世にも奇妙な物語
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

通常は物語の前後にストーリーテラー部分が挿入されるが、この回の第4話「ラスト・シネマ」のみテラー部分が無く放送された[注釈 27]
2014年10月18日放送回('14秋の特別編)
25年目を目前に放送されたこの回は、2006年以来8年ぶりの「超短編」5編が放送(2010年10月の「20周年・秋」にも放送されたが、これは開始前の「アバンストーリー」として放送。タイトルにも「超短編含む」のサブタイトルが付け加えられた。
2015年4月11日放送回(25周年スペシャル・春 ?人気マンガ家競演編?)
25周年を迎えた2015年春は2010年10月以来の「コラボレーション企画」の第3弾と題して、日本を代表するマンガ家(永井豪伊藤潤二尾田栄一郎(原案)・楳図かずお石川雅之)と2014年でアニメ放送15周年を迎えた『ONE PIECE』とのコラボ作品を含めた5編が放送された。
2015年11月21日放送回(25周年記念! 秋の2週連続スペシャル ?傑作復活編?)[6][7]
同年春に開始25周年を迎えた『世にも奇妙な物語「秋の特別編」は「秋の2週連続スペシャル」として初の2週連続で放送。第1週は過去に放送された『奇妙な物語』の中で視聴者からの人気投票による結果で30位以内にランクインした作品の中から、これまで携わってきた演出家たちがリメイク作品候補を選出した物語が放送された。選出されたのは、投票1位が「イマキヨさん」(主演:野村周平/2006年3月28日放送・松本潤主演)、4位が「昨日公園」(主演:有村架純/2006年10月2日放送・堂本光一主演)、6位が「ズンドコベロンチョ」(主演:藤木直人/1991年4月18日放送・草刈正雄主演)、26位が「思い出を売る男」(主演:木梨憲武/1994年10月10日放送・小堺一機主演)、27位が「ハイヌーン」(主演:和田アキ子/1992年6月11日放送・玉置浩二主演)の5作品。また、この回のエンディングでは放送前まで行われていたYahoo!とのコラボ作品『ががばば』(女子高生版)の後日談が放送された(放送後『ががばば』の新バージョンが公開された)
2015年11月28日放送回(25周年記念 ?映画監督編?)[6][7]
『秋の2週連続スペシャル』第2週は日本を代表する映画監督5名(山崎貴本広克行佐藤嗣麻子中田秀夫清水崇)とその監督から指名された役者による「コラボレーション企画」として5本の新作が放送された。また、この回の1話である「事故物件」で『奇妙な物語』の500本目の作品となった。ラインナップは、「バツ」(監督:山崎貴、主演:阿部サダヲ)、「幸せを運ぶ眼鏡」(監督:本広克行、主演:妻夫木聡)、「箱」(監督:佐藤嗣麻子、主演:竹内結子)、「事故物件」(監督:中田秀夫、主演:中谷美紀)、「嘘が生まれた日」(監督:清水崇、主演:満島真之介)。上記の2回は放送時間を10分延長して放送。
2016年5月28日放送回('16春の特別編)
史上初の「春の特別編」として最遅の放送回(以前は上記の2013年5月11日放送が最遅)、またテレビシリーズの特別編で通常は3話から最大が6話で('91冬と'92冬)あるが、今回は初の4話構成(劇場版は4話で構成されていた)[注釈 28]でテラー部分もシームレスで前物語の終わりから次物語の冒頭に繋がる構成になっている。さらにはエンディングでは『特別映像』と題し、エンドロール中に全編の《つながり》を表す物語を流していた。
2019年6月8日放送回('19雨の特別編)
元号が平成から令和に切り替わって初めての放送回。2010年代の放送においてストーリーテラーパートにゲストが出演し、且つ、物語の一部となったのは初めてある。その為、エンディング終盤において、今回放映された主人公の顔写真の一覧の中にストーリーテラーパートに登場した男性(演:佐藤二朗)が加わっている。これまでの放送では、ホラー系やブラック系などのジャンルが最低1作品は放映リストに加えられていたが、今回のドラマパートにはギャグ系や感動系のドラマがリストアップされ、ストーリーテラー部分にホラー系要素が加えられた[注釈 29]。また、「雨の特別編」としては、過去にストーリーテラーが本を朗読すると云った内容の放送が未放送のままであったが、今回の放送によって、番組史上初めての「雨の特別編」が放送された。
2020年代
2020年7月11日放送回('20夏の特別編)
2019年から世界中でパンデミックを引き起こした新型コロナウイルスの影響により、従来放送される「春の特別編」が7月の放送となった。放映予定分については制作が進められていたため、この回のエンドクレジットでは「'20秋の特別編」の予告編が公開された(エンドロールもこの回より従来の下から上へ流れる縦型から右から左へ流れていく横型へ変更)。2010年代後半同様、全4話で構成され、ストーリーテラーパートは前半2話、後半2話ずつ、リレー形式で行われた。それぞれのストーリーテラーを仲介するものとして、『しみ』と『3つの願い』では短冊を、『燃えない親父』と『配信者』ではゴミ箱とニコニコ動画のチャット機能を模した誹謗中傷のテロップ(炎上を目的としたコメント)を用い、それぞれのストーリーを紹介した。またエンドロール後はストーリーテラーから「では、30年目の秋にお会いしましょう」のセリフで締めくくった。
2020年11月14日放送回('20秋の特別編)
前回の「'20夏の特別編」と同時に制作が進行しているため、テラーパートの舞台は同じ場所で行われた。前回とは異なり、物語中に次の物語の「キーアイテム」「キーワード」がリンクする演出になっていた(『コインランドリー」』における"言葉"が次の物語の『タテモトマサコ』に繋がる等)。また、夏に出演した
広瀬アリスの妹広瀬すずが秋に出演して姉妹それぞれ主演を務めた。
2021年6月26日放送回('21夏の特別編)
2020年同様「春の特別編」を「夏の特別編」と変更し、時期も6月放送に固定される。また、制作も前年度同様「'21秋の特別編」と同時に行われ、エンドクレジットでは予告編が流された。今回は本編出演者の他に声優梶裕貴、YouTuberのもこう、パチスロライターの木村拓魚がそれぞれ出演。放送前にはFischer'sとコラボしたPR動画も制作された。
2021年11月6日放送回('21秋の特別編)
「'21夏の特別編」と並行して制作された今回。物語の1話『ふっかつのじゅもん』は同年に発売35周年を迎えたロールプレイングゲーム『ドラゴンクエスト』との公式コラボ作品で劇中のキーアイテムとして登場するほか「ふっかつのじゅもん」がメインの展開にもなり、直後のテラーパートでもそれに似せたテラーパートとなる。また、前回同様にゲスト出演者としてシンガーソングライターオーイシマサヨシが出演した
視聴率

