2011年、第5回声優アワードにて「助演男優賞」を受賞[13]。 趣味はドライブ[14]。普通自動車運転免許を有する[15]。特技は測量、アーチェリー[3]。『ファイナルファンタジーX』では球技選手であるワッカを演じたが、自身もバレーボールの経験がある。 「犬は忠実だから」との理由で元々犬派だったが、犬の散歩中に子猫を拾い、飼い始めてから猫も溺愛している[17]。 声優としては、多数のアニメ、ゲーム、CDドラマに出演しており、テレビのナレーションにも多数出演している[3]。 剣士や侍など刀を扱うキャラクターを演じる機会が多い。しかし先端恐怖症で刃物が苦手という[18]。役柄については様々なものを演じてみたいと考えており、やったことのない意外な役との出会いを求めている[6]。関西出身だが関西弁のキャラクターを演じることは苦手としている[12]。 スーパー戦隊シリーズでは『特捜戦隊デカレンジャー』『炎神戦隊ゴーオンジャー』『宇宙戦隊キュウレンジャー』にレギュラー出演している[6]。『デカレンジャー』では稲田徹がヒーロー役を演じたことを羨ましく思っており、『キュウレンジャー』でヒーロー役となったことにとても喜びを感じていた[6][12]。 『ONE PIECE』のオーディションに備え原作を読んだ時、「絶対ゾロをやりたい」と思い、実際にゾロ役に決まった。妻はサンジ役を希望していたが、後に中井本人は「サンジは声のイメージ的なものを含めて、自分にはできなかったと思う」と語っている[19]。ちなみに、中井がゾロ役を射止めたオーディションには、ナミ役を担当することになる岡村明美がいた[20]。 ゾロについて中井は、「麦わらの一味の中では、唯一ルフィを立てることを意識している人物」「誰か仕える人がいてこその存在」と評している[21]。また、「かっこいいところと方向音痴なところの両方があってのゾロだけど、5.1対4.9でかっこよさの方が勝っていないとダメ」とも話している[21]。 「ドレスローザ編」で「もっと悪い感じでゾロを演じてほしい」と演出スタッフに指示をされたときは戸惑ったという[21]。中井はこれについて「『敵を前にしたときの不敵な感じを前面に出して』という指示」だったと後に話している[21]。 中井は後に、ナミの過去が明らかになる「アーロンパーク編」での、ナミがルフィに助けを求める場面について「喫茶店でこのエピソードを読んだんですが、滂沱の涙を流したことを覚えています」と語っている[注 1]。また、このエピソードを基にしたテレビスペシャル『ONE PIECE エピソードオブナミ ?航海士の涙と仲間の絆?』(2012年8月25日放送)の公開記者会見では、「ミホークに負けるという挫折を味わったゾロが、『もう二度と負けるものか』という再起の中にいる段階の作品」「ゾロは何度も挫折して、そこから這い上がってきた男。初めての挫折から立ち上がっているゾロの姿を見ると、『こういう気持ちだった』と思い返せます」と語っている[22]。 ゾロ役を演じるようになったことで「中井=剣士」というイメージが確立され、それ以来中井本人は先端恐怖症なのにもかかわらず剣士役のオファーばかりが来るようになった。 太字はメインキャラクター。
人物・特色
ONE PIECE関連のエピソード
出演
テレビアニメ
1995年
空想科学世界ガリバーボーイ(サイ)
ご近所物語(男子生徒)
1996年
キテレツ大百科(警官)
機動新世紀ガンダムX(ウィッツ・スー[23])
ゲゲゲの鬼太郎(第4作)(店員、油すまし、ヤクザC、山しょう、三池、アササボンサン、役場の人B)
地獄先生ぬ?べ?(若い男、男)
逮捕しちゃうぞ(若造、男)
ドラゴンボールGT(兵士B、村人)
美少女戦士セーラームーンセーラースターズ(浅沼一等)
1998年
マスターモスキートン'99(副操縦士)
まもって守護月天!(理科の先生)
ロードス島戦記-英雄騎士伝-[24](レオナー)
遊☆戯☆王(男子生徒)
1999年
人形草紙あやつり左近(北村浩二)
神八剣伝(マロ)
週刊ストーリーランド(犯人)
星方天使エンジェルリンクス(セルジュ)
Bビーダマン爆外伝V(コンビボン)
ポケットモンスター(1999年 - 2001年、モリオ、シンタロー)
ONE PIECE(1999年 - 、ロロノア・ゾロ[25]、クンフージュゴン[26][注 2]、ピエール[注 2][27]、ジゴロウ[注 2][28]、ヤギゴリラゾンビ[注 2]、サルデス[注 2][29]、ドリップ〈偽サンジ〉[注 2][30]、ヌストルテ[注 2][31] 他)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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