2008年11月、主演はアーロン・エッカートに決まったことが報じられた[9]。
翌2009年9月、R&B歌手のニーヨの出演が決まった。(なお彼が音楽やダンスと関係の無い映画に出演するのは本作が初めてのことである[10])。
本作品はリアリティにこだわったので、エッカートとロドリゲスは広範囲の訓練を受けた[7]。エッカートは役づくりのために、出演契約を結んだ直後から3週間のブートキャンプに参加し[7]、肉体的訓練を受け、武器についても学び、他にも多くを得た[7]。エッカートによると、そのキャンプの間に出演者たちの間に絆(きずな)ができたという素晴らしい体験をしたといい、それが本作でも表現されたという[7]。
設定上はロサンゼルスを舞台としているが、2009年9月-2010年10月のあいだに行われた実際の撮影は、大半がルイジアナ州のシュリーブポートやバトンルージュに組まれた特設セットにて行われた[11]。
なお本作には、本物の海兵隊員もエキストラとして参加している[12]。
サウンドトラック詳細は「en:Battle: Los Angeles (soundtrack)」を参照
ブライアン・タイラーが本作の音楽を手掛けた。
予告編では、ヨハン・ヨハンソンの "The Sun's Gone Dim And The Sky's Turned Black" が使われていたが、サウンドトラック盤には未収録である。
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本作の広報活動も兼ねて、カリフォルニアの海兵隊基地を訪問しカメラ撮影されるアーロン・エッカート(および海兵隊員ら)。(2010年2月15日)
本作のPR活動。(2010年7月22日、コミコン 2010にて)
本作のPR用にコミコン2010会場に展示されたヘリコプター
本作のワールドプレミア上映は2011年3月11日にアメリカで行われ、翌日3月12日にはアジアパシフィックのプレミア上映が台湾で行われた。ヨーロッパ地域のプレミア上映は4月14日に行われた。ラテンアメリカ地域での一般公開はアルゼンチンで3月10日に始まった。[13]
日本
日本での本作の宣伝のキャッチコピーは「それでも人類は戦うのか。」「映画史に残る2時間ノンストップの銃撃接近戦!」「戦うしか、選択肢はない。」だった。
(アメリカでワールドプレミア上映が行われた日の)2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震を受け、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントと興行各社は4月1日に予定されていた日本における公開を10月まで延期すると発表し[14][15]、その後2011年9月17日の公開を決めた。
興行成績については、丸の内ピカデリー1他全国333スクリーンで公開され、公開3日間の興行収入は2億4000万円。この時点では、配給元のソニーの期待をやや下回るが、最終興収は10億円程度が見込まれ、洋画不振のなかでは健闘という評価だったが[16]、最終的には、7億5000万円と失速し、予想を下回る興行成績に終わった。