三浦あずさ
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趣味は音楽鑑賞(クラシック)、トレーニング[注 8]、写真撮影[注 11]。抜群の歌唱力を持ち、自身も歌を愛しているが、「歌以外に失って困るものは無い」と言うほど固執している節がある。将来は歌手(ヴォーカリスト)として生きていきたいと希望しており、アイドル活動はその腰掛け程度にしか考えていない。それゆえ当初はグラビア撮影などの歌に関係の無い仕事を軽視している。また、胸が小さいことを気にしている描写がある。

『DS』では超一流アイドルとして日本国外で活動している。性格はだいぶ軟化したようで、超有名歌番組『オールド・ホイッスル』には「番組史上初のアイドル」として出演している。武田には何度か作曲依頼をしているものの、はぐらかされている。また、自分の興味のないことに関しては微妙な態度をとることが見受けられる描写がある。

元々根は朗らかで優しい性格だったが、弟の交通事故死を境に家族関係が悪化したことにより現在の性格が形成され、その性格ゆえに他人に対して寛容でない態度を取ることがあり、友人もあまり多くはない。特に学校で所属している合唱部では歌に対する認識の違いから他の部員と対立し、以来部活動には実質的に参加していない。しかし、プロデューサーや他のアイドルとの交流を通じて次第に元の性格を取り戻していく。また、笑いのツボがずれているらしく、他の人にはあまり受けないギャグに一人笑う場面もあるが、基本的にはそれらで笑うことはない。

他のアイドルに対しては基本的に呼び捨てだが、雪歩・やよい・伊織・響・貴音・876メンバーには名字に、あずさには名前にそれぞれ「さん」付けで呼ぶ。『MASTER LIVE 02』トークパートではモノローグで雪歩を呼び捨てにしており、真と共に呼び捨てで一喝した。小説版ではこの辺の理由について、律子に対しては千早が律子たちと打ち解けられるように律子が提案し、雪歩に対しては上級生にあたるからという描写がされている。

基本パラメーターはボーカル突出型だが、他2つも高水準で、総合的にも能力値は最高水準な反面、テンション管理は非常に難しい。

2002年のAMショーで参考出展されていたときのポップなどで名前が律子と逆になっていた[4]が、これは総合ディレクターだった石原章弘によれば単純ミスだったとのこと。

『2』では特に変化は見られないが、髪型が若干丸みを帯びた印象を受け、髪が腰まで届いている。また、弟の死が原因による精神的ショックで声が出にくくなり、喉に負担がかかる無理な歌い方をしているという設定が追加された。律子は、千早の歌唱力が高すぎて自分の手には負えない、として千早の竜宮小町入りを見送っている。

『シンデレラガールズ』では初期のタイプに「クール」を選ぶと最初のキャラクターとして登場し、プレイヤーが手に入れる最初のカードとなる。そのため、能力は本編とは異なりやや控えめの設定である。他のタイプでも運次第で登場しプレイヤーが使用できる。

テレビアニメ版では、春香と関わることが多く、料理が苦手という設定がある。また、両親は数ヶ月前に離婚し、自身はマンションの部屋で一人暮らしをしている。ゲーム同様に、序盤は言動が暗く、歌に固執していたが、中盤以降は事務所のメンバーやプロデューサーとの交流を通じて徐々に明るい性格を取り戻して、色々な仕事を受け入れ、またコミカルな一面も見せるようになる。第16話以降死亡した弟に関連するエピソードが劇中で散りばめられ、渋澤記者によって自身と死亡した弟に関する記事が雑誌に掲載されたショックで歌声が出なくなってしまう。アイドル活動を休止して自宅に引きこもってしまうが、千早の母が春香に託した弟のスケッチブックや、765プロのアイドル全員で作詞した新曲の『約束』、そして春香の手紙に励まされ、再び公の場に出ることを決心する。定例ライブで歌おうとするも客前で声が出ずにいたが、仲間たちが後押しするように一緒に歌ってくれたことにより再び歌声を取り戻す。これまで歌っている千早は笑顔を見せることはなかったが、歌っているときも笑顔を見せるようになった。

