世にも奇妙な物語
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また、'93真夏、'94冬・七夕、'95冬と20周年・秋では冒頭にアバンストーリーが流れていた[注釈 32]。1991年4月「'91春」と1992年4月「'92春」ではオープニングの『引き継ぎ』を行っていた[注釈 33]
オープニング[ソースを編集]

『世にも奇妙な物語』のオープニングには大きく分けて4つあり、第1期 - 第3期OPまでは一つの「つながり」が存在していた。また、第1期・第2期・第4期OPでは小変更されている箇所もあるためその部分も併記する。
第1期
1990年4月19日(木) - 1991年3月21日(木)最も有名なオープニング。猫の影が「奇」という字になり、『世にも奇妙な物語』のタイトルが出てきた後、椅子だけを残して部屋が崩れるもの。第2期OPに変更された1991年4月以降から2010年4月4日(日)放送回の「20周年・春」まではエンディングで使われていた(崩れる部屋を「逆再生」して元に戻るというもの)。

開始当初の1990年4月19日(木) - 5月17日(木)放送回までは、OPの流れは上記と同じであるが、椅子の影が伸びず、部屋の柱や梁などが別々に崩れ、崩れる際の瓦礫がかなり大きかった[注釈 34]

第2期
1991年4月4日(木/'91春の特別編) - 1991年12月26日(木/'91冬の特別編(12月))、1995年4月3日(月/'95春の特別編)、1998年4月8日(水/'98春の特別編)館の外観とタモリが出てくるオープニング。雷鳴が轟く中、タモリが視聴者を見た後(なぜか猫の鳴き声がする)館の門をくぐり、玄関前でマントを翻した後に消えると同時に「奇」という字になり(館の外壁には大きく「奇妙」の文字が映っている)、タイトルが出る。直後にアングルが玄関先から階段、館の部屋へ変化していく途中、外壁に猫の影が映り、稲光が点滅してその部屋が光るというもの。

このOPが使われた当初の1991年4月4日(木/'91春の特別編) - 5月16日(木)放送回までは最初の流れ(タモリが門の前に立ち、門扉が開いたあとにくぐる)は同じだが、タモリが消えた後、先に館の壁に「奇」の文字が映り、『世にも奇妙な物語』のタイトルが出る(第1期同様に「世にも奇妙な物語」の影が映る)。その後、そのまま館の一部屋を映し、稲光が光った後、第1期のOPに繋がるものだった。上記のOPはそれからしばらくした後の1991年5月30日(木)放送回から使用された[注釈 35]

第3期
1992年4月9日(木/'92春の特別編) - 2010年4月4日(日/2010年・20周年スペシャル・春 ?人気番組競演編?)画角情報は14:9館の内部とタモリが出てくるオープニング。タモリが館に入ったあと階段を上り、何段か上ったあと鏡を横切るとそこにはなぜか黒猫が映る。その後タモリが燃え、「奇」という字が出てきてタイトルが出る。その後、階段を上り部屋の鍵穴から椅子に座ったタモリが見え、あの黒猫に変化した後、部屋[注釈 36]が点滅するもの。レギュラー放送時代から一番長く使われていたOPでもある[注釈 37]

このOPにより今までのOP(第1期 - 第3期)が繋がっていることが判明した(第2期の館の外観 - 第3期の館の内部から第1期の部屋)なお、HD非対応のため、16:9を見ると、両端に黒枠が入っていた。

第4期
2010年10月4日(月/2010年・20周年スペシャル・秋 ?人気作家競演編?) - 現在第1期 - 第3期のシリーズとは全く異なる。多数の黒い蝶が人型にまとまり、羽根の一部に赤い模様がある黒蝶が蝶ネクタイに変化したと同時にタモリが形成される。タモリが光で出来た透明な道を何歩か歩いた後、その道とタモリが消え、形成していた黒い蝶が画面いっぱいに集まりタイトルと「…の特別編」が出てきた後に画面が割れ、破片の上に蝶が重なるとそこに足跡がつくというもの。

