ほか 番組の最後に放送された、出演した夫婦がハワイ旅行と賞金10万円獲得に挑戦するゲームコーナー。 開始当初は1 - 4のパネルで出場夫婦が1 - 4を選んでいた。パネルが開いて選んだ番号にハワイマークが出ればハワイ旅行獲得。ハートにヒビ入ったマークが出れば獲得ならずのゲームだったが、頻繁にハワイ旅行を獲得した夫婦が出ていたことからわずか1年でサイコロを投げる方式に変わった。 出演した夫婦がサイコロを投げてハワイ旅行獲得に挑戦するゲームで、1982年のリニューアルから登場した。6×6のボードに、当たりのハートマークをアトランダムに配置。まず女性がサイコロを転がすフィールドに向かってサイコロ(ピンク・クリーム色)を投げ、サイコロの出目に対応した縦列を決定。その次に男性がサイコロ(青・水色)を振り、同様に横列を決定させる。そしてボードの交点にハートマークがあればハワイ旅行獲得となる(師匠と弟子大会では弟子→師匠、ゲスト家族大会ではタレント→家族など、出場者によって変わる)。男性がサイコロを振る時はドラムロールが流れていたが、番組末期では緊張感のあるBGMが流れていた。縦列の当たりの数は、初期は6か所中4か所が1列、3か所が1列、2か所が1列、1か所が3か所(因みに横列は2か所ずつ均等に配置)で、全体的な当たり確率は1/3(12/36)であった。後期は当たりが増えて4か所、3か所、1か所が1列ずつで2か所が3列、最終回は更に当たりが増えて4か所が1列で3か所が2列、2か所が3列であった。また、特番では双六の要領で当たりを決めるバージョンもあった(その際、サイコロは金と銀だった)。使用されたサイコロは角が丸みを帯びたもので、なかなか目が確定せず、挑戦者や視聴者をハラハラさせる作りだった。また、投げたサイコロがバウンドしすぎてフィールド外に出てしまった時は振り直しとなる。 開始当初は、サイコロを振る時のBGMは無かったが、途中でBGMが流れる様になり、後期はコーナー全体のBGMがリニューアルされる。 パネルボードは、初期は挑戦者の背後に置かれ、後期はスタジオの向かって左横に配置されていた。また後期のパネルボードは、縦列の3と4を境目にしてボードが左右に動き、そこに6×6のハガキを収めるボックスがあり、初期の頃はそこでハガキを引いてダイヤモンドリングの当選者を抽選していたが、後にフィールドの前に抽選ボックスを持って来て抽選するようになる。 失敗すると残念賞として週替りの賞品が貰えるが、最末期にダイヤモンドリングに固定される。また、視聴者にはハワイ旅行を獲得した組数に応じて、愛ラブチャンス終了後に抽選でダイヤモンドリングのプレゼントがあり、ハワイ旅行獲得が1組なら1名、2組なら2名、3組なら3名にダイヤモンドリングがプレゼントされ、逆に全員失敗した場合はプレゼント無しとなる。 三枝が『たけし・所のドラキュラが狙ってる』(毎日放送)にゲスト出演した時に、セットをそっくりそのまま「ドラキュラチャンス」という名でゲームが行われていた。ボードの交点に書いていたハートマークは番組ロゴが記されている以外は、ジングルと番組のテーマもそのまま流れていた。 室内プールでの収録があり、その際に数字の書かれたビニールボールをプールの中の噴水に投げ入れる形式で行われた(周りに水着の女性もいた)。しかし全く盛り上がらず[注釈 9]、更には3組とも失敗で追い討ちをかける結果に、三枝は「お茶碗の中でサイコロを転がしてもよかった」とぼやいた。 美川憲一が親子大会で出演した際、ルールを把握しないまま二人(母親はピンク、美川は青)同時にサイコロを振ってしまい三枝ら会場が爆笑に包まれた。このときボード上のハートマークの組み合わせが合っていたため、ハワイ旅行・10万円を獲得した。 辰吉丈一郎が出演した際、飛行機が苦手だという理由で当たりの目を横にして転がし、わざと失敗した[注釈 10]。 当たりが1つの場合、三枝が念力で当たりの目に念を送る事があったが、殆どが失敗。また、手本として三枝が投げる事があったがやはり失敗で、会場の笑いを誘った。これらとは逆に、既に成功した夫婦が三枝に促され別の夫婦に念を送り、大当たりして2組の夫婦が輪になって喜んだ事がある。 数ある全組残念となった回の1つで、1990年3月20日放送分では全組残念となった瞬間、榊原郁恵が「えー!? 皆さん残念賞なのー!?」と叫んでいたり、残念賞紹介直後(その回は「家庭用コピー機」だった)に三枝がスタジオの床に置かれていたハートマークを強引に持ち上げて「がっかりーっ!!」と叫んでいたエピソードがあった。 ABC(朝日放送)制作の『新婚さんいらっしゃい!』にて、三枝が間違えて「アイラブチャーーンス」と言ってしまい、山瀬まみに突っ込まれるハプニングがあった。 前半はロート製薬の一社提供(番組の開始前にはロート製薬のオープニングキャッチが流された[注釈 11])だった。なお、1993年4月から(アシスタントが細川ふみえになってから)からTBS『クイズテレビずき!』同様、オープニングキャッチがリニューアルされている。 後半は大手化粧石鹸メーカーの牛乳石鹸(1994年3月末まで)→大手家庭用品メーカーのP&G(1994年4月から最終回)を中心とした複数社提供だった。 系列は放送終了時点のもの。 放送対象地域放送局系列ネット形態備考
愛ラブチャンス
開始当初
中期から末期
エピソード
スタッフ
プロデューサー:遠山伸彦
ディレクター:長嶋一郎、永田公春、濱星彦、高井久雄、竹原栄一
構成:久世進、藤永暁
音楽:広瀬健次郎
制作著作:関西テレビ
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ネット局
近畿広域圏関西テレビフジテレビ系列制作局
関東広域圏フジテレビ同時ネット
北海道北海道文化放送
青森県青森テレビTBS系列遅れネット
岩手県岩手めんこいテレビフジテレビ系列同時ネット1991年4月開局から
宮城県仙台放送
秋田県秋田テレビ1987年4月から[注釈 12]
山形県山形テレビテレビ朝日系列[注釈 13]遅れネットテレビ朝日系へのネットチェンジに伴い、1993年3月打ち切り[注釈 14]
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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