世田谷学園中学校・高等学校
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2017年(平成29年) - 校内Wi-Fi環境・プロジェクター完備、代々木第一体育館にて体育祭開催[13]

2019年令和元年)

三年修学旅行変更(沖縄

シンガポール文化研修旅行開始

マスコットキャラクターが「ざふまる」となる


2020年(令和2年) - 制服改定(ポロシャツ)

2021年(令和3年) - 本科コース・理数コース開始

象徴
校章

校章の右側の模様は大本山永平寺の紋である久我竜胆(こがりんどう)、左側は大本山總持寺の紋である五七の桐をデザインしたものである[14]

以前は、中央に「中」や「高」の文字が入っていたが、1991年の創立90周年の際に、現在の三角と円弧の意匠に改定された。

三角と円弧は、地球を形取った坐蒲(尻の下に敷くクッション)の上で生徒たちが坐禅をしている姿を表している[8]。智と徳を修め学び、身と魂を鍛え磨くことで、世界でグローバルに活躍してほしいという学園の願いが込められている[3]
制服

紺色詰襟である。銀色の襟章、金ボタンにはそれぞれ校章が象られている[15]

シャツの胸ポケットに校章の中央のマークがある。
校歌

1935年昭和10年)12月、新校舎落成記念として制定された。作詞は当時の学監中島栄松、作曲は教諭岡田志津麿である。作詞にあたっては北原白秋の校閲を受けたという。

1982年(昭和57年)年9月、歌詞の一部を改訂した。
マスコットキャラクター

『ざふまる』

坐蒲がモチーフになっている。

2019年度に投票により決定した
[16]

生誕日は1924年大正13年)12月8日である[17]。この年に校名を「世田谷中学」と改称し、この日を創立記念日と定めている。この年の成道会の日である。

『SETAGAYA LION』[3]

中国の代の禅僧永嘉玄覚証道歌』の一節「栴檀林。無雜樹。鬱密森沈師子住。」(旃檀林に雑樹なし。鬱密深沈(うつみつしんちん)として獅子(しし)のみ住す)に由来する。

旃檀(インド原産の香木)のみ、つまり、この学園は純粋清潔であり、生徒は皆、獅子のように誇り高く気概にあふれた優秀な人材であると、高らかに宣言したものである。

「旃檀林の獅子児」に初めて姿を与えた、学園のマスコット・キャラクターである。

地球の上のライオンの姿は、平和な地球社会の創造に貢献する世田谷健児の未来像を象徴するものである。

編成

中高一貫カリキュラム[18]で、6年間を「前期」(1 - 2年生)・「中期」(3 - 4年生)・「後期」(5 - 6年生)の2つに区分した、「2-2-2制」を採用している。「2-2-2制」の採用は、心身ともに健全な成長の基盤を築き、興味関心を広げ、自らの将来を見据えられる生徒の育成を目的としている。

2021年から「本科コース」「理数コース」の2コース制を導入している。

本科コース

じっくりと着実に基礎力をつけ、きめ細かな指導を行う。

3年生から、特進クラスと一般クラスの編成となる。特進クラスは、年間の成績により編成替えを行う。

特進・一般クラスともに、5年次に文系・理系のコースに分かれる。


理数コース[19]

STEAM教育やPBLなどに力を入れ、科学人、医学人の育成を目指すコース。

中高6年間で数学理科の授業数が350時間ずつ増加すること、後期は進路を視野に入れた研究論文を作成することが特徴的である。

中期では、国際人としての行動力・コミュニケーション能力の土台を養うべく、海外研修や国内外の生徒との交流を実施している。

高等学校には、スポーツ成績優秀者を選抜するスポーツ選抜[注釈 1](硬式野球バスケットボール空手道柔道水泳[3]が各学年に1クラスずつあり、特に硬式野球部・バスケットボール部・空手道部を「強化指定部」とし、特待生制度を設け、創立125周年に向けて全国規模の大会への出場を目指している[20]。他に仏教専修科[注釈 2]がある。
課業

3期制であり、1時限50分・週6日授業を行っている
[注釈 5]

月曜から金曜までは通常授業(コアカリキュラム)、土曜は「土曜プログラム」を実施している[8]

土曜日7時から、観性館の禅堂にて早朝坐禅会が開催される。対象は希望者(全学年)。

月に1回程度、月曜日に全校朝礼がある[3]


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