茨城放送(平日5:00 - 5:55[注釈 3]、2019年12月まで)や一部コミュニティFM局で放送されている。以前はBSデジタル放送BSラジオNIKKEIの300chで、「中国の話題」のタイトルで一部の番組が放送されていた(放送時間:月曜日午後8:10?8:25、火?金午後8:10?8:40、1週間分の再放送が日曜日午後1:50?4:05)。

中波1044kHzは名古屋CBCラジオと周波数(1053kHz)が近いため、混信が起こる。その為、CBCラジオのサービスエリアにあたる地域(愛知岐阜三重の各県および周辺地域)では受信困難、または非常に受信しにくい。

ニュースコーナーでは朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を「朝鮮」、大韓民国を「韓国」と呼称している。なお中韓国交正常化以前は韓国を「南朝鮮」と呼称していた。

脚注[ソースを編集][脚注の使い方]
注釈[ソースを編集]^ 月曜・木曜「北京ワクワク」、火曜・金曜・日曜「毎日中国語」(NHKラジオ第2放送の「まいにち中国語」とは別)、水曜・土曜「たのしい中国語」
^ 1月6日までは新春特番「CRIからのハッピーニューイヤー」(紅白歌くらべ含む)を放送したため暫定で5分。同1月11・12日からは後半5分は「ニュース1週間」として、土曜は中国国内、日曜は国際ニュースの総括を放送
^ radiko番組表上では「クローズアップ中国」のタイトルとしている

出典[ソースを編集]^ “ ⇒中国ニュース”. 中国国際放送. 2020年12月28日閲覧。
^「第37回CRI紅白歌比べ」投票開始(中国国際放送)
^第37回紅白歌くらべ出場者決まる・ ⇒「第37回CRI紅白歌比べ」について
^番組表と周波数_中国国際放送局、2020年4月19日閲覧。

関連項目[ソースを編集]

北京メディアセンター

中央人民広播電台

中国中央電視台


星和明 - 北海道恵庭市出身のアナウンサー。2015年入局。

朝倉浩之奈良県奈良市出身のアナウンサー。2005年入局。

外部リンク[ソースを編集]

中国国際放送局 - 公式サイト(日本語)

CRI日本語 (japanese.cri) - Facebook

CRI日本語 - Twitter

CRI日本語 - Youtube

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