三菱化学メディア
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ビデオカメラ用8cm DVD-R DLおよび8cm DVD+R DLを発売[30][31]


2007年(平成19年)

世界で初めてビデオカメラ用8cm BD-Rおよび8cm BD-REを発売[32]

マスタリング用ディスク「Green Tune DVD-R」を発売[33]

BD-R DLを発売[34]


2008年(平成20年)

世界で初めて記録層に有機色素を使用したBD-R LTH TYPEを発売[35]

長期保存 DVD-R『ARLEDIA(アルレディア)』を発売[36]

フロッピーディスクの原料となる磁気ディスクの生産及び翌年3月でのフロッピーディスク販売終了を発表[37]


2009年(平成21年)

オランダFREECOMを買収[38]

「Verbatim」ブランドを日本に再投入。


2010年(平成22年)

サッカーJリーグギラヴァンツ北九州のスポンサーとなる。

日本国内での商品ブランドを「Verbatim」に統一。


2013年(平成25年)- 一般消費者向け光ディスク・メモリーカード類などの日本における総代理店をアイ・オー・データ機器と定め、販売の一切を委託。

2017年(平成29年)

4月1日 ‐ 親会社だった三菱化学が三菱樹脂三菱レイヨンと統合し三菱ケミカルが発足。これを受け、商号を三菱ケミカルメディア株式会社に改称。

12月15日 - 既存のVerbatimブランドに加え、新たにVictorブランドのCD-R、およびCD-R、DVD-R、DVD-RW、BD-R、BD-REの各種ブランクメディアを順次発売開始。


2019年(平成31年/令和元年)

6月14日 - 記録メディア事業及びその他事業をCMC Magnetics Corporationの子会社へ売却することを発表[8][39]

12月10日 ‐ 事業売却後もアイ・オー・データ機器がVerbatimの光ディスク製品の国内販売総代理店を引き続き務めることに合意[40]。それと同時に、当社の記録メディア事業及びその他事業はCMC Magnetics Corporation子会社の日本法人Verbatim Japan株式会社が取得することが明らかになる。


2020年(令和2年)

4月15日 - 親会社の三菱ケミカルと同一の所在地へ移転[41]。なお三菱ケミカルのグループ会社一覧から当社の記述が消去されている[42]


製品

日本では、米国Verbatimと提携し当初の段階では「化成バーベイタム」によりフロッピーディスクなどをVerbatimブランドで発売していたが、三菱化成メディアの設立に伴いMITSUBISHIブランドに変更された。しかし、Blu-ray対応録画機の普及も手伝い、世界戦略の見直しから2009年9月よりVerbatimブランドを日本市場に再投入(ブランドとしては本格的な展開開始)[43]。当初はPCデータ用ディスクを皮切りに、ブランドの切替を開始し、翌2010年9月1日出荷分以降は、全ての商品を「Verbatim」ブランドに“戻し”[44]、MITSUBISHIブランドは一時、完全に姿を消す事となった。

その後、ディスクメディアでMITSUBISHIブランドの商品も一部復活したが、Verbatim Japanへの譲渡に伴い、2020年度を目途に再度終了。同パッケージのままVerbatimブランドに順次変更しているため、Verbatimブランドのディスクメディアは、当初からVerbatimブランドのものと、MITSUBISHIブランドから変更したものの2種類のパッケージが混在している[40]

2013年4月以降、アイ・オー・データ機器を日本における総代理店と定め、MITSUBISHIブランドの商品を含めて販売の一切を委託している。ただし、2017年12月から発売された「Victor」ブランドの商品はブランド所有者のJVCケンウッドが代理店となり、商品の問い合わせなどに対応している。2021年度以降の同ブランド商品の供給については、以前と変わらずVerbatim Japanが発売し、JVCケンウッドが代理店となっている。
サッカー支援

三菱グループとしては日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)では浦和レッドダイヤモンズ(浦和レッズ)を支援しているが、当社だけは2010年に「Verbatim」としてギラヴァンツ北九州を支援していた。

これは、同クラブが北九州市の黒崎地区に今も工場を構える当社保有のサッカー部(三菱化成黒崎サッカー部)を母体としていた事情があるためであり、旧ニューウェーブ北九州がJリーグへ昇格したことを機に、再投入した「Verbatim」ブランドの浸透を図る狙いも兼ねて、ブランド名でチームスポンサーとなっていた。

しかし、当の地元北九州市内にある家電量販店などでは、一時在庫限りとなっていた自社ブランド商品(2019年現在はデータ用ディスクメディアで復活)や2017年から製造しているVictorブランドの商品も含めて、売場に占めるこの会社の商品の割合は全国の他地域同様さほど高くない。録画機メーカーであるパナソニックやシャープ[45]ソニー、ライバルメーカーであるTDK(のちにイメーション社が販売していたが2015年末を以ってブランド終了)に日立マクセル(当時)、JVCケンウッド系のビクターアドバンスメディア(2015年末を以って清算)などと激しいシェア争いを繰り広げている(繰り広げていた)状態である。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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