三式戦闘機
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注釈^ アメリカ軍のP-51、イタリア軍のMC.202と同じ設計である。
^ これは日本陸軍最後の制式戦闘機である。なお歴史群像編集部 (2010, pp. 66?67)によれば、五式戦闘機は制式採用されていない。
^ もっともエンジンが同等とは言えBf109より設計が6年も新しいのであるから、三式戦闘機の方が設計が優れているのは当然と言えば当然のことである[15]。ただしBf109はF型で大改造を施し面目を一新しており、その後は三式戦闘機が事実上為し得なかった新型エンジンでの性能向上も行えた。詳しくはBf109を参照。
^ もっとも野原 (2009)によれば、最終的には搭載されていた川崎の液冷エンジン、ハ9-II甲がまともに稼働しなかったことが致命傷となった。審査を担当した一人である木村昇技術少佐は「一番印象に残った」とし、速度も出るし機体も頑丈、馬力があり模擬空戦では高度を取って優位を占めることができた、と評価していた[21]
^ 副賞金は15,000円。これの措置は土井に一任され、多くは国債として岐阜工場や設計部に分配し、残りは宴会に使ったという[29]
^ ただし土井はキ28では7.6と、さらに高いアスペクト比を用いている[44]
^ これは海軍について言及した文献だが、碇 (1996)によれば、戦闘機の場合は通常7Gまで耐える事が求められていた[48]。なお耐Gスーツを着用しないパイロットが耐えられる限界は8G前後とされる。
^ この時の比較対象機種は、FM-2、F4U、F6F、P-38、P-47、P-51、P-63。
^ ただしこれは上昇力の欠如も含めた評価。確実に飛ぶ一式戦闘機と上昇性能の良い二式単座戦闘機が引き合いに出されている。
^ 鈴木 (2012)によれば、時期は定かではないが、噴射装置の合格率はわずか5%であったという[115]。この部分はデーゼル機械株式会社、1981、『ヂーゼル機器40年史』よりの孫引き。
^ 当時かかみがはら航空宇宙科学博物館に展示されていたのもの。鈴木 (2001, p. 133)によれば、これは2001年現在のJIS規格では、0.5マイクロメートルが求められているという。なお、転がり接触面の油膜の厚さは通常、1マイクロメートル程度であり、これでは不具合の発生は容易に想像できる、としている。
^ キ61はこの段階でいまだ三式戦闘機として制式化されておらず、隊員たちは機材をキの61と呼んだ
^ 磁差修正に優れた海軍側に頼んで最終調整されていた。ただし軍刀や拳銃を持ち込むと方位が狂うという。
^ 渡辺 (2006)による。碇 (2006)によれば180度に対して150度。
^ 大海原で不時着水を行ったところで、救助の見込みはほとんど無い。このため海面に突入し、自殺を行う。これは日本軍では「自爆」と言われていた。
^ 1941年にドイツの日本駐在武官からもたらされたもの。通常、2機編隊のロッテを2つ組み合わせた4機編成をケッテと言うが、日本では2機編隊を分隊、4機編隊を小隊とする[206]。現状では出典不備で事実確認の難しい部分もあるが、より詳しくは当該項目を参照。日本についての記述もなされている
^ 大塚 (2007b)近現代史編纂会 (2001)は38機が出立、渡辺 (2006)は約30機が到着とする。
^ さらに、第244戦隊は特攻機の援護訓練も行っている。この場合は通常の武装や迷彩塗装が必要であり、現場は混乱していたという。
^ 小林戦隊長の体当たりも射撃と同時に行われたものである。なお、小林手記によれば、機関砲は300発を装填できるところ、例えば50発に抑えるなどされたという。
^ 兵藤によれば1942 - 1943年の生産数は不明。
^ なお航空機関銃/航空機関砲は、飛行機の運動に伴うGを原因として故障を起こすことがある[295]。また機関砲自体の問題のみならず、装弾・給弾および排出機構や機体への装備方法についても問題とされる場合がある[296]。ホ103はブローニングM2重機関銃のコピー・改良型であり[297]機関砲の機構自体の問題は少なかったようであるが、Gがかかった時の給弾トラブルが多発していた[298]。ただし兵藤は諸事情を鑑み、調子は悪くなかったのではないかとしている。
^ 本来は毎月300丁の継続的な輸入契約であったが、ドイツと日本の間の交通は潜水艦しかなく、輸入されたのは800門のみとなった[308]
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