2019年4月26日放送のテレビ朝日系『ミュージックステーション』に出演した槇原は、平成最後となる本番組の放送の最後に本曲を披露した。曲前のトークで司会のタモリが「SMAPにね、作って」とSMAPの楽曲として作詞作曲したことを尋ねると、槇原は「そうですね。SMAPがいたからこそ生まれた曲というか、はい、彼らがいなかったら生まれなかった曲だと思います」と述べた[37]。
その他のアーティストによるカバー
女子十二楽坊 - 2003年7月24日に発売されたアルバム『女子十二楽坊 ?Beautiful Energy?』に収録。二胡等で演奏。
小田和正 - 2003年にTBS系列『クリスマスの約束』で歌唱。
ひまわりキッズ - 2004年2月4日に発売されたコンピレーション・アルバム『想い出がいっぱい ?旅立ちの日に3?』(キング KICS-1063)収録。
ニコラス・テオ(英語版)/張棟?(中国語版) - 2005年に「only one」のタイトルで中国語でカバーした。
SOTTE BOSSE - 2006年2月2日に発売されたアルバム『Essence of life』でカバー。ボサノヴァ・ジャズ風のアレンジ。
マーティ・フリードマン - 2006年6月28日に発売されたアルバム『LOUDSPEAKER』に収録。ギターインストでのカバー。
山本潤子 - 2007年に発売されたアルバム『SONGS』でカバー。
南かなこ - 2008年1月23日に発売されたアルバム『かなこの2枚目のアルバム』に収録。
クリス・マーティン - 2008年にサマーソニック08の大阪・東京両公演にコールドプレイの一員として出演中、ピアノひとつで歌った[38][39]。
布施明 - 2008年9月10日に発売されたアルバム『Ballade』に収録。
サザンオールスターズ - 2018年のアクト・アゲインスト・エイズイベント『平成三十年度! 第三回ひとり紅白歌合戦』でカバー。このライブはボーカルの桑田佳祐が幅広いジャンルの邦楽をバックバンドを率いて一人で歌う趣旨の内容であるが、この曲と「いい湯だな」(ザ・ドリフターズ)のみ同バンドのメンバーの原由子・松田弘・関口和之・野沢秀行がザ・ドリフターズを意識して法被を着て登場。桑田もいかりや長介役を務め、その中でメンバー全員で歌唱している[40][41]。この件が報じられるとSMAPのファンを中心に称賛の声が相次いだ[42]。
費玉清 - 2016年に、「国民美少女」のTV番組で中国語でカバーした。[43]
リリース後の動き
楽曲の歴史・名場面
本曲の歌詞に登場する「オンリーワン」はこの年の流行語になり、新語・流行語大賞の候補にノミネートされた。
2003年12月のNHK『第54回NHK紅白歌合戦』およびフジテレビ系列『2003 FNS歌謡祭』で大トリとして登場し披露されている[注 12]。両番組いずれもSMAPにとってトリは初で、同じ年に『NHK紅白歌合戦』と『FNS歌謡祭』(歌謡ショー形式となった1991年以降)の双方でトリを飾ったのは1997年の安室奈美恵「CAN YOU CELEBRATE?」以来6年ぶり2組目(男性アーティストおよびグループでは史上初)となる。また、紅白でグループがトリを務めるは史上初のことだった[注 13]。また、『第54回NHK紅白歌合戦』では歌唱終了後のファンファーレにも本曲が使われたほか、この大トリの演出の影響で、SMAPが属する白組が15-0と紅白史上初の完封勝利となった。なお、『第45回日本レコード大賞』では大賞の最有力候補と目されたが、金賞候補25作品にはノミネートされていたもののジャニーズ事務所とビクターエンタテインメントの連名で「ナンバーワンを目指すよりはオンリーワンを大切にしたい」などとコメントし辞退した[44]。
『第54回NHK紅白歌合戦』の大トリ効果(この年の紅白の視聴率は全歌手最高となる57.1%を記録)で2004年初頭のオリコンシングルチャートで返り咲き1位(翌週も1位)を獲得するなどロングヒットを続けた。
第76回選抜高等学校野球大会では開会式の入場行進曲に選ばれ、SMAPとしては「がんばりましょう」(第67回選抜高等学校野球大会入場行進曲)以来2度目となった。さらに、2019年の第91回大会でも、平成の代表曲として槇原敬之の「どんなときも。」とともに再び入場行進曲に選ばれている[45]。
2005年には宇宙飛行士の野口聡一がスペースシャトル・ディスカバリー号の中で本曲をモーニングシングとして流し、「宇宙に一つだけの花」と呼ばれるなど話題を呼んだ。
草gと香取がメインパーソナリティーを務めた2005年放送の日本テレビ系列『24時間テレビ28 「愛は地球を救う」?生きる?』のエンディングで、SMAPのメインボーカルにより全出演者で大合唱され[注 14]、この放送直後にオリコンチャートトップ100に返り咲いた。
メ?テレ(テレビ朝日系列)制作『ウドちゃんの旅してゴメン』のエンディングテーマ曲として、2003年10月の番組開始当初から2023年10月のレギュラー放送終了まで使用された。
2010年10月21日から2015年10月20日までは、「海外からの訪日客が『日本に来た』という雰囲気を感じ取ることが可能な曲」であるとして、京浜急行電鉄空港線羽田空港国際線ターミナル駅(現・羽田空港第3ターミナル駅)の接近メロディとして使用されていた[46]ほか、2019年3月23日から同年4月3日までは、阪神電気鉄道本線甲子園駅で第91回選抜高等学校野球大会の期間限定の接近メロディとして使用されていた[47](前者は塩塚博[48]、後者は向谷実が編曲したものを使用)。
2013年8月には「ボス グランアロマ」のコマーシャルソングとして使用されているが、「花」を「鼻」に引っ掛けた駄洒落も含まれている。
5人揃って出演しているソフトバンクモバイルのCMではオリジナル・バージョンの他に、ジャズやクラシック、ボサノバなどでアレンジされたバージョンが使用されている。
2018年12月31日、NHKで放送された「NHK紅白歌合戦」(第69回)の冒頭に流されたグランドオープニングでは、第54回の本曲を歌唱する場面が放送された[49]。