物流や資本動向を指標とする広域圏。範囲は確定されておらず、概ね以下の地域と言われている。
愛知県全域
岐阜県は白川村と飛騨市内の旧神岡町・旧宮川村・旧河合村を除く地域
三重県は伊賀市・名張市・熊野市・御浜町・紀宝町を除く地域
静岡県は湖西市・浜松市内の浜名湖周辺と旧佐久間町と旧水窪町
長野県は木曽郡全域と下伊那郡の南西部
福井県は大野市内の旧和泉村
三重県の名張市と伊賀市の南部は、近鉄大阪線による大阪府・奈良県への通勤・通学圏であり関西圏に含まれる。
名張市・伊賀市ともケーブルテレビによって、名古屋と大阪の両方のテレビ局[10]が配信されているが、住民の殆どは大阪のテレビ局を好んで視聴する傾向がある。これは熊野市と南牟婁郡の御浜町と紀宝町も同様である。
伊賀市の北部は距離的に名古屋市よりも京都市の方が近く、柘植駅周辺などはJR草津線で京都市と滋賀県甲賀市・草津市・大津市への通勤・通学圏となっているが、名阪国道の利便性を受け森精機をはじめとした工場立地も集中しているため中京圏と関西圏の両方に含む場合がある。
さらに滋賀県の米原市も中京圏と関西圏の両方に含む場合があり(米原ステーションタウン
などの例がある)。名古屋市の経済界や企業では「中部経済圏」(愛知県、岐阜県、三重県、静岡県の一部)という語を使う場合が多い。名古屋駅を中心に半径40kmの地域を指す。首都交通圏、京阪神交通圏と合わせた三大都市交通圏の一つで、国土交通省関連の統計に多く利用される。
中京広域圏
地上波による放送の広域放送圏の一つで、愛知県、岐阜県、三重県の区域を指す。この範囲は東海3県とも呼ばれ、該当エリアの放送局では「東海地方」と呼ばれる。当地の日本テレビ系列局は「中京テレビ」であるが、同局でも3県を「東海地方」と呼んでいる。 国土地理院をはじめとする官公庁や一般でも時に利用される用語であるが、明確・厳密な区域区分の定義はない用語である。東海地方に比べると使用頻度は少ない。地元で呼ばれることはほぼ無い。 濃尾平野を中心に名古屋都市圏が広がり、更に太平洋岸の中小規模な平野に都市が連なる。 地質的には北部及び中部が西南日本内帯
中京地方
名古屋市(政令市・県都)
豊田市(中核市)
岐阜市(中核市・県都)
岡崎市(中核市)
一宮市(中核市)
豊橋市(中核市)
春日井市(特例市)
四日市市(特例市)
津市(県都)
地域伊勢湾へ注ぐ揖斐川(左)と木曽川(右)
地理