三菱電機
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従来のエレペットに比べ、ボタンが黒地に白文字で記載されていること、「閉」ボタンとかご内インジケーターがない[注釈 17][注釈 18]ほか、乗り場インジケーターは1階分のみで他の階は呼びボタンのみの設置となっている[45]のが特徴である。2代目(AC-E3LE)[46] はエレペットアドバンスVを元とした意匠になっており、かご内操作盤に「compact4」という文字が掲げられている。
Compact4c(コンパクト4c)※新コンパクト4
1993年7月発売[47]。従来のコンパクト4をグランディーベースの意匠に一新したもの。巻上機のVVVF制御化、かご内インジケーターと換気用ファン、「閉」ボタンの追加、乗り場インジケーターの全階設置と方向灯追加がなされているが[47]、インジケーターはLEDマトリクスではなく、行灯式になっている点がグランディとの大きな相違点となっている。
MELCITY, MELWIDE(メルシティ、メルワイド)
コンパクト4の後継機で、2000年に発売された。トラクション式機械室レスの中低層向け機種で、設置場所や条件が大きく制限されている。メルシティが一般ビル用、メルワイドが住宅用となっており、積載量は前者が300kg、後者は320kgで、ともに4名。操作盤は当初はエレパックに準じていたが、現在はエレパックアイに準じている。Compact4とは違い、車いす用の位置に操作盤が設置してある。
家庭用
WELL(ウェール)
家庭用ホームエレベーター。マシンルームレス式で駆動方式がCompact4同様の巻胴式であった。
特注型
ACCEL series(アクセルシリーズ)
1982年から販売されていた特注型エレベーターの商標。操作盤などのデザインは一部を除きエレペットアドバンス・エレペットアドバンスVに準じていたが、この機種のボタンはエレペットアドバンスV同様角型になっていた。
ACCEL-AI(アクセルエーアイ)
1990年代前半から販売されていた特注型エレベーターの商標。操作盤などのデザインは一部を除きグランディ・エレパックに準じていた。アクセルシリーズと同様ロープ式と油圧式が設定されていた。読み方は「アクセルエーアイ」であり、「アクセルアイ」ではない。
NEXCUBE(ネクスキューブ)
2002年から現在まで、販売されている特注型エレベーターの商標。ロープ式(機械室有り、無し)のみの設定となった。
NEXCUBE Limited(ネクスキューブ・リミテッド)
2007年販売の特注型仕様限定版エレベーター。要望の多い仕様を厳選して用途に合わせて最適なかごサイズなどの仕様が簡単に選べる。定格速度は毎分45m - 105m、定員は17人 - 26人乗り、積載は1150kg - 1750kgに限定されている。
国外向け
Mitsubishi SPVF
1987年から日本と米国以外の市場で販売された。日本で販売されたエレペットアドバンスVがベース。
Mitsubishi GPS
1990年代初頭から三菱電機の子会社である上海三菱から販売された主にアジア向けのエレベーターである。日本で販売されたグランディがベース。
NexWay-s
[48]
2002年から販売されていた海外市場向けの乗用エレベーター。機械室が小型化された。なおASMEコードに適合しないため、米国には販売されなかった。
NEXIEZ(ネクシーズ)
2010年6月から販売されている海外市場向けエレベーター。「NEXIES」とは「next」と「axis」という言葉を組み合わせたものである。
NEXIEZ-GPX(ネクシーズGPX)
2012年11月から販売されている中南米地域の中低層マンションやオフィスビルをターゲットとしたエレベーター。
NEXIEZ-LITE(ネクシーズ ライト)
2014年4月から発売されているインドの中低層住宅やオフィスビル向けの乗用エレベーター。
NEXIEZ-S(ネクシーズS)
2016年8月から販売されている中東・欧州を中心とした10階建てまでの住宅やオフィスをターゲットにした乗用エレベーター。仕様は定員4 - 6名、速度は分速60mのみ。
NEXIEZ-GPX 機械室レスタイプ(ネクシーズGPX 機械室レスタイプ)
2016年10月から販売されているネクシーズGPXのマシンルームレスタイプの中南米地域の中低層マンションやオフィスビルをターゲットとしたエレベーター。
リニューアル詳細は「三菱電機ビルソリューションズ#リニューアル」を参照
エスカレーター

このページの一部を「三菱電機ビルソリューションズ」に分割することが提案されています。
議論は「三菱電機」を参照してください。なお、分割を行う際には履歴不継承にならないように注意してください。(2024年5月)

エスカレーター事業は国内シェア1位。スパイラルエスカレーターは世界初の技術であり世界トップシェア。

2022年4月1日にエスカレーターの開発・生産・販売は三菱電機ビルソリューションズ[注釈 5][16]に集約[17][18]
大型ディスプレイ

オーロラビジョン阪神甲子園球場東京ドームスタジオアルタなどに設置されており、大型ディスプレイ分野ではトップシェアを持つ。ジャンボジェットの幅に相当する長さの物もある。2006年8月に、東京競馬場に設置したオーロラビジョン、「ターフビジョン」は、東西2箇所設置されているが、その中でも西側(ゴール側)のターフビジョンは縦11.2m×幅66.4m、面積743.68m2もあり、ギネス世界記録に世界最大の映像スクリーンとして認定されている。


東京競馬場に設置されているオーロラビジョン。「ターフビジョン」

産業メカトロニクス
FAシステム

プログラマブルロジックコントローラ(PLC)。一般的に「シーケンサ」(三菱電機の商品名であるが登録商標ではない)とも呼ばれる。

配線用遮断器:日本国内で呼び習わされている「NFB(No-Fuse Breaker)」の名付け親。名称は1933年に同社が日本で初めて発売したブレーカに由来する。

サーボモーター


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