三菱電機
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2011年頃に発売されたものは、ボタンはステンレス(基本仕様)に改められ[注釈 14]、インジケーターはLEDマトリクスをやめ、エレペットアドバンスV以来のセグメント表示に戻された(基本仕様)[注釈 15]2013年頃には大容量サイズ10種類(17人 - 26人乗り)も追加された。メーカーのロゴ表記は、2014年前半までは「MITSUBISHI」だったが、2014年後半以降はスリーダイヤと「MITSUBISHI ELECTRIC」に変更されている。2017年に発売されたものではカラーユニバーサルデザインに基づいてボタンの配色が変更されたほか、この代よりアナウンス・液晶インジケーターの表示は日本語英語の2か国語(緊急時は中国語・朝鮮語を加えた4か国語)で行われる[41]。2021年頃からは大容量サイズ10種類のみの発売となった[42]
AXIEZ smart-R(アクシーズ smart-R)
「AXIEZ(アクシーズ)」の新シリーズとして、2009年10月に発売された。マシンルームレス式の10階建てまでのマンション向けに仕様を厳選した住宅用エレベーター。積載量は450kg - 850kgで、定員は6人 - 13名。
AXIEZ-LINKs(アクシーズ リンクス)
2020年10月発売の機械室レス標準型エレベーターの商標[43][44]。バリアフリー化推進により、乗用では従来の6人 - 15人乗りから7人 - 15人乗りに変更され、住宅用では出入り口幅が800mmから850mmに拡大されている。かご内の液晶は縦型の10.1インチに変更され、常時4か国語が表示される[注釈 16]。また、アナウンスがAIによる合成音声に変更された。乗用、住宅用はそれぞれ「Premium Series」「Deluxe Series」「Standard Series」の3つ、寝台用は「Deluxe Series」「Standard Series」の2つのラインアップが用意されている。巻上機は昇降路の最上部に設置されている。
油圧式5人乗り
三菱小形住宅用エレベーター
1979年4月発売。5階建てまでの小規模な集合住宅向けに開発された、5人乗り油圧エレベーターである。意匠は、エレペット最終型と同一である。
メルピア5
1988年発売。三菱小形住宅用エレベーターの意匠をエレペットアドバンスVベースにリューアルした。
4人乗り
Compact4(コンパクト4)
1983年に発売された4人乗り住宅用小型エレベーター
[45]。5階建てまでの小規模な集合住宅向けに開発された。ドラムにロープを巻き付けてかごを上下する「巻胴式」を採用している[45]。初代(ACEE-3)は1984年まで製造されていた[46]。従来のエレペットに比べ、ボタンが黒地に白文字で記載されていること、「閉」ボタンとかご内インジケーターがない[注釈 17][注釈 18]ほか、乗り場インジケーターは1階分のみで他の階は呼びボタンのみの設置となっている[45]のが特徴である。2代目(AC-E3LE)[46] はエレペットアドバンスVを元とした意匠になっており、かご内操作盤に「compact4」という文字が掲げられている。
Compact4c(コンパクト4c)※新コンパクト4
1993年7月発売[47]。従来のコンパクト4をグランディーベースの意匠に一新したもの。巻上機のVVVF制御化、かご内インジケーターと換気用ファン、「閉」ボタンの追加、乗り場インジケーターの全階設置と方向灯追加がなされているが[47]、インジケーターはLEDマトリクスではなく、行灯式になっている点がグランディとの大きな相違点となっている。
MELCITY, MELWIDE(メルシティ、メルワイド)
コンパクト4の後継機で、2000年に発売された。トラクション式機械室レスの中低層向け機種で、設置場所や条件が大きく制限されている。メルシティが一般ビル用、メルワイドが住宅用となっており、積載量は前者が300kg、後者は320kgで、ともに4名。操作盤は当初はエレパックに準じていたが、現在はエレパックアイに準じている。Compact4とは違い、車いす用の位置に操作盤が設置してある。
家庭用
WELL(ウェール)
家庭用ホームエレベーター。マシンルームレス式で駆動方式がCompact4同様の巻胴式であった。
特注型
ACCEL series(アクセルシリーズ)
1982年から販売されていた特注型エレベーターの商標。操作盤などのデザインは一部を除きエレペットアドバンス・エレペットアドバンスVに準じていたが、この機種のボタンはエレペットアドバンスV同様角型になっていた。
ACCEL-AI(アクセルエーアイ)
1990年代前半から販売されていた特注型エレベーターの商標。操作盤などのデザインは一部を除きグランディ・エレパックに準じていた。アクセルシリーズと同様ロープ式と油圧式が設定されていた。読み方は「アクセルエーアイ」であり、「アクセルアイ」ではない。
NEXCUBE(ネクスキューブ)
2002年から現在まで、販売されている特注型エレベーターの商標。ロープ式(機械室有り、無し)のみの設定となった。
NEXCUBE Limited(ネクスキューブ・リミテッド)
2007年販売の特注型仕様限定版エレベーター。要望の多い仕様を厳選して用途に合わせて最適なかごサイズなどの仕様が簡単に選べる。定格速度は毎分45m - 105m、定員は17人 - 26人乗り、積載は1150kg - 1750kgに限定されている。
国外向け
Mitsubishi SPVF
1987年から日本と米国以外の市場で販売された。日本で販売されたエレペットアドバンスVがベース。
Mitsubishi GPS
1990年代初頭から三菱電機の子会社である上海三菱から販売された主にアジア向けのエレベーターである。日本で販売されたグランディがベース。
NexWay-s
[48]
2002年から販売されていた海外市場向けの乗用エレベーター。機械室が小型化された。なおASMEコードに適合しないため、米国には販売されなかった。
NEXIEZ(ネクシーズ)
2010年6月から販売されている海外市場向けエレベーター。「NEXIES」とは「next」と「axis」という言葉を組み合わせたものである。
NEXIEZ-GPX(ネクシーズGPX)
2012年11月から販売されている中南米地域の中低層マンションやオフィスビルをターゲットとしたエレベーター。
NEXIEZ-LITE(ネクシーズ ライト)
2014年4月から発売されているインドの中低層住宅やオフィスビル向けの乗用エレベーター。
NEXIEZ-S(ネクシーズS)
2016年8月から販売されている中東・欧州を中心とした10階建てまでの住宅やオフィスをターゲットにした乗用エレベーター。仕様は定員4 - 6名、速度は分速60mのみ。
NEXIEZ-GPX 機械室レスタイプ(ネクシーズGPX 機械室レスタイプ)
2016年10月から販売されているネクシーズGPXのマシンルームレスタイプの中南米地域の中低層マンションやオフィスビルをターゲットとしたエレベーター。
リニューアル詳細は「三菱電機ビルソリューションズ#リニューアル」を参照
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