中古漢語
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注釈^ 中古中国語はウィリアム・バクスターによる表記法による。ここでは「-X」は上声、「-H」は去声を表す。
^ 通常、中古音の再構は、アスタリスク(言語学において、実証のない形あるいは仮説的再構を示すのに使われる記号)を付けずに示されるのに対し、上古音はほとんどの場合アスタリスク付きで示される[37]
^ これが歯音だったか歯茎音だったかは明らかでない。現代中国語方言の大半では歯茎音である[44]
^ カールグレンはこれを硬口蓋音として再構したが、現在の大半の学者はそり舌音と考えている[45]
^ [?]は『切韻』で俟と?の2文字のみで現れ、『広韻』では[??]と合流している。[?]が再構されている研究は少なく、標準的な中国語名称もない[46]
^ 歯擦音におけるそり舌音と硬口蓋音は韻図では同一のグループに入れられている。陳?は1842年、これが『切韻』では区別されていることを初めて明らかにした[47]
^ a b 禪と船は韻図では逆転した位置に置かれている。これは当時これらが混同されていたからだと考えられる[48]
^ a b 韻図では、[?](云) の硬口蓋異音は[j](以)と共に咽喉音の同一の声母?とされている。しかし『切韻』の体系では、[j]は硬口蓋音と関連性がある[49]
^ 摩擦音の調音位置は明らかではなく、現代方言でも様々に異なる[50]
^ この声母は後期中古音の段階では非と区別できなかったかもしれないが、『切韻』で異なる声母として書かれており、その起源を記録するために保持された[56]。[f]と[f?]の区別がある言語は珍しいかもしれないが、早期の段階では破擦音の[pf]と[pf?]として区別されたかもしれない[57]
^ この声母は北方方言(官話)では[w]、一部の南部方言では[v]または[m]になっている[58]
^ この声母は敦煌の文書に含まれる30声母に含まれておらず、後に[n]と合流した[56]
^ この声母は敦煌の文書に含まれる30声母に含まれておらず、おそらくその時点では禪[??]と音素として区別されていなかった[59]
^ この声母は前期中古音の硬口蓋鼻音に由来する[60]。北部方言ではこれは[?](または[?])に変化し、南部方言では[j]、[z]、[?]、[n]となっている[61]
^ 「直」は、水平とも、一定の勾配で上昇するとも意味しうる[70]

出典^ 「中国語学概論 改訂版」p14 王占華・一木達彦・苞山武義編著 駿河台出版社 2004年4月10日初版発行
^ Norman (1988), pp. 24?41.
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^ Norman (1988), p. 25.
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^ Pulleyblank (1984), p. 136.
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^ Baxter (1992), p. 43.
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^ a b Norman (1988), p. 34?37.
^ Miller (1967), p. 336.
^ Pulleyblank (1984), p. 147.
^ Malmqvist (2010), p. 300.
^ Pulleyblank (1984), p. 163.
^ a b Stimson (1976), p. 1.
^ Norman (1988), pp. 32, 34.
^ Ramsey (1987), pp. 126?131.
^ Norman (1988), pp. 34?39.
^ a b Norman (1988), p. 39.

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