世にも奇妙な物語
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初期ではアバンタイトル以外にさりげなくカメオ出演していることもあり、「恐怖の手触り」の主人公の隣で電話をかけている男、「帰れない」ではおでん屋の店主、「留守番電話」では公園で待ち合わせをする男、「偶然やろ?」では主人公が立ち寄る喫茶店の客など多数出演しており[注釈 11]、2001年10月の「秋の特別編」まで出演していた[注釈 12]。タモリの所属する田辺エージェンシーの権利上の都合から、地上波での土曜ワイド枠または平日のチャンネルα枠での新作番宣をかねた前回分再放送の際には本編のみの再放送となり、タモリによるストーリーテラー出演部分は全てカットされる。ただしCS放送フジテレビONEにて過去の特別編が再放送されていた時代には、タモリ含め完全ノーカットで放送された時期もある。
各エピソードの主人公

『世にも奇妙な物語』のエピソードの主人公のほとんどは「ごく普通の人間」だが、「何か一般的でない能力や病気、性質を持った人物」(「くせ」、「メロディに乗せて」など)や「人殺しなどをした悪人」(「懲役30日」、「ロッカー」など)などもいる。また、「23分間の奇跡」や「ハイ・ヌーン」などのように、「主人公が奇妙な世界に迷い込む」のではなく、「主人公が周囲を奇妙な世界へ誘う」場合もある。

レギュラー放送(1990年4月 - 1992年9月)までは物語のジャンルのほとんどが「ブラック系」だったために、バッドエンドの場合は主人公が最終的に死ぬパターンが多かったが、現在[注釈 13]は死者が少なくなる一方で、反対に生存者が増えている。(生存の場合のバッドエンドの例として、記憶が消える、逮捕される、どこかへ連れて行かれる、主人公ではなく別の誰かが死ぬ、などがある)

だが、2023年現在でも特別編の全4?5話中、最低1話は主人公が死やそれに準ずる状態(現世から消滅・廃人化など)に必ずなる。

また、感動的な結末の物語でも、登場人物が幸せそうに、もしくは安らかに死んでいく場合がある[注釈 14]
放映リスト

エピソードによっては、物語のオチを見せないリドルストーリーの形を採って視聴者に想像させる場合もある。[注釈 15]世にも奇妙な物語の放映作品一覧」を参照
放送期間・時間

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日本時間(JST)で記す。単発になってからは全ての曜日での放送を経験しており、ほとんどが21:00から2時間 - 2時間30分での放送となっている。

2011年5月14日(土)の『世にも奇妙な物語 21世紀 21年目の特別編』からは『土曜プレミアム枠(21:00 - 23:10)』(130分)で放送が行われている。


1991年9月12日(木)・1993年4月15日(木)・1993年9月9日(木)の19:00-20:54にはプロ野球中継の雨傘番組として『雨の特別編』が放送の予定だったが、放送されず。

