世にも奇妙な物語
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また、この回では第1期の部屋が「プロローグ」で使われ、タモリ自身が初めて第1期の部屋に入った[注釈 42]

第3期が開始した「'92春の特別編」(1992年4月9日(木)放送回)のみ第2期OPから第3期OPに繋がるという構成になっている。

「'95春の特別編」(1995年4月3日(月)放送回)と「'98春の特別編」(1998年4月8日(水)放送回)のみ第2期OPが使われている。

「20周年スペシャル・春」(2010年4月4日(日)放送回)でのオープニングは今までの「第3期OP」ではあるが、タモリが燃えると同時に画面全体が燃え、「20周年記念ロゴ」が出てきてタモリが黒猫になるという特殊なオープニングだった。

「20周年スペシャル・秋」(2010年10月4日(月)放送回)では冒頭で久しぶりに「アバンストーリー」[注釈 43]が流れ、続けてこの回から新規OPである第4期OPが流された。

上記の第4期OPで「タイトルが出た後に画面が割れる」演出があるが、「'12秋の特別編」以降は放送回によって短縮されている。

このオープニングの中でビデオに収録されているのは第1期と第3期と第4期のみで、唯一第2期は収録されていない。

エンディング

画角情報は14:9、共同テレビ制作のエンディング映像は、椅子だけを残して部屋が崩れるものが逆再生で部屋が元に戻る
[注釈 44]。なお、HD非対応のため、16:9を見ると、両端に黒枠が入っていた。




「'91春の特別編」(1991年4月4日(木)放送回)のみ上記のエンディングではなく第2期のOPの舞台である館の外観と雷光が点滅しているエンディングになっている。

「'91冬の特別編」(1991年12月26日(木)放送回)では、タモリが指揮者を務めたオーケストラ盤でエンディングが流れた。

「20周年スペシャル・秋」(2010年10月4日(月)放送回)からは前述の黒い蝶がその上を歩いているかのように破片に重なり、足跡がついていき、徐々に蝶のアップが来ると同時に「破片が元に戻り、暗く、稲光」を放つ雲をバックに『奇』の字が浮かぶというエンディングになっている。

カノックス制作のエンディング映像は、けむりの影が「奇」という字になり、透明から赤色に変わるものと三輪車が映り、エンドロール終了後に頭蓋骨がサドルに乗っているものがある。

日活撮影所制作のエンディング映像は、東京都庁ビルが映る。

テレパック制作のエンディング映像は、スタッフロールが流れる中、ワイプで物語が進行している[注釈 45]

PDS制作のエンディング映像は、かなり怖いスタッフロールになっている[注釈 46]

キティフィルム制作のエンディング映像は、その回に放送された物語の「キーアイテム」や「背景」が流れる(「シンデレラ」の回ではガラスの靴(他2つ)をバックに、「神様」の回では街並み(他2つ)をバックに、「顔色」の回では放送された物語にちなんだ色づけをされた背景[注釈 47]

備考


レギュラー放送時代は、エンディング後の数秒間に提供テロップのバックに第1期の部屋[注釈 48]が映り「世にも奇妙な物語」のタイトルが出て終わるというエンディングがあった[注釈 49]が、近年は関西テレビやフジテレビTWO、ファミリー劇場でのCS再放送のエンディングで流れている。

アバンストーリー

第1期・第2期、一部特別編のオープニングの冒頭で短編のドラマが流されており、シリーズによって放送形態が異なっていた。
第1回 - 第24回
1990年4月19日 - 1991年3月21日 / 第1シリーズ - 第2シリーズ・前期『世にも奇妙な物語』開始初期では主に映像を用いたアバンストーリー(「4つのモニター」など)や俳優が出演したストーリー(「底無し沼」「レストランのトイレ」など)を流し、視聴者を「『奇妙な世界』に誘う」役割としていた。また、最初のスペシャルである「'90秋の特別編」、翌年新春の「'91冬の特別編」ではストーリーテラーのタモリ自身が出演していた。
第25回 - '91冬の特別編
1991年4月11日 - 1991年12月26日 / 第2シリーズ・中期 - '91冬初期とは打って変わり、著名な作家(
ウィリアム・シェイクスピアなど)や書物(鏡の国のアリス星の王子さまなど)からの「名言」や「格言」を冒頭に流していた。
'92春の特別編以降
第3シリーズからはアバンストーリー自体流れず、主に「特別編」で流されていたが、「'95冬」以降アバンストーリーは流されなくなった(事実上の「廃止」)。1995年以降流れていなかった「アバン」だが、それから11年後の2006年3月28日(火)放送回の「15周年の特別編」と半年後の10月2日(月)放送回「'06秋の特別編」で以前のリメイク版とこの回のために作られた「アバンストーリー」と共に復活した。それから4年後の2010年10月に放送された「20周年スペシャル・秋?人気作家競演編?」でOPでのアバンストーリーが復活し、さらに4年後の2014年10月の「2014年秋の特別編」にてこの回のために作られたすべて新作の5作品が放送された。また、出演陣に大久保佳代子宮根誠司宅間孝行などの俳優陣が出演した。
放送されたアバンストーリー

