不毛地帯
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出演
近畿商事


壱岐正 -
仲代達矢

大門一三社長 - 山形勲

里井専務 - 神山繁

小出航空機部員 - 日下武史

松本航空機部長 - 高城淳一

与謝野外国部長 - 仲谷昇

山本繊維部課長 - 滝田裕介

兵頭繊維部員 - 山口崇

柳社長秘書 - 石濱朗

田中繊維部員 - 秋元羊介

井田繊維部員 - 岩崎信忠

塙ロスアンゼルス駐在員 - 山本圭

海部ニューヨーク駐在員 - 北大路欣也

防衛庁


川又空将補 - 丹波哲郎

山城防衛庁長官 - 内田朝雄

貝塚官房長 - 小沢栄太郎

原田空幕長 - 加藤嘉

芦田二佐 - 小松方正

木村二佐 - 辻萬長

- 中津川衛

東京商事


鮫島辰三航空機部長 - 田宮二郎

政府関係・与党


総理大臣 - 高杉哲平

大蔵大臣 - 神田隆

通産大臣 - 久米明

久松経済企画庁長官 - 大滝秀治

三島幹事長 - 杉田俊也

家族


壱岐佳子 - 八千草薫

壱岐直子 - 秋吉久美子

壱岐誠 - 亀田秀紀

川又久代 - 藤村志保

毎朝新聞


田原記者 - 井川比佐志

政治部長 - 永井智雄

資料室主任 - 長浜藤夫

警察関係


警視庁捜査二課長 - 高橋悦史

警視庁捜査二課刑事 - 長島隆一、小松英三郎(ノンクレジット)

所轄署刑事 - 上田忠好

鑑識係 - 梅津栄勝部義夫(ノンクレジット)、加藤茂雄(ノンクレジット)

旧帝国陸軍関係


梅津美治郎参謀総長 - 嵯峨善兵

山田乙三関東軍司令官 - 東屋源喜

秦彦三郎関東軍総参謀長 - 中谷一郎

石原司令官 - 青木義朗

谷川報道部長- 伊沢一郎

関東軍参謀 - 久野征四郎

関東軍参謀 - 保科三良

- 田村貫

- 木村幌

- 吉原正皓

- 後藤陽吉

- 三島新太郎

- 森川利一

関東軍参謀 - 姿鐡太郎

アメリカ航空機メーカー関係


ラッキード社・ブラウン社長 - アンドリュー・ヒューズ

- デヴィット・シャビロ

グラント社・コナーズ社長 - ジャック・ケリー

ソ連関係


- ダニエル・クラブスキー

- ブラドミア・ホゴルボフ

- ロック・メイヤー

- ダヴィット・トロケトスビリィー

- ジョセフ・グレース

- チャールズ・ブラックマン

- アレキサンダー・マツサカ

その他


杉浦満州電々公社社員 - 河崎保

- 歌川千恵

- 五十嵐美恵子

- 桜川梅八

- アマボールデルバンド

ナレーター - 鈴木瑞穂

スタッフ

監督 - 山本薩夫

脚本 -
山田信夫

特殊技術 - 川北紘一 ※ノンクレジット[7]

音楽 - 佐藤勝

製作 - 佐藤一郎市川喜一、宮古とく子

撮影 - 黒田清巳

美術 - 間野重雄

録音 - 西崎英雄

照明 - 岡本健一

編集 - 鍋島惇

監督補 - 後藤俊夫

助監督 - 松本勲

MA - アオイスタジオ

現像 - 東洋現像所

協力 - 豊富町航空ジャーナル、ブロンドハイムプロダクション

製作経緯
脚本

監督の山本薩夫は原作で長々と描写されているシベリア抑留には偏見があるとして興味を持たず[8][9]、原作にある戦闘機買い付けを巡る構造汚職の描写に興味を持ち[8]、シベリアの場面を短くしてその部分を膨らませたいと提案し、山田信夫と脚本を練った[8]。汚職事件は60年安保のさなかに起きた事件のため、安保闘争を絡めて描きたいと原作にないシーンを組み入れた[8]
撮影

アメリカでのロケは、ロッキードダグラスとも撮影を拒否され[8]、やむなく民間の航空機修理工場でロケした[8]。アメリカロケは『マタギ』などで知られる後藤俊夫[8]。本作は撮影中から話題を呼んだが、クランクインから3週間後の1976年2月にロッキード事件が発生[8]。映画はロッキード事件と伴走するように製作されたが[10]、山本は保守政党の腐敗の本質を映画に反映させようとロッキード事件に対する自身の考えを取り込もうとした[8]。山本は映画製作中にこの件を自身で調べ、児玉誉士夫が介在して飛行機の機種を決める会議に源田実田中角栄と一緒に出ていたと分かったと、原作にはない、そういうシーンを映画で出した[9]。これが後に問題となった[8][9]
クレーム

完成試写後、原作者の山崎豊子が『サンデー毎日』1976年7月18日号誌上のグラビア特集で[11]、原作と映画の違いを発表[8][11][12]。映画版はシベリアにおけるラーゲリ部分が少なくエピソードが友好的過ぎる、天皇の戦争責任に関して原作ではああいう型では扱ってない、山本が付け足した防衛庁空幕長参院選に立候補する場面で、官房長官室の中で選挙資金が渡されるシーンに、白昼堂々と長官室で金のやりとりするなんて非常識なことするはずないなどのコメントを出し[8][11][12][13]、小説のイメージと同じくされては迷惑なので、原作者を原案にして欲しいと訴えた[11][12]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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