世田谷区
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これらの他に、世田谷文学館世田谷美術館には所蔵図書の閲覧室がある[27][28]
私立


静嘉堂文庫

大宅壮一文庫

運動施設
都営


駒沢オリンピック公園

祖師谷公園

区営


大蔵運動公園(総合運動場・大蔵第二運動場)

羽根木公園

砧公園

二子玉川緑地運動場

玉川野毛町公園

こどものひろば公園

多摩川遊園

千歳温水プール

地域体育館(尾山台・希望丘・八幡山小)

フィットネスクラブなど民間の運動施設は区内の各地で営業している。
公園
主な公園


二子玉川公園:玉川地域最大の公園で、スターバックス、ビジターセンターなどを備えている。

砧公園:旧・砧ゴルフ場で、園内に世田谷美術館を備える東京都立の自然公園。運動施設区域と、家族向けの芝生や樹林で構成されたファミリーパーク区域がある。

羽根木公園:竣工当時、区最大の蔵書数であった区立梅丘図書館に隣接する小高い丘全体を公園にしている。図書館設立時に地名に因んで植樹された700本の梅の木から梅の公園として知られている。また、可能な限り子どもたちが自由に遊べる場を目指したプレーパーク発祥の地である。

世田谷公園:スポーツ施設として屋外プール・テニスコート・野球場・洋弓場などを備え、低学年児童を対象とした野外教育用の焚き火ゾーンを備えたプレーパークがある。交通遊園には実大のD51蒸気機関車が設置してあり、1周300mを周回するミニSLがある。

馬事公苑:現在の日本中央競馬会 (JRA) の前身である帝国競馬協会が5万坪の用地を取得して開いた60年以上の歴史をもつ馬事普及の拠点。東京オリンピックで馬場馬術競技の会場となった。5月3日から5日にホースショー、秋分の日に愛馬の日を行う他、週末には馬術競技会が開催される。

駒沢オリンピック公園:建設当時、世界一横幅のある階段として話題になった。五重塔をイメージしたオリンピック記念塔(通称:管制塔)と都営の陸上競技場野球場・体育館など、各種運動施設がある。

旧駒沢球場1953年シーズン途中から1961年まで東急(東映)フライヤーズの本拠球場として使われた。


経済
所得

世田谷区の平均世帯所得は2014年時点で649万円となっている。埼玉県さいたま市浦和区(693万円)や文京区(673万円)に次ぐ水準となっている。

しかし、世田谷区は、2022年には、生産緑地法による指定が解除されるため、不動産価格の下落が避けられない。固定資産税の問題が絡み高級住宅地も例外とはならない。特に、過去に大手デベロッパーの主導で販売された物件は、本来の価値以上の値段で売り出されていた為、下落がはじまればハイスピードで価値が落ちていき、「今の半分まで不動産価格が下がる」という分析結果が出ている[29][30]
第一次産業区内の生産緑地2005年5月)

西部の砧地域烏山地域を中心に区内には2017年現在89ヘクタール(区の面積の1.5%)の農地があり、野菜や果樹、花き類などが栽培されている[31]。農業産出額は2013年現在、3億9千万円[32]。区内の農地面積は、2007年は126ヘクタール、2012年は107ヘクタールと減少傾向にある[31]。区は「世田谷区農業振興計画」として農業従事者への支援などを行っている[31]

区内には青果と花きを扱う東京都中央卸売市場世田谷市場と、JA世田谷目黒JA東京中央の二つの農業協同組合の本店が存在する。また、野菜栽培やガーデニングなどを学ぶことができる都立園芸高等学校が区内にある。
第二次産業

内陸にあって港湾や空港からの交通の便が他区より悪く、住宅地として早くから開発されたため地価が高くて公害防止策の必要性も高い事から、区内における工業の重要性は他区と比較して相対的に低い。2019年工業統計調査による2018年実績では、従業員30人以上の工業事業所は区内に11カ所、敷地面積5233m2で、23特別区内では事業所数で19位、敷地面積で21位にとどまる[33]。公益財団法人として世田谷工業振興協会が設立され、準工業地域の保全や住宅地との共生事業が行われている。
第三次産業三軒茶屋の路地とキャロットタワー2022年

渋谷区目黒区に近い世田谷地域の東部や、川崎市に近い玉川地域二子玉川駅周辺では、商業が盛んである。この他、区北西部にあたる烏山地域千歳烏山駅周辺をはじめ、小田急線や京王線、東急田園都市線の各駅前では駅前商店街の発展が多く見られ、それ以外でも住宅地の中に比較的小規模な商業店舗が散在している。
主な繁華街


二子玉川:区南部の多摩川沿いに位置し、二子玉川駅東側は東急主導の再開発エリア・二子玉川ライズが広がり、楽天グループの本社が位置している。国内最初の郊外ショッピングセンターである玉川島屋SCを中心に大小さまざまな店舗が集中している。

三軒茶屋:商店街地区。戦後ヤミ市の名残のままの路地が残っている一方で、近年ではキャロットタワーを中心に地域再開発が進んでいる。

下北沢:周辺住宅地域から下北沢駅に至る道筋の日用品を扱う商店街から発生し、現在は古着・ファッション・雑貨・サブカルチャーを中心に発展している。特に駅北側を中心に古着屋が非常に集積している。本多劇場など小劇場が集中している地域がある。

拠点を置く企業
上場企業
東証プライム


東邦ホールディングス東邦薬品

ロイヤルホールディングス(東京本部、登記上の本店は福岡県

楽天グループ

東証スタンダード


岡谷電機産業

いであ

東証グロース


ニッソウ

未上場

イッツ・コミュニケーションズ

東急コミュニティー

オオゼキ

国際放映

世田谷自然食品

情報・通信
マスメディア
放送局
CATV


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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