第1期・第2期、一部特別編のアバンストーリーについては、世にも奇妙な物語の放映作品一覧#アバンストーリー(第1シリーズ - 第2シリーズ、特別編)を参照。

15周年の特別編のアバンストーリーについては、世にも奇妙な物語の放映作品一覧#アバンストーリー(15周年の特別編)を参照。

2006年秋の特別編のアバンストーリーについては、世にも奇妙な物語の放映作品一覧#アバンストーリー(2006年秋の特別編)を参照。

2014年秋の特別編のアバンストーリーについては、世にも奇妙な物語の放映作品一覧#アバンストーリー(2014年秋の特別編)を参照。
映画の特別編詳細は「世にも奇妙な物語 映画の特別編」を参照
キャスト

ストーリーテラー:タモリ

雪山:
矢田亜希子鈴木一真

携帯忠臣蔵:中井貴一奥菜恵勝地涼

チェス:武田真治

結婚シミュレーター稲森いずみ柏原崇

プロローグ(ストーリーテラー):山本耕史相島一之佐藤隆太

スタッフ

監督:
落合正幸(雪山)、鈴木雅之(携帯忠臣蔵)、星護(CHESS)、小椋久雄(結婚シミュレーター)

脚本:鈴木勝秀(雪山)、落合正幸(雪山、監督兼任)、君塚良一(携帯忠臣蔵)、中村樹基(CHESS)、星護(CHESS、監督兼任)、相沢友子(結婚シミュレーター)、三谷幸喜(ストーリーテラー)

音楽:`島邦明(雪山、携帯忠臣蔵)、佐橋俊彦(CHESS、結婚シミュレーター)

プロデューサー:小牧次郎、石原隆、岩田祐二、井口喜一

アシスタントプロデューサー:瀧山麻土香関口大輔

制作協力:田辺エージェンシー

制作著作:フジテレビジョン、ポニーキャニオンIMAGICA、共同テレビジョン、東宝、日活

番組テーマ曲
オープニング・エンディングテーマ曲

`島邦明 「ガラモン・ソング」

ガラモン・ソングのバージョン

初期のオリジナルバージョンとサウンドトラックに収録されているバージョンの2バージョンが存在する。初期シリーズのエンディングはオリジナルのバージョンが頻繁に使用され、「特別編」のエンディングはすべてオリジナルバージョンだった。第2シリーズ以降、ニューアレンジのバージョンに切り替わりのエンディングとして現在も使用されている。オリジナルとサントラ盤を比べると、音階は一緒だが使用されている楽器が違う部分がある。

エンディングの時間に呼応し、途中部分をカット(ぶつ切りになる場合もある)するパターンやAメロやサビの部分が繰り返されるパターンと、さまざまなアレンジが施されている。

コーラス部分を欠いたバージョンもあり、こちらも初期シリーズのエンディングや、初期シリーズを収録したVHS・DVDで確認することができる。
挿入曲

`島邦明 「ストーリーテラー」(ただし、本編では「アレンジ盤」を使うことが多い)

ソフト化作品

本番組は、当ドラマの性質上どうしても発生する権利面の問題
[注釈 50]からか、放送済みの全作品472作品中(2013年5月現在)、約4分の1である108作品が外部媒体化に留まっており、しかもその大半はレンタル専用であるが、現在は過去の傑作選がDVDで復刻されている。

なお、CSでの再放送はフジテレビ、共同テレビ一部製作回のみが、地上波での再放送は一部の制作会社(KANOX日活など)が製作した回が一部地域で夏から秋頃に再放送されている。2015年7月からはフジテレビ系CSで制作会社を問わず傑作選として再放送を行っている。

DVD作品によっては字幕のON/OFF機能がついていることがある。

ビデオ(VHS)
世にも奇妙な物語 vol.1 - 4(全12話・定価各9800円。


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