万能翻訳機
ヒューバート・J・ファーンズワース教授が開発した万能翻訳機が登場するが、これは任意の言語を(舞台となる30世紀では)既に使われていないフランス語に翻訳するものだった(フランス版では代わりにドイツ語に翻訳するという設定になっていた)。ファーンズワース: これが万能翻訳機だ。あいにく今のところ、役に立たない死語にしか翻訳できない。Cubert: ハロー万能翻訳機: ボンジュールファーンズワース: 訳分からん!
その他
『地球防衛軍』では、宇宙人のミステリアンが地球の言語で地球人に話しかけるが、これは翻訳機を使用している設定である[2]。翻訳機を通しているため、特殊な声になっている[2]。特殊な声でワレワレハウチュウジンダと言う遊びは、この映画の特殊な声に由来するという説がある[3]。
『ウルトラマン』では、科学特捜隊のイデ隊員が開発した「パンスペースインタープリター」が登場し、バルタン星人の言語の翻訳に使われた。その後、シリーズを経るに従って、最初から何の説明もなく日本語を話す宇宙人が多くなっていった。初作の続編的なストーリーの漫画作品『ULTRAMAN』でも、異星人間の翻訳機が登場している。
『宇宙戦艦ヤマト』では、ガミラス人ヤレタラの話すガミラス語「ツバクカンサルマ」をアナライザーが翻訳する場面があるが、他の場面でのガミラス人は全て日本語を話している。リメイク作品である『宇宙戦艦ヤマト2199』では、各異星人が異なる言語を使用しながら自然に対話する描写がされている。
『鉄腕アトム』の主人公アトムは60?160ヶ国語で会話できるほか、異星人のものなど未知の言語も解析・翻訳できる機能を持つ。
『ドラえもん』の「ほんやくコンニャク」は万能翻訳機の役目を果たす食品であり、食べるだけでどんな言語も使えるようになる。
『パーマン』のパーマンマスクは耳の部分にあるダイヤルを回すことで万能翻訳機になる。
板橋しゅうほうの『セブンブリッジ』では、耳に装着する形の万能翻訳機(翻訳イヤホン)が登場する。双方が装着していないと会話が成り立たない。
Universal Translator (UT) は、Ectaco社の多言語ハンドヘルド電子辞書のシリーズ名になっている。
『今日からマ王』では禁忌の箱を探しに一行が地球に行く時にアニシナが魔導翻訳機を開発していた。
『伝説巨神イデオン』では異星人(バッフ・クラン)が耳の穴に入れて使用する小型の「クズラウ式翻訳機」を用いて地球人と意思の疎通を行った。
脚注^ ⇒"'Tower of Babel' translator made". BBC News
^ a b 別冊映画秘宝編集部『ゴジラとともに』洋泉社、2016年、37頁。
^ 「われわれは宇宙人だ」ルーツは?
外部リンク
万能翻訳機 - Memory Alpha (スタートレック ウィキ)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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