劇場版では母親との関係が改善され、アリーナライブに母親を招待している。また、アニメ版とは逆に千早が春香を励まし後押しする描写が多い。また、新たに写真撮影を始めており、視野も広くなっている。

漫画『眠り姫』のメインキャラクター。

漫画『The world is all one !!』では、貴音と共にユニット「花鳥風月」(かちょうふうげつ)を結成している。

『ミリオンライブ!』では趣味であった「トレーニング」は好きなものへと変更され、新たに特技「歌」が追加された。『シアターデイズ』では新たに出身地「東京都」が追加された。

私服は基本的に長ズボンだが、『L4U! 特典アニメ』ではスカートをはいている。

アイマスタジオ第238回で今井麻美の口から初期の設定に「実はロックが好きというものがあった」と語られた。
萩原 雪歩(はぎわら ゆきほ)

声:長谷優里奈(AC - DS)[注 2]浅倉杏美[注 12](2 -)

ボブヘアーの大人しい少女。臆病で悲観的な性格を変えるために一念発起してトップアイドルを目指す。ところがすぐ弱気になったり、泣いてしまったり、時には思いつめるあまりに変わった行動をしてしまう。特に激しく落ち込むと地面に穴を掘って埋まりたがる癖があり、自作の穴掘りテーマソングも持っており、[6]テレビアニメ版第5話では実際に歌っている。趣味はMY詩集を書くこと、日本茶、ブログ[注 8]。瞳の色は茶色系統の色で描かれているが、『アイドルマスター プラチナアルバム』でのみ瞳の色が緑になっているイラストがある。

家庭はそれなりに裕福にして非常に厳格らしく、父親は雪歩のTV出演を見て激怒し765プロに抗議しようとする程とのことだが、雪歩が真剣にアイドルを目指していると理解するや、家の敷地内に専用のレッスンルームを建てるなど親バカな一面もあり、自身の休日には娘に悪い虫が付かぬように跡を付けたり、近付く軟派な男を殺意に近い威圧で追い払ったりしている。また、『SP』では雪歩が父親の名前を出すことで悪徳記者を撃退する描写があり、社会的権力がある模様。声優交代後のモバイル着ボイスとして配信されているものの中に雪歩が「萩原組社歌」を歌うというものがあり、その歌詞は建設業を想起させる内容となっている。後に『2』でのストーリーにおいて明確に建設業であるとされた。お茶を愛飲しており、特に緑茶が大好きで、食べ物は焼肉が好きである。苦手なものは男性と犬で、男性とは至近距離で会話が出来ず、犬に関してはチワワのような小型犬でさえ通り道にいると怖くて前に進めなくなる程。他にもエビのヒゲが苦手らしいが、ヘビに対しては全く動じない。また、お笑いは嫌いではないらしく、ツボにはまることもある。

ゲーム内では幾分ビジュアル特出傾向があるが、基本パラメータが全般的に低い上に、テンションが下がりやすい。序盤から中盤を苦戦しやすい晩成型。『First Stage』と『Kosmos, Cosmos』という、テクノポップ系の曲を持ち歌としている。また、『2』ではある条件を満たすと聞くことができる、専用の持ち歌『First Step』を持つ。

亜美・真美につけられた愛称は「ゆきぴょん」。名字を「荻原(おぎわら・おぎはら)」と誤記・誤読されることが多い[注 13]。『SP』のストーリーモードでは「もう私なんて荻原でも良いですぅ?」と落ち込むエピソードも実際に盛り込まれている。初期設定時の名前は「恵」だった[注 14]

年上のあずさ・律子・小鳥には「さん」付けであるが、年下の涼に対しても「さん」付けである。他のアイドルに対しては「ちゃん」付けで呼んでいる。

『2』では長谷の降板から、代役が見つからなければ登場がないことも考えられていたが、候補者の1人である浅倉の演じる雪歩が石原ディレクターから「違和感がない」と高く評価されたため、無事登場することとなった[8]。人物設定では千早同様特に変化は見られないが、髪の毛が若干伸びている印象を受ける。

