2022年10月28日、2023年から中日ドラゴンズの二軍打撃コーチを務めることが発表された[11]。 走攻守3拍子揃った選手で、日本ハムで外野手へ転向してからは、スタメン以外にも代打・代走・守備固めなどで幅広く重用された。 星稜高校の選手として松商学園時代の上田と対戦した松井秀喜は、メジャーリーガーとなった後の2007年に当時を振り返り、著書で「野球人生で初めて壁を感じて大きな影響を受けたのがこの上田さんとの対戦だった」と述べ、苦戦した経験を記している(1990年秋の北信越大会と3年時の第73回選手権大会で対戦している)。[12]また、リトルリーグ時代に、全国大会で後にチームメイトとなった小笠原道大の所属するチームと対戦した。 漫画家の矢沢あいは、高校時代の上田に影響されて『うすべにの嵐』と続編の『空を仰ぐ花』を描いた。単行本に掲載されている矢沢本人の手書きメッセージ欄にも「松商学園の上田君に女学生のようにときめいてしまった」「ドラフトで上田君が日ハムに入団することが決まったとき、『今日から日ハムのファンになる!』と決めたが、ファンらしいことは何もしていない」と書いている。 年 年
選手としての特徴・人物
詳細情報
年度別打撃成績
度球
団試
合打
席打
数得
点安
打二
塁
打三
塁
打本
塁
打塁
打打
点盗
塁盗
塁
死犠
打犠
飛四
球敬
遠死
球三
振併
殺
打打
率出
塁
率長
打
率O
P
S
1995日本ハム10623621727491004711633311302695.226.275.327.602
199612637631934649179635831523525715.201.288.301.589
19971304243604110823061493972844823839.300.383.414.797
199812028824832601712851542423212587.242.331.343.674
199910914613410309124765030900393.224.273.351.623
200010321318722451116762940221903313.241.318.406.724
2001771721551334316571720201302354.219.288.368.656
20022531282100010001020081.036.100.036.136
2003812031772144904651723202212504.249.338.367.706
20045612411214263002981110912264.232.301.259.560
20051114120100011001010030.083.154.083.237
2006中日5989818186002480021302161.222.264.296.561
20072332272601081001020250.222.323.296.619
20081110000000000000000.000.000.000.000
通算:14年1027234920582264861006377091923614451220872549446.236.312.345.657
年度別守備成績
度球
団外野
試
合刺
殺補
殺失
策併
殺守
備
率
1995日本ハム1011201234.978
1996121203911.995
19971282238021.000
1998114147651.968
19998577210.988
20008191111.989
200161525021.000
20021918110.950
20035278111.988
200440481001.000
2005320001.000
2006中日3836120.949
200715160001.000
通算8581111471512.987
記録
初記録
初出場:1995年4月1日、対近鉄バファローズ1回戦(藤井寺球場)、9回表に中島輝士の代打として出場
初先発出場:1995年4月8日、対西武ライオンズ2回戦(西武ライオンズ球場)、9番・右翼手として先発出場
初安打・初打点:1995年4月23日、対西武ライオンズ6回戦(東京ドーム)、6回裏に渡辺久信から決勝適時打
初盗塁:1995年4月30日、対福岡ダイエーホークス6回戦(福岡ドーム)、6回表に二盗(投手:田畑一也、捕手:吉永幸一郎)
初本塁打:1995年6月10日、対近鉄バファローズ10回戦(三条市民球場)、2回表に山崎慎太郎から2ラン
節目の記録
1000試合出場:2006年10月10日、対読売ジャイアンツ22回戦(東京ドーム)、9回裏に左翼手として出場 ※史上414人目
背番号
12(1992年 - 1993年)
44(1994年 - 2005年)
35(2006年 - 2008年)
87(2009年 - 2015年、2021年 - 2022年)
75(2016年 - 2020年)
86(2023年 - )
関連情報
CM出演
サンリン
脚注[脚注の使い方]^ オリックス・ブルーウェーブに指名された田口壮の「外れ1位」。
^ “「中日・上田佳範が笑顔の入団会見 落合監督ぞっこん、レギュラー争い”最右翼”」”. 中日スポーツ. (2005年12月17日)
^ 中日が2年ぶりのリーグ優勝を決定した試合。
^ “中日上田、右翼スタメンで27日引退試合 - 野球ニュース
^ 中日 達川コーチ退団 “ポスト・谷繁”育成できず「責任感じた」
^ ⇒2016年度 コーチ契約について(横浜DeNAベイスターズ公式サイト2015年10月22日付ニュース)
^ ⇒2016年度 横浜DeNAベイスターズコーチングスタッフ決定(横浜DeNAベイスターズ公式サイト2015年10月30日付ニュース)
^ “2021年シーズン コーチ契約について | 横浜DeNAベイスターズ
^ 日本ハムに16年ぶり復帰の上田コーチ 「非常に興奮している」 - 野球 - SANSPO.COM(サンスポ)
^ “新庄剛志ビッグボス 来季首脳陣発表!林ヘッド、武田投手コーチら”. 日刊スポーツ. (2021年11月18日). https://www.nikkansports.com/m/baseball/news/202111180000399_m.html 2021年11月18日閲覧。
^ “【中日】上田佳範氏が2軍打撃コーチ就任「楽しみな選手が多い」立浪監督から直電オファー届く”. (2022年10月28日). https://www.nikkansports.com/m/baseball/news/202210280000352_m.html 2022年12月2日閲覧。
^ 『日本経済新聞』2007年9月17日付記事
関連項目
長野県出身の人物一覧