中井正広のブラックバラエティ
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収録方式はほぼ撮って出しになっており、1企画に2?3週分収録×2本撮りと1回でおおよそ4?6週分の取れ高ができてしまう。そのため収録間隔が月に1回、2か月に1回となることも多い。特にロケ企画では6週?9週に渡り放送するため、そのあとの収録では中井が「スタジオに来るのが久しぶり」とコメントすることが多い。2010年の放送は51回に対し、収録はわずか10回(おおよそ1回につき5本撮り)であった。ちなみに中井曰くかなりの低コスト番組のため日テレ内で賞をもらったとのこと。
件(くだり)
時折企画の途中で脱線し、出演者通しで小芝居やいじりが行われることがある。これらを番組では「○○の件(くだり)」と呼んでいる。最初に命名したのは石原。途中で突発的に行われることもあれば、企画通しての方向性を決めることもある。また、これらの件のせいで企画が前に進まないことも多い(たまに中井は収録回数を減らそうと1つの件にできる限り時間をかけることがあるが、編集で5分程度にまとめられることが多い)。
BGM
BGMには、ブラックワイドショーからの流れで各種「律動体操」「テコンドー体操」など、北朝鮮にて作成された楽曲などを使用していたが、後に主にJ-POP(特に懐かしの歌)・ロボットアニメ(「ゲッターロボ!」など)・特撮(「ミラーマンの唄」「ウルトラセブンの歌」など)などの主題歌を流すようになった。また、回によってはMAXBOOWYといった特定グループや特定ソロミュージシャンの曲ばかり使うこともある。また、ナレーターによる短い解説が行われる時に、藤井一子の「チェック・ポイント」(1986年7月25日発売、来生えつこ作詞、筒美京平作曲、新川博編曲)が流れる。冒頭のダイジェストでは、ブラックにちなんでかローリング・ストーンズの「黒くぬれ!」を長年使用している。
キャラクター
番組初期はカバンレポーターの「タンジェントくん」とものしり主婦の「かずえ」が実質的な進行を務めていたが、著作権問題により軍手レポーターの「クレッシェンドくん」とものしり姉さん女房の「ゆかりん」に交代している。番組内で紹介・作られたキャラクターもレギュラーになることが多く、「人面石くん」やちくわの「チックル」、カマボコの「カマピー」などが出演している。
節目の放送回とその日の学習テーマ


第001回 2004年7月18日 「たれびん」

第100回 2006年7月23日 「蕨・駒込どっちのPR大使が大事? 前半 & バチンコファイトクラブ」

第200回 2008年8月03日 「BUMON式オリンピックあれやこれや編 其の弐 & ピーッ駅員・オリヌ・ピッグ」

第300回 2010年8月01日 「浩二さんvs具志堅さん 夢のゲーム対決 其の参」

第400回 2012年7月22日 「打倒ジャイアンツ! 前へ前へ大運動会 其の弐」

その他
2010年4月11日放送分では番組の最後に本番組にも度々出演し4月7日に急死した木村拓也の本番組出演時の場面をバックに木村を追悼した。公式サイトでは過去の学習テーマが見られるが2009年8月9日放送分が「第弐百四拾六五回」となっているため実際の放送回数と合わなくなっている(それ以後はちゃんと元に戻っている)。
なぜ「中井正広」なのか

番組タイトルの表記は「中居正広」ではなく「中井正広」である。これにはわざと「中井」と表記することで、他番組とは違う中居正広を見てほしいという意味が込められている。番組開始最初のトークはこの「“い”が違う」ことに関してのツッコミだった。

番組開始当初は番組内の表記は全て「中井」だったが、しばらく経つと出演者クレジットとセリフの吹き出しだけは「中居」となった。しかし、東新橋ブラックシャーク団一派(下記参照)からは未だに「中井さん」と呼ばれ続けている。その度に中居が「“い”が違う」とツッコみ、テロップで「まぁまぁ」となだめたり、「そうだっけ?」としらばっくれるのがオープニングの恒例となっていた。後にこの場面が少なくなったこともあり、基本的には触れなくなった。

フジテレビ系列『笑っていいとも2005 春の祭典SP』では上野樹里が「中井さん」と答えをボードに書き「『ブラックバラエティ』かよ」と中居が突っ込み、2009年1月5日放送の同じくフジテレビ系列『中居正広の(生)スーパードラマフェスティバル』内「インスタント30秒劇場」(各チームの代表者1名が「ooでooがooした」などの出題されたキーワードをヘッドホンをしたまま他メンバーによる30秒の演技を見て、キーワードを当てる企画)で『ヴォイス?命なき者の声?』チームの瑛太が「中居正広がカラオケエド・はるみとデュエットした」が正解なところを「中井さんがカラオケでグー(エド・はるみの持ちギャグ)をした」と表記解答(誤表記)し不正解となった。直後、中居のジャニーズ事務所の後輩で「30秒劇場」で中居役を演じた生田斗真が瑛太に「いが違うよ」と指摘し、中居が瑛太に「ずっと『ブラックバラエティ』やってるわけじゃないから」となだめていた。
出演者

名目上はMCおよびゲストを「西湘ホワイトメイツ」、キャラクター・スタッフを「東新橋ブラックシャーク団」と呼ぶが、番組内ではほど言及されなかった(公式サイトでは出演者・キャラクターをこの名で分けていた)。ほとんどのゲストは1回の収録(2本撮りなので2企画)にしか出演しない。中にはほぼ毎週出演するゲストもいれば、不定期に継続的に出演するゲストもいた。なお、東新橋ブラックシャーク団の東新橋とは当番組の制作局である日本テレビの本社の住所である東京都港区東新橋一丁目(通称・汐留)を指す(ただし、収録は千代田区二番町日本テレビ麹町スタジオで主に行われる)。また、「西湘」はMCである中居の出身地である藤沢市周辺を差す。

中居を始めとして一部出演者は番組内で発生した呼び名(竹山の「さいとう」や嶋の「イベ兄」など)や、番組側がわざと間違えた呼称で表記される。極端な例ではますだおかだ増田英彦は「まえだしまだの吉田さん」、岡田圭右は「ストップたかださん」に改変された。

所属ユニットは全て放送当時のものである。
西湘ホワイトメイツ
MC

中居正広SMAP)(この番組では中井正広名義)
番組のメインMCだが、進行は基本的に中島が担当するため番組内ではゲストと雑談したり、やる気がなかったり、幼少期の話をしたりと他の番組では滅多に見られない行動をしていた。また、「米に合うおかず」で、幼少期に父の給料日前にはおかずが無かったが、成長期であり兄弟も男だけであり食べ盛りだったために、兄が米に水道水をかけて食べたのを真似して食べていたという『水かけご飯』を披露し、共演者を驚かせた。他にも、ガス代や水道代を浮かすために父と一緒に冷水のシャワーに寒い時期でも入っており、父が寒がりながら「ヒロちゃん!ヒロちゃん!」と呼んでいたことを笑顔で話していた。野球選手のモノマネが得意。「野球選手クイズ」では抜群の正解率を誇る。番組内で地元の高校の先輩である嶋とよくつるんでいた。嶋・鈴木・若槻と共に「4兄弟」と一括りにされる(次男・2番目)。
進行

中島知子オセロ
番組内では「知ちゃん」と呼ばれる。初回より中居とともに進行を行うが、体調不良により2011年5月8日放送分より休養。復帰することなく2012年2月上旬に降板となった[3]。基本的には敬語で、暴走する中居や共演者のストッパー的な存在だが、時々自分も暴走していた。かずえに暴露された高校時代の写真がVTRや企画に登場し、その度にネタにされていた。中居や石原たちとの旅行では昼寝中に全員寝たらテレビ的につまらないため、じゃんけんで負けて1人で起きている羽目になるが、暇なため折り紙をしながら特技の詩吟を歌っていたために他のメンバーに怒られた。オセロ名義で歌った「おやすみ」が番組内でしょっちゅう使われ、歌わされるのを拒否し続けていたが企画内で遂に歌うハメになった。

松本志のぶ(2011年5月8日?5月29日、10月2日?16日放送分)

菅谷大介(2011年6月26日、9月11日放送分)

森麻季[注 3](2011年8月7日?9月4日、2012年1月29日、2月5日放送分)

佐藤良子(2012年2月26日、3月11日放送分)

上重聡(2012年3月25日?4月1日、6月10日?24日、7月15日? 放送分)

辺見えみり(2012年4月15日放送分)

嗣永桃子Berryz工房)(2012年6月10日?24日放送分)

藤井恒久(2013年2月10日?17日、3月10日?17日放送分)

準レギュラー

上記の通り確固とした準レギュラーの定義や認定などはないが、ここでは多くの企画で出演した人物とする。

勝俣州和
中居に対してよく『BANG! BANG! バカンス!』を歌っていた。中居が大食いしてお腹が出てきた際に勝俣が歌い出すと、中居がそれに乗って歌いながら自らの腹を露出して叩く[注 4]ため、中島に「(歌を)ふらんといて!」と怒られていた。その際に中居の腹にはモザイクがかけられていた。テロップで「短パン」「半ズボン」と呼ばれることがある。「前向きな人がいい」という要望から嶺鶯PR大使を務め[注 5]、番組内で積極的な売り込み策を多数発表した。幼少期になめ茸の空き瓶や梅干しの空き容器にご飯を入れて食べていたことを明かし、黒ワザご飯ベースボールのコーチに任命される。両手を大きく広げながら「広がってくのよ」と言ったため、中居によく真似されていた。

伊集院光
食べ物系の企画によく参加するが、メタボリック症候群で医師や妻に注意されているため、大食いには参加せずギャル曽根のアシスタントをしていた。本人も「普通逆だよね?」「こういう企画で食べない俺ってつくづくデクノボウもいいとこだな」と番組出演を心配していた。 中島と妻が仲が良いため、中居よりも中島に話しかける方が多かった。


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