深夜時代から人気を獲得し続けた結果、1990年4月19日に木曜日20時台のゴールデンタイムに昇格。ゴールデンタイムの第1回の放送は14.3%(ビデオリサーチ、関東地区調べ。特記なき場合は以下同様)と当時としてはまずまずの結果であったが、第2回では11.6%と前回と比べて大きく下回ってしまう。だが、番組の人気は上がっていき第1シリーズの最終回直前には視聴率21.3%を記録した。

翌年、第2シリーズがスタートしたが番組の人気が衰えることはなく、初回1991年冬の特別編の2時間スペシャルでは20.9%を記録し、その後も20%前後の高視聴率を獲得し続けて、時間帯のトップに躍り出た。湾岸戦争開戦日の1991年1月17日には、多くの局が報道特番を流す中で、フジテレビは20時で特番を打ち切り通常番組として本作を放送し、当時番組史上最高の24.3%を記録した[8]。1991年3月21日の「真夜中」「鏡」「ど忘れ」の回では番組歴代最高視聴率の25.7%を記録。なお次点では1991年6月6日放送の「シンデレラ」「夢」「秘密の花園」の回で視聴率25.2%であるが、その際、関西地区では29%を記録した。

第2シリーズが終了し、1992年に第3シリーズがスタートしたがその頃から20%台を超すことは少なくなり、視聴率も徐々に低下していった。それでも1992年9月時点で平均視聴率15%以上は維持していたもののレギュラー番組でやっていくのは困難となりレギュラー放送を終了。番組改編期のみの放送となった。

特番シリーズになり再び番組の人気は上っていき、時には20%を超す回も少なくはなかった。2016年現在でも同世帯1位または2位をキープし、人気長寿番組の地位を確立している。
レギュラー時代

初回視聴率:14.3%(1990年4月19日放送「恐怖の手触り」「噂のマキオ」「楊貴妃の双六」)

最高視聴率:25.3%(1991年3月21日放送「真夜中」「鏡」「ど忘れ」)

最低視聴率:11.0%(1990年7月12日放送「半分こ」「くせ」「死ぬほど好き」)

関東のみに放送された特別な回を含めると1992年12月7日放送の7.7%が最低視聴率


最終回視聴率

第1シリーズ:18.9%(1990年10月4日放送 90年秋の特別編「絶対イヤ!」 - 「幸福の選択」)

第2シリーズ:18.3%(1991年12月26日放送 91冬の特別編「王将」 - 「ハッピーバースデー・ツー・マイホーム」)

第3シリーズ:17.2%(1992年12月30日放送 92冬の特別編「妄想特急」 - 「サブリミナル」)


平均視聴率

第1シリーズ:16.1%

第2シリーズ:22.1%

第3シリーズ:16.1%


特番時代

最高視聴率:23.2%(1995年4月3日放送 '95春の特別編「指環」 - 「地図にない町」)

最低視聴率:6.5%(2023年11月11日放送「永遠のふたり」 - 「トランジスタ技術の圧縮」)

平均視聴率:14.99%(1993年7月『真夏の特別編』から2023年11月『秋の特別編』 現在)

2023年『秋の特別編』視聴率:6.5%(2023年11月11日放送「永遠のふたり」 - 「トランジスタ技術の圧縮」)


監督
監督の変遷

当番組のような、オムニバステレビドラマ物のドラマにはチーフディレクター総監督)なるものは存在せず、その作品の監督独自の世界観を有する。だが参加する監督[注釈 30]の中には複数回メガホンをとる者がおり、「世にも-」が代表作の一つとなっている監督もいる。ここでは歴代の監督たちの動向を振り返る。
1990年4月19日 - 1992年12月7日


レギュラー放送として木曜日の夜8時に放送していた時である。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:252 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef