1989年に北海道電力泊発電所安全PRビデオのレポーターでプロデビュー[10]。声優としては、『エースをねらえ! ファイナルステージ』の友代役でデビュー[9][10]。翌1990年に、おもちゃショーのセガのブースでナレーターコンパニオンとして参加[23]。試演会で小さな芝居をして、水鳥に観てくれていたところ、演出家として関わってくれることになったため、同声優学院卒業後には高木ら同期と劇団あかぺら倶楽部を結成し、舞台活動を始める[7][13]。
1991年には『ジャンケンマン』でのレギュラーを経験し、『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』のヒロイン、菅生あすか役を担当[9]。1992年は大ヒットした『美少女戦士セーラームーン』で主人公の月野うさぎ(セーラームーン)の声を演じ[7]、人気と知名度を急上昇させた。『セーラームーン』の第1期シリーズ終了後、東京都内で一人暮らしを開始[15]。
1995年には、『新世紀エヴァンゲリオン』の葛城ミサトの声を担当[24]。この作品以後、大人の女性の声を演じる機会が増える。同年には、初のエッセイ『月 星 太陽』を出版。
1999年12月8日頃、結婚[25]。それを機に所属していた劇団あかぺら倶楽部を退団[7]。
2005年4月以降は、声優を総入れ替えして放送開始したテレビ朝日版の『ドラえもん』で、のび太のママこと野比玉子の声を担当。
その後アーツビジョンを退所し、フリーで活動。 2014年、第8回声優アワード「高橋和枝賞」を受賞[26]。 2017年1月9日、テレビ朝日にて放映された『人気声優200人が本気で選んだ!声優総選挙!3時間SP』で第15位に選ばれた[27]。 2021年には『リコカツ』(TBSテレビ)で初の連続テレビドラマレギュラー出演を果たし、主人公の母親役を演じる。実写ドラマへのキャスティングは堤幸彦からのアイデアである[28]。 同年12月31日、『第72回NHK紅白歌合戦』の「カラフル特別企画 ?明日への勇気をくれる歌?」の中で、『新世紀エヴァンゲリオン』の葛城ミサトとして、前半戦の締めくくりと後半戦の幕開けの紅白特別仕様の台詞を入れる演出がなされた[29]。 かつて講師として指導した野沢雅子は当時の三石を「見た目は大人しそうで可愛らしいけれど、バイクに乗ったりと意外と行動的で、とにかくガッツがあった」と語っていた[10]。 三石の私生活の趣味は、うさぎ同様に「食う・寝る・遊ぶ」の三拍子と言われる[30]。 かつて、自分が乗っていたヤマハ・FZ250フェーザーに「フェザ子」という名前を付けていたことがある[31]。
現在まで
人物