『シンデレラガールズ』では初期のタイプに「パッション」を選ぶと、最初に入手するカードとして登場しプレイヤーが使用可能になる。他のタイプでも運次第だが入手できる。

765プロアイドルの出身地は『シアターデイズ』がリリースされるまで基本的に不明であったが、雪歩はアーケード版の音声ブログにおいて「生まれも育ちも東京都足立区」と語っており、『シアターデイズ』でもその設定がそのまま踏襲されている。

テレビアニメ版ではゲームよりも犬と男性嫌いが強調されていたが、同じく犬が苦手なプロデューサーの奮闘により多少克服されている。性格が気弱なのは相変わらずであるが、765プロ1stライブ成功後は舞台にも出演するなど、新しいことに挑戦している様子。また、テンションが上がると暴走してしまう描写もある。劇場版ではアニメ本編での経験からバックダンサー達に対し先輩としての姿を多く見せており、自身の経験を七尾百合子・箱崎星梨花・望月杏奈の3人に語って聞かせている。なお、穴掘り癖は相変わらずで、横山奈緒曰く「いつもラジオで聞いているくだり」とのこと。

漫画『The world is all one !!』のメインキャラクターの1人。春香と響と共にユニット「SprouT」を結成している。

『ミリオンライブ!』では趣味であった「ブログ」は好きなものへと変更され、「日本茶」は特技「日本茶をいれること」へと変更された。
高槻 やよい(たかつき やよい)

声:仁後真耶子

明朗快活で家族思いの健気な少女。事務所内ではよく自主的に掃除やゴミ捨てをしている。父親の仕事が安定しないことと総勢7名という大家族のために、給食費の納入に支障をきたすほどに生活の余裕がない。アイドル活動も少しでも生活が安定するように、との思いで始めた。その甲斐あってか『DS』では生活環境が良くなった描写がある。

5人姉弟の長女で、妹が1人、弟が3人いる。それぞれ、かすみ(次女)、長介(長男)、浩太郎(次男)、浩司(三男)という名前である[注 15]。家庭の中では多くの家事をこなしており、弟・妹の面倒見も非常に良い一方、幼い頃より長女として頼られることが多かったせいか、「甘えられる人」に対して強い憧れがあり、「自分も兄のような人が欲しい」と思っている。

趣味はオセロ[9]野球[注 8]家庭菜園[注 8]。髪型はツインテール。私服はトレーナーで、ずいぶん長いこと着古しているのか襟首の部分などがかなりくたびれている。手を合わせるハイタッチや、お辞儀の際に両手を後ろに跳ね上げつつ頭を下げる仕草、「うっうー」という口癖が特徴的。また難しい漢字や横文字に弱く、読めなかったり、よく間違える。普段身につけているカエルのポシェットは自身の誕生日に春香からプレゼントで貰ったもので[注 16]、名前はべろちょろという[11][12]

『1st Vision』では唯一自分の携帯電話を持っていないキャラクターとして設定されており、そのため「メール☆プリーズ」の間違いメールと引退後のメールは一切来ない。Xbox 360版では、携帯を事務所へ返却した後で社長からのメールの中に彼女のメッセージが書かれている。プロデュース中は事務所より携帯電話が貸与されるので、その間だけはメールがきちんと届く。『DS』では自分の携帯電話を持てるようになっていたが、『2』では相変わらず自分の携帯電話を持てないままである[注 17]

基本パラメーターはやや低めのバランス型で、減退が遅い晩成型。反面、テンション管理は非常に容易。

重度の高所恐怖症で、『L4U!』のアイドラや、携帯電話ゲーム「ハプニングロケ」、テレビアニメ版第6話などで窺える。

亜美・真美につけられた愛称は「やよいっち」。

なお彼女を演じる仁後は、「本来はもっと真面目なしっかり者のはずなのに、だんだんふわっとしたキャラクターに変質してきた」ことを指摘し、「ゆくゆくはもっとしっかりとした部分も見せられたらいい」と語っている[13]


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