タイトル放送日放送時間話数備考
(第1期)1990年4月19日 - 9月20日[2]
(毎週木)20:00-20:543×13
(全39話[2]
秋の特別編1990年10月4日(木)19:00-20:545当番組初のスペシャル(特別編)回
冬の特別編1991年1月3日(木)21:00-23:246この回のみ「新春ドラマスペシャル」の冠をつけての放送。
(第2期)1991年1月10日 - 12月19日[2]
(毎週木)20:00-20:543×39
(全117話[2]
春の特別編1991年4月4日(木)19:00-20:545この回よりOP映像の変更(5月に細部が変更された版が使用された)
秋の特別編1991年10月3日(木)
冬の特別編1991年12月26日(木)当番組の「最終回」として放送予定(仮題として「これが最後の『世にも奇妙な物語』」が挙げられていた)だったが翌年に「第3期」が開始された
雨の特別編1991年9月12日(木)※未放送20:00-20:543第2期放送期間中に行われていたナイターが中止された際に制作されていた雨傘番組だが、当日はナイターが放送されたためにお蔵入りとなった
春の特別編1992年4月9日(木)19:00-20:545
(第3期)1992年4月16日 - 9月17日[2]
(毎週木)20:00-20:543×16
(全48話[2]
(第3期
未放送回)1992年12月7日(月)16:30-17:253第3期終了直後の10月?12月に放送された再放送(関東地区のみ)の最終回として放送。のちに一部地方局にて放送された
冬の特別編1992年12月30日(水)21:00-23:186当初は『'92 秋の特別編』として同年10月1日(木)に放送されたナイター中継の「雨傘番組」として編成されるも中止にはならず。この日に変更された
真夏の特別編1993年7月30日(金)21:02-22:525金曜エンタテイメント
冬の特別編1994年1月6日(水)21:00-22:545
春の特別編1994年3月30日(水)21:00-22:48
七夕の特別編1994年7月7日(木)22:30-23:543当初の22:00-23:24の予定から、ナイター中継延長により30分繰り下げて放送された
秋の特別編1994年10月10日(月)21:00-22:50
冬の特別編1995年1月4日(水)21:00-22:545
春の特別編1995年4月3日(月)
秋の特別編1995年10月4日(水)21:03-23:08
冬の特別編1996年1月4日(木)21:00-23:18
春の特別編1996年3月25日(月)21:00-22:243
秋の特別編1996年10月2日(水)21:00-23:185
聖夜の特別編1996年12月24日(火)21:00-23:24当番組史上初のクリスマス特別編
春の特別編1997年3月31日(月)21:30-23:24この回以降、特別編が春と秋のみに固定される
秋の特別編1997年10月6日(月)21:30-23:25
春の特別編1998年4月8日(水)21:00-23:08
秋の特別編1998年9月25日(金)21:00-23:02金曜エンタテイメント枠
春の特別編1999年3月31日(水)21:30-23:38
秋の特別編1999年9月27日(月)21:00-23:18
春の特別編2000年3月27日(月)21:00-22:54
秋の特別編2000年10月4日(水)21:30-23:55
映画の特別編2000年11月3日(金・祝)
劇場公開4
SMAPの特別編2001年1月1日(月・祝)21:00-23:30521世紀初日の夜に放送。SMAPのメンバー5人全員が『奇妙な物語』の主人公として出演した
春の特別編2001年4月5日(木)21:00-23:24
秋の特別編2001年10月4日(木)21:00-21:46
23:11-24:50野球中継のため中断あり。
2001年12月30日(日)再放送
春の特別編2002年3月27日(水)21:00-22:52
秋の特別編2002年10月3日(木)21:00-23:24
春の特別編2003年3月24日(月)21:00-22:54
映画の特別編2003年7月12日(土)21:00-23:24テレビ放送。ゴールデンシアター
秋の特別編2003年9月18日(木)21:00-22:50『秋の特別編』としては一番早い放送日
春の特別編2004年3月29日(月)21:00-22:48
秋の特別編2004年9月20日(月)21:00-23:08
春の特別編2005年4月12日(火)21:30-23:48当初の21:00-23:18の予定から、ナイター中継延長により30分繰り下げて放送された
秋の特別編2005年10月4日(火)21:30-23:30
15周年の特別編2006年3月28日(火)21:00-23:2415周年企画として、レギュラー開始初期の番組冒頭に放送されていた1話1分前後の超短編「アバンストーリー」(レギュラー時は15秒)を10本放送した。
秋の特別編2006年10月2日(月)21:00-23:18前回の「15周年の特別編」に引き続き、本編中に新作・リメイクを含めた「アバンストーリー」が4本放送された
春の特別編2007年3月26日(月)
秋の特別編2007年10月2日(火)21:00-23:24
春の特別編2008年4月2日(水)
SMAPの特別編(再放送)2008年4月28日(月)21:00-23:33再放送。ドラマレジェンドスペシャルとして放送。
全国ネットでの再放送はシリーズ初。
秋の特別編2008年9月23日(火・祝)21:00-23:18
ラジオの特別編2009年3月29日(日)21:00-21:303文化放送で番組史上初のラジオドラマを放送した(単発枠「ザ・ステージ」)。
春の特別編2009年3月30日(月)21:00-23:185
秋の特別編2009年10月5日(月)
20周年スペシャル・春 ?人気番組競演編?2010年4月4日(日)21:00-23:09『世にも奇妙な物語』20周年を記念してフジテレビで当時放送されていた5番組とコラボレーションした物語を放送。史上初の日曜日に放送
20周年スペシャル・秋 ?人気作家競演編?2010年10月4日(月)21:00-23:18前回と同じコラボレーション特別編。日本を代表する5人の作家(京極夏彦東野圭吾宮部みゆきなど)とコラボした5つの物語を放送した
21世紀 21年目の特別編2011年5月14日(土)21:00-23:10この回より土曜プレミアム枠で放送。当初は4月に「'11春の特別編」として放送予定だったが東日本大震災の影響によりタイトル変更後、この日に延期した。また『春の特別編』及び当番組史上初の5月に特別編が放送された
秋の特別編2011年11月26日(土)『春の特別編』の遅れにより『秋の特別編』も放送日が例年より約2か月遅れたこの日に放送。番組史上初の11月に特別編が放送される
春の特別編2012年4月21日(土)4月の『春の特別編』としては4年ぶりの放送。この回は物語の最後に表示されるロゴ(世にも奇妙な物語)がCM入り・明けのたびに表示されていた
秋の特別編2012年10月6日(土)10月の『秋の特別編』としては5年ぶりの放送
春の特別編2013年5月11日(土)
秋の特別編2013年10月12日(土)
春の特別編2014年4月5日(土)
秋の特別編2014年10月18日(土)
25周年スペシャル・春 ?人気マンガ家競演編?2015年4月11日(土)『世にも奇妙な物語』25周年を記念した「20周年スペシャル」以来のコラボレーション企画第3弾。日本を代表する5人の漫画家(永井豪尾田栄一郎など)とコラボした5つの物語が放送された
25周年記念! 秋の2週連続SP ?傑作復活編?2015年11月21日(土)21:00-23:2025周年を記念してリメイク企画を実施、番組オフィシャルサイトで行われた投票結果の上位5作品をリメイクした[3]
また、同日の深夜から2016年3月16日深夜までCS放送のフジテレビTWOにて「25周年記念 蔵出し一挙放送」と銘打ち1年通して過去のレギュラー回を14:9のレターボックス仕様にハイビジョン放送対応に「超解像版」として制作会社別に放送されていた(中には地上波放送で20年以上再放送されていない希有な作品も含まれていた)。また、「傑作復活編」の放送前には『あなたが選ぶ30選』として一部の作品が含まれた放送回(「美女缶」が含まれた『'05春の特別編』など)が再放送された。
25周年記念! 秋の2週連続SP ?映画監督編?2015年11月28日(土)前々回の「25周年・春」に続くコラボレーション企画第4弾。日本を代表する5人の映画監督(中田秀夫本広克行など)とコラボした5つの物語が放送された。


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