ラインカラーは東北新幹線とともにJR東日本のコーポレートカラーとなった緑色(■)[注 1]。
上越新幹線は、JR発足時に「日本国有鉄道の事業等の引継ぎ並びに権利及び義務の承継等に関する基本計画」[4](JR事業基本計画)に基づく当時の運輸省(現・国土交通省)への提出書類および国土交通省鉄道局監修の『鉄道要覧』では、「上越新幹線 大宮 新潟」と記載され独立した路線と扱われている[5]が、国有鉄道時代に制定された「国有鉄道線路名称」及びJR線路名称公告上では並行する在来線の支線という扱いで、大宮駅 - 高崎駅間が高崎線、高崎駅 - 長岡駅間が上越線、長岡駅 - 新潟駅間が信越本線となっている[6][7][注 2]。
路線データ
本線
営業主体:東日本旅客鉄道(JR東日本)
建設主体:日本鉄道建設公団(現:独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構)
区間:大宮駅 - 新潟駅間
路線距離(実キロ):269.5 km(営業キロは303.6 km)
軌間:1,435 mm(標準軌)
駅数:10(起終点駅含む、このうち上越新幹線単独駅は2駅)
複線区間:全線
電化区間:全線(交流25,000 V・50 Hz)
保安装置:ATC (DS-ATC)
運転指令所:JR東日本新幹線統括本部 新幹線総合指令所
列車運行管理システム:新幹線総合システム(COSMOS)
構造種別延長割合[8]:路盤 1%、橋梁 11%、高架橋 49%、トンネル 39%
最高速度:275 km/h
支線(正式には上越線の一部)
区間:越後湯沢駅 - ガーラ湯沢駅間
路線距離(実キロ・営業キロ):1.8 km(両キロとも同じ)
軌間:1435 mm
駅数:2(起終点駅含む)
複線区間:全線(単線並列)
電化区間:全線(交流25,000V・50 Hz)
保安方式:ATC (DS-ATC)
運転指令所:JR東日本新幹線統括本部 新幹線総合指令所
列車運行管理システム:新幹線総合システム(COSMOS)
駅施設管理、営業業務を除きJR東日本新幹線統括本部が管轄している。
駅施設管理、営業業務は沿線の支社が行なっている。その管轄は以下の通り。
大宮駅:大宮支社
熊谷駅 - 上毛高原駅:高崎支社
越後湯沢 - 新潟駅、ガーラ湯沢駅:新潟支社
かつてJR東日本の新幹線では、全体の運行管理業務を本社内の新幹線運行本部が統括する一方、保線管理や駅営業業務等の現業機関については地方支社が新幹線と在来線の双方を一体管理する組織体系を採っていたが[注 3]、新幹線統括本部の発足により、各支社は新幹線において駅の施設管理・営業業務、ならびに工務関係の支援のみを担うようになった。 乗車人員は東日本旅客鉄道の駅の内、新幹線のみの数値[9]。なお、越後湯沢駅 - ガーラ湯沢駅は在来線の上越線に属するため、在来線の人員で計上される。は前年度に比較した増()減()を表す。 起終点の大宮駅と新潟駅を除いて、通過線を有する。直通先の上野駅と東京駅にも通過線はない。ホームドアは新潟駅の「のりかえホーム」のみに設置されている。 正式路線名駅名大宮からの東京からの停車2021年度
駅一覧
上越新幹線
乗車人員
(1日平均)[10]接続路線所在地
営業
キロ実
キロ
[11]営業
キロ実
キロ
東北新幹線東京駅 山区30.331.30.00.0全32,080東海旅客鉄道: 東海道新幹線
東日本旅客鉄道: 山手線 (JY 01)・ 京浜東北線 (JK 26)・ 中央線 (JC 01)