下北サンデーズ
[Wikipedia|▼Menu]
得意技は投げ縄、そろばん3級。工事現場でアルバイトしており、現場の評判も良く建設会社の社長に気に入られ、度々社員になるように誘われている(演劇に対する理解もあるので、強くは誘っていない)。亜希子が紹介したオーディションに12回連続で不合格となり、更に失意の中でアルバイト先でもミスが重なり、終には演劇からの隠退を決意するが、暴走したゆいかに説得させられてしまい復帰。看板女優の千恵美を「ねぇさん」と立てていたが、後に念願のドラマ出演を契機にTV局関係者と繋がりを持つと露骨にそちらとの付き合いを優先させるようになり、ついに「千恵美さん」と呼んでしまう。
寺島玲子
演 - 松永京子劇団「下北サンデーズ」の女優。容貌から知性的な役柄が多い。早稲田大学第一文学部文学科英文学専攻出身で学習塾でアルバイトしている。ゆいかと同じ「あーばんはうす」の住人で、ゆいかも引越しす前は玲子の部屋に何度か泊めてもらっている。異常に寝つきが早い。演技だけではなく後にあくたがわの代役として深夜番組の構成台本を書き、それを足がかりにネットドラマの脚本も依頼されるようになる(出来上がりが早いので好評らしい)。
ジョー大杉
演 - 金児憲史劇団「下北サンデーズ」の男優。二枚目から二枚目半までをこなす肉体派。警備員のアルバイトしている。貧乏度・食環境はサンボ・サトシンと同レベルだが、筋肉質の堂々とした体型を維持している。ゆいかを牛丼に誘って口説いていたが、ご馳走のつもりだったのかも。他の団員が売れ始める中でまったくオファーがなく、一人取り残された様な疎外感を持つようになる(八神・ゆいかは拒否しているだけで、オファー自体が無いのはジョーのみ)。しかし、八神が売れ始めたことで変っていく他の団員を非難するのを聞いて「(金持ちの)お前の言っていることは、ボンボンの甘えじゃないのか?」と言い返してしまう。
佐藤新
演 - 藤ヶ谷太輔(現・Kis-My-Ft2)劇団「下北サンデーズ」の男優。メガネ・オシャレ担当。通称「サトシン」。漫画喫茶でアルバイトしている。オシャレに常に気を使っているが基本的にはサンボ達と同じぐらい貧乏で、サンボ・ジョーと共にラーメンの替え玉を食べる場面がある。多少オタク気味な志向の持ち主で、秘密にされていた千恵美の過去(ちくわっこくらぶ時代:あくたがわ翼曰く「パンドラの箱」)を嗅ぎつけて公表してしまう。後に雑誌のモデル(めがね)に起用される。元々我の強い方でないので増長した感じはないが、稽古にくる回数は減っている模様。原作には登場しない人物。
田所双葉
演 - 高部あい劇団「下北サンデーズ」の女優。かわいい系の新人。下北沢の古着屋でアルバイトしている。演技は未熟で、稽古で千恵美からダメだしを受けている場面もある。後に劇団「犬☆魂」や炎劇戦線トラッシュ・ガービッジにゲスト(?)出演するなど、活躍の場を広げている。原作には登場しない人物。
里中家
里中花
演 -
木野花ゆいかの母。元動物学者で若いころは「山梨のムツゴロウ」と呼ばれ、結婚前に猿と3年間同棲していた。基本的にのんびりしている性格らしく、母からゆいかに電話をすることはないらしい。十郎のかけた電話にたまに出るぐらい。原作には登場しない人物。
里中十郎
演 - 半海一晃ゆいかの父。温泉旅館「隠し湯 鹿鹿館」の経営に忙しくてゆいかの面倒をあまり見なかったが、そのお陰で周辺では一番の老舗旅館と言われるまでになった。東京で一人暮らしするゆいかを心配して頻繁に電話してくるが、世間一般の父親と同じく娘(ゆいか)からは邪険に扱われる。原作には登場しない人物。
里中富美男
演 - 北村総一朗ゆいかの祖父。忙しい両親に代わって幼いゆいかの面倒を見ていた。時々居なくなることがあったが、今でもゆいかには理由が分からない。上京後のゆいかの動向に不信を抱いて、家族には無断で下北沢に登場する(地元では行方不明者として消防団を動員した大掛かりな捜索が行われた)。原作には登場しない人物。
その他
赤茶げ先生
演 -
黒沢かずこ(森三中)ゆいかの住む「あーばんはうす」の住人。本業はマッサージ整体らしいが、病気を「気」の力で直してしまう特技の持ち主。原作には登場しない人物。
眠眠亭店長ヒロ太
演 - 三宅弘城ナイロン100℃)ゆいかのアルバイト先であるラーメン店「眠眠亭」の店主。パンクバンド「ザ・イエローハーツ」を結成している。売れない劇団員をそれとなく応援する下北沢住人といった感じで描かれている。原作には登場しない人物。
ケラリーノ・サンドロヴィッチ
演 - ケラリーノ・サンドロヴィッチ下北沢の神様として出演。サンデーズや団員と出会うたびに意味深な言葉を投げかける。基本的に現実と同じ人物を演じているらしい。原作には登場しない人物。
ハイロー
演 - 野添義弘原作には登場しない人物。
プイさん
演 - 堀まゆみ下北サンデーズを始めとする貧乏な小劇団が常連となっている居酒屋(山菜系居酒屋ちくわ木産)の店員。タイ出身で頼んでもいないパクチー香草)を客に出す(理由は作中で説明されている)。タイで聞いた「下北以上 原宿未満」の曲が好きで来日、日本では下北沢以外には住まないと言っている。原作では中国人の設定(名前はなし)となり、「中国人ウェイトレス」という表記のみで登場。
黒沼
演 - 岩尾万太郎原作には登場しない人物。
三谷幸三
演 - 眼鏡太郎ゆいかの学友。専攻は物理学科。サークルは真菌研究会所属。野田と共に入学説明会でゆいかの隣に座り、そのまま野田とコンビでゆいかに付きまとうが、共にゆいかのチケットノルマに協力している。後にゆいかの追っかけや千葉大のゆいかファンを纏め、ゆいかファンクラブを発足させる。会員番号No.2。原作には登場しない人物。
野田秀夫
演 - 辻修ゆいかの学友。専攻は数学情報数理学科。サークルは切手研究会所属。ゆいかに絡むときは三谷と常に一緒。ゆいかファンクラブでは会員番号No.1。原作には登場しない人物。
マーキー
演 - 龍坐原作には登場しない人物。
友香
演 - 信川清順原作には登場しない人物。
炎劇戦線トラッシュ・ガービッジ
演 - 中津留章仁、ひわだこういち、小林一英、カゴシマジロー、吹上タツヒロ、粕谷吉洋下北沢を中心に活動する劇団。サンデーズと同じOff Offシアターで活動中。サンデーズの駅前進出で追い越された。居酒屋ちくわ木産では犬☆魂の横を指定席として、常に男ばかり7-8人が集まっている(人数変動の少なさは団結力の証?)。強面劇団員が多く、揃いの黒装束で熱い演劇論を戦わせている様は、ジョー曰く「まじ、こぇー」。
劇団犬☆魂
演 - たくませいこ、西永貴文、及川水生来、井澤崇行、中島徹、秋枝直樹、佐々木光弘サンデーズより後に出来た劇団だが、独自のファッション性とファンとの積極的なコミュニケーションにより既に一定の人気を得て駅前劇場に進出している。作中ではサンデーズに追いつかれ、更に追い越された。居酒屋ちくわ木産ではサンデーズ指定席の通路を挟んだ隣を指定席として、常に5-10人が陽気に楽しんでいる(半分は女性、たまにプイさんに「うるさい」と怒られる)。隣の見た目硬派なトラッシュ・ガービッジとは正反対なスタイルで、外見的な軟弱さからジョーに「犬」と呼び捨てにされてしまう。上記2劇団の登場は、原作ではなし。
渋谷尚人
演 - 池田鉄洋下北サンデーズを傘下に収めようと動く、大手芸能事務所「オフィス フォルテッシモ」のチーフマネージャー
次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:63 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef