亀山市は新名神・東名阪・伊勢道・名阪国道の4路線が有り、三重県における道路交通の要衝となっている。 伊勢湾フェリーによって鳥羽と伊良湖(愛知県田原市)を結ぶカーフェリー航路が運航されているほか、津エアポートラインにより、2005年の中部国際空港開業にともない、同空港と津を結ぶ高速船が運航されている。伊勢市または鳥羽市と中部国際空港を結ぶ航路も計画・準備中だったが、現在はその目途が立っていない。 本県内に空港はない。近隣の空港は以下の通り。 ただしドラマ『半沢直樹』では本県内の架空の空港である伊勢志摩空港(茨城空港でロケ)が登場している(所在地も架空の地名である伊勢志摩市)。 近鉄やJR東海・JR西日本によって、県内各地と名古屋・大阪・京都などが結ばれている。なお、県内で最も利用者数が多い駅は近鉄四日市駅であり、JRよりも近鉄の方が列車の本数や駅の位置などで利便性が高く、利用者数も多い。 ※駅名記載の無い路線は全線県内通過 東海旅客鉄道(JR東海) 西日本旅客鉄道(JR西日本)・柘植駅以西はアーバンネットワークの範囲内である。 近畿日本鉄道(近鉄) 四日市あすなろう鉄道: 高速自動車国道は中日本高速道路(NEXCO中日本)が、名阪国道は国土交通省が管理している。 新名神高速道路が2008年2月23日に供用を開始したことにより、東京と大阪間の広域的な流動は関ヶ原経由に対して時間短縮が図られた。一方、接続する東名阪自動車道の四日市インターチェンジ (IC) 付近を先頭に渋滞するようになった。2019年3月17日、新名神高速の新四日市ジャンクション - 亀山西ジャンクション間が供用開始。東名阪を経由しないルートと『ダブルネットワーク』化したことで渋滞が大幅に減少することが見込まれている。 紀勢自動車道の紀伊長島ICから尾鷲北ICは、高速道路会社によらない国と地方自治体の負担による新たな直轄事業である新直轄方式で、供用開始後も通行料金の徴収はなされない。 2010年(平成22年)2月2日に伊勢自動車道の津IC - 伊勢ICおよび紀勢自動車道の全線が高速道路の無料化社会実験の対象区間に指定され、2010年(平成22年)6月28日から2011年(平成23年)6月19日まで実施された。 名阪国道では、雪が降るとチェーン規制を実施することがある。 供用中:
港湾
国際拠点港湾
四日市港
重要港湾
津松阪港
尾鷲港
地方港湾
鳥羽港
旅客船
伊勢湾フェリー
津エアポートライン
鳥羽市営定期船
志摩マリンレジャー
空港
中部国際空港(愛称セントレア。愛知県常滑市)
名古屋空港(通称小牧空港。愛知県豊山町・小牧市・春日井市・名古屋市北区)
大阪国際空港(通称伊丹空港。兵庫県伊丹市、大阪府豊中市・池田市)
関西国際空港(大阪府泉佐野市・田尻町・泉南市)
鉄道
関西本線(長島?亀山間)
紀勢本線(亀山?鵜殿間)
参宮線
名松線
関西本線(亀山?島ケ原間)
草津線(柘植のみ)
名古屋線(近鉄長島?伊勢中川間)
大阪線(赤目口?伊勢中川間)
山田線
鳥羽線
志摩線
湯の山線
鈴鹿線
内部線(旧 近鉄内部線)
八王子線(旧 近鉄八王子線)
道路東名阪自動車道上り(亀山JCT付近)の渋滞県内を通過する新名神高速道路
(池山高架橋付近より名古屋方面を望む)
高速自動車国道
.mw-parser-output .jaexpsign{text-align:center;background-color:#00702C;color:white}.mw-parser-output .jaroadsign{text-align:center;background-color:blue;color:white}.mw-parser-output .roadname{width:250px;border-radius:10px;padding:1em;margin:0.2em auto}.mw-parser-output .roadname p{margin:5px auto}.mw-parser-output .routenumber{display:inline-block;min-width:2em;border-radius:4px;padding-left:0.25em;padding-right:0.25em;font-weight:bold}E23 東名阪自動車道(愛知・三重県境 - 伊勢関IC)
E23 伊勢自動車道(伊勢関IC - 伊勢IC)
E42 紀勢自動車道(勢和多気IC/JCT - 尾鷲北IC)
E1A 伊勢湾岸自動車道(愛知・三重県境 - 四日市JCT)
Size:251 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
担当:undef