このOPが使用された2010年10月4日(月)放送回の「20周年・秋」ではタモリを「形成」する黒い蝶の数が少なく、また胸から上の部分しか「形成」していなかったが、2011年5月14日(土)放送回の「21世紀 21年目」より上記のOPになった。

備考


タモリのサングラスは、同局のバラエティ番組でタモリが司会を務める『笑っていいとも!』では1996年3月から黒系サングラスに変えているが(2002年再変更)、本番組では当初から黒系サングラスである[注釈 38]。また、タモリの髪形も1990年7月頃まではセンター分けであり、それ以降は現在のオールバックである。

1991年4月4日(木)放送回「'91春の特別編」のOPではタモリが視聴者を見て、門をくぐるまでは同じだが[注釈 39]、そのまま部屋の窓の前に行き、第1期のOP[注釈 40]に繋がる構成になっていた[注釈 41]。また、この回では第1期の部屋が「プロローグ」で使われ、タモリ自身が初めて第1期の部屋に入った[注釈 42]

第3期が開始した「'92春の特別編」(1992年4月9日(木)放送回)のみ第2期OPから第3期OPに繋がるという構成になっている。

「'95春の特別編」(1995年4月3日(月)放送回)と「'98春の特別編」(1998年4月8日(水)放送回)のみ第2期OPが使われている。

「20周年スペシャル・春」(2010年4月4日(日)放送回)でのオープニングは今までの「第3期OP」ではあるが、タモリが燃えると同時に画面全体が燃え、「20周年記念ロゴ」が出てきてタモリが黒猫になるという特殊なオープニングだった。

「20周年スペシャル・秋」(2010年10月4日(月)放送回)では冒頭で久しぶりに「アバンストーリー」[注釈 43]が流れ、続けてこの回から新規OPである第4期OPが流された。

上記の第4期OPで「タイトルが出た後に画面が割れる」演出があるが、「'12秋の特別編」以降は放送回によって短縮されている。

このオープニングの中でビデオに収録されているのは第1期と第3期と第4期のみで、唯一第2期は収録されていない。

エンディング[ソースを編集]

画角情報は14:9、共同テレビ制作のエンディング映像は、椅子だけを残して部屋が崩れるものが逆再生で部屋が元に戻る[注釈 44]。なお、HD非対応のため、16:9を見ると、両端に黒枠が入っていた。




「'91春の特別編」(1991年4月4日(木)放送回)のみ上記のエンディングではなく第2期のOPの舞台である館の外観と雷光が点滅しているエンディングになっている。

「'91冬の特別編」(1991年12月26日(木)放送回)では、タモリが指揮者を務めたオーケストラ盤でエンディングが流れた。

「20周年スペシャル・秋」(2010年10月4日(月)放送回)からは前述の黒い蝶がその上を歩いているかのように破片に重なり、足跡がついていき、徐々に蝶のアップが来ると同時に「破片が元に戻り、暗く、稲光」を放つ雲をバックに『奇』の字が浮かぶというエンディングになっている。

カノックス制作のエンディング映像は、けむりの影が「奇」という字になり、透明から赤色に変わるものと三輪車が映り、エンドロール終了後に頭蓋骨がサドルに乗っているものがある。

日活撮影所制作のエンディング映像は、東京都庁ビルが映る。

テレパック制作のエンディング映像は、スタッフロールが流れる中、ワイプで物語が進行している[注釈 45]

PDS制作のエンディング映像は、かなり怖いスタッフロールになっている[注釈 46]

キティフィルム制作のエンディング映像は、その回に放送された物語の「キーアイテム」や「背景」が流れる(「シンデレラ」の回ではガラスの靴(他2つ)をバックに、「神様」の回では街並み(他2つ)をバックに、「顔色」の回では放送された物語にちなんだ色づけをされた背景[注釈 47]


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