三宮
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1957年(昭和32年)には神戸市役所が湊川から当地に移転し、市の中心街の地位を復興の立ち遅れる新開地から奪う形となった。[6]1966年(昭和41年)から1978年(昭和53年)にかけては三宮地区市街地再開発が行われた。(その結果センタープラザが建設され[7]1965年(昭和40年)にはさんちかタウン(現さんちか)が完成した)

また、この時期には三宮駅前からセンター街にかけてダイエーが店舗を次々と開設していったことから、「ダイエー村」と呼ばれるようになった。

1981年(昭和56年)には人工島ポートアイランドと結ぶ新交通ポートライナー(神戸新交通ポートアイランド線)が三宮駅に乗り入れ、三宮ターミナルビルも開業した[5]

1990年代に入ると、JR神戸駅前の旧日本国有鉄道湊川貨物駅跡地に神戸ハーバーランドの街開きによって客足が奪われ始めたことに加え、1995年(平成7年)の阪神・淡路大震災により再び神戸は甚大な被害を受ける。

その後の三宮では、年々新しい商業施設が相次いで出店。2002年には震災で被害を受け解体された「ダイエーさんのみや男館」の跡地にユニクロが、2003年10月には、首都圏を中心に展開する丸井が三宮駅前に関西一号店として「神戸マルイ」を出店した。「ダイエーオフプライス館さんのみや」の跡地にもファッションビル「クレフィ三宮」が建築(2004年10月にオープン)。2008年にダイエー最後の跡地であるジョイント跡地にZARAがオープンした。また神戸新聞会館も被災によって取り壊され跡地は駐車場として利用されていたが、2006年10月に「ミント神戸」の愛称で再オープンした[8]

2009年3月、駅東部の旭通4丁目再開発の起工式が行われ、兵庫県最高層となる高さ190m54階建ての超高層マンションの建設が開始された。2013年3月には「シティタワー神戸三宮」が竣工した[9]

また、阪神三宮駅改良工事により新たに東口が作られ、2012年3月20日に開通した[10]
交通
鉄道駅

JR西日本 JR神戸線 - 三ノ宮駅

阪急電鉄 神戸線神戸高速線 - 神戸三宮駅

阪神電気鉄道 本線 - 神戸三宮駅

神戸新交通 ポートアイランド線 - 三宮駅貿易センター駅

神戸市営地下鉄西神・山手線 - 三宮駅

神戸市営地下鉄海岸線 - 三宮・花時計前駅

路線バス

三宮駅バスのりばを参照。
市街地
三宮クロススクエア

三宮にある6つの駅の周辺500m圏内を「三宮クロススクエア」とし、人と公共交通の優先、駅前景観の整備、多機能集積や高度利用などを図る再整備計画がある[11]。この再整備計画により、三宮クロススクエア東側では2025年頃までに車道10車線から6車線、2030年頃までに車道6車線から3車線に変更される予定である[11]
サンポチカ

2001年に三宮と元町をつなぐ三宮中央通り地下通路(東西400m)が開通し、公募により2021年に「サンポチカ」を愛称とすることが決まった[12]。地下通路は2021年度に大規模な改良工事が行われ、「サンポチカ」の愛称は2022年春頃の工事完了後からの使用になる[12]
主な施設国際会館前交差点 東側国際会館前交差点 西側

(駅舎と一体化しているもの(駅ビル)、地下街・地下通路またはペデストリアンデッキに直接接続されるものには*を付記)

さんちか(三宮地下街)

高架下(三宮センイ商店街・ピアザ神戸・神姫バス三ノ宮バスターミナル

駅東側(国道2号線以北) -- 神戸新交通、JR東口、阪神東口

ミント神戸(神戸新聞会館)三宮バスターミナルOSシネマズミント神戸) - 阪神東口と直結

*サンシティ(ダイエー神戸三宮店

神戸東急イン

三宮OPA

*サンパル - 2022年閉店

*中央区役所

*勤労会館(神戸市立三宮図書館


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