一等兵曹
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^ 軍艦乗組官員から、明治5年8月25日海軍省乙第100号軍艦乗組官等表[10]の一等卒以下の欄に掲載されている名称に類似する一等砲夫以下、一等水夫以下、一等帆縫手以下、一等造綱手以下、一等船艙夫以下、一等木工以下、一等槙?工以下、一等塗工以下、一等桶工以下、一等火夫以下、一等鍛冶以下、一等兵器工以下、厨宰使丁、割烹介以下、一等造麺夫以下、看病人介以下、裁縫手以下、造靴手以下、守灯夫、屠夫、剃夫、指揮官厨宰、指揮官割烹、指揮官従僕、大艦艦長厨宰、大艦艦長割烹、一等艦士官室厨宰、一等艦士官室割烹、秘書従僕、三佐従僕、医官従僕、大少監従僕、艦長厨宰、士官室厨宰、艦長割烹、士官室割烹、士官室使丁、士官従僕、士官次室使丁、二等艦長厨宰、士官次室厨宰、二等艦長厨宰、士官次室厨宰、士官次室割烹、二等士官室割烹、中士室厨宰、中士室割烹を除いた。
^ 太政類典には布達文の後に、海軍省刊本英国海軍官名録[70]により補入した内容と[72]、海軍省刊本海軍諸表便覧[73]により補入した皇国英国海軍官名比較表[74]が掲載されている。
^

上頭下士に分類する官名[75]

練習船掌教長 (Head School master (in Training ships only))

小監 (Master-at-arms)

艦内掌教 (Naval school master)

書記 (Writer)

掌砲属上長 (Chief Gunner’s mate)

水夫長属上長 (Chief Boatswain’s mate)

前甲板上長 (Chief Captain of the Forecastle)

提督艇長 (Admital’s Coxswain)

上頭測量手 (Chief Quartermaster)

上頭信号夫長 (Chief yeoman of signals)

木工属上長 (Chief Carpenter’s mate)

機械堂製作手 (Engine-Room Artificer)

厨宰 (Ship’s steward)

割烹手 (Ship’s cook)

上頭楽官 (Chief Bandmaster)


一等下士に分類する官名[76]

小監補 (Ship’s Corporal)

掌砲属(Gunner’s Mate)

水夫長属 (Boatswain’s Mate)

艦長艇長 (Captain’s Coxswain)

前甲板長 (Captain of Forecastle)

測量手 (Quartermaster)

信号夫長 (Yeoman of signals)

大艇長 (Coxswain of the Launch)

大檣樓長 (Captain of the Main Top)

前檣樓長 (Captain of the Fore Top)

後甲板長 (Captain of the Afterguard)

船艙長 (Captain of the Hold)

造帆手 (Sailmaker)

索綯手 (Ropemaker)

木工属 (Carpenter’s mate)

填隙手 (Caulker)

鍜冶 (Blacksmith)

兵器工 (Armourer)

鉛工 (Plumber)

一等塗粧手 (Painter 1st class)

俊秀火夫 (Leading Stoker)

病室厨宰 (Sick-Berth Steward)

楽官 (Bandmaster)

等内艦黒人長(ただしアフリカ守衛場のみ) (Head Krooman, in Rated ships (for African Station only))


二等下士に分類する官名[77]

将艇長 (Coxswain of the Barge)

艦士艇長 (Coxswain of the pinnacle)

檣長 (Captain of the Mast)

前甲板次長 (Second captain of the Forecastle)

大檣樓次長 (Second Captain of the Main Top)

前檣樓次長 Second Captain of the Fore Top)

信号夫 (Signalman)

後甲板次長 (Scond Captain of the Afterguard)

後檣樓長 (Captain of the Mizen-Top)

造帆手属 (Sailmaker’s Mate)

軍檣艇長 (Coxswain of the cutter)

桶工 (Cooper)

填隙手属 (Caulker’s Mate)

二等塗粧手 (Painter 2nd class)

鉛工属 (Plumber’s Mate)

療養夫 (Sick-Berth Attendant)

楽工 (Musician)

等外艦黒人長(ただしアフリカ守衛場のみ) (Head Krooman, in other than Rated ships (For African Station only))


^ 伍長の職分は専ら海兵隊に属し艦船の乗組員ではない[78]
^ a b 明治4年9月28日に海兵及び水火夫を艦船から下ろした者は水兵本部の管轄となる[79]。その後、水夫は水兵本部の管轄から外れる[80]
^ 1871年12月20日(明治4年11月9日)にこれまで海兵並びに水卒とそれぞれ呼称してきたところ水勇と改称した[81] [82]
^ 水勇並びに楽隊の軍曹以下の月給は、軍曹は3等、伍長は3等、水勇は5等に分けた[78]
^ 裨官は英国のサアヂヱントの訳語[83]
^ 押伍は英国の歩兵に関する訳語としては、隊列が乱れないようにする役割である[84]
^ 各艦乗組裨官・押伍官・伍長を改めた軍曹・伍長の月給と乗組の軍艦は以前と同じとした[85]
^ 明治5年8月25日海軍省乙第100号布達で軍艦乗組官等並日給表を定め9月1日に施行するとした[87]
^ 海軍省は1872年5月23日(明治5年4月17日)に海軍の官名を英国海軍官名録に倣い改正することを布告したことから[71]、明治5年8月9日に海軍省内で諸工水火夫掛より軍務局へ伺いがあり、曹長・権曹長・軍曹・伍長の職名は英国海軍官名録にはないため、諸工水火夫掛において管轄になるものは海軍官名録の中から適切な職名に改めたいこと、また、曹長以下の職名のものはすべて水兵本部[注釈 15]において管轄になる理解していると申し入れがあり、これに対して軍務局は追って改正するまでは従前の通りと答えている[94]
^ 明治25年12月28日の内閣記録局より海軍省への照会によると、明治5年10月第305号海軍省職制[97]の中で初めて伍長が官等表の十四等に置かれたところであるが伍長を編隊中で初めて置いたのはいつであるか、さらに、明治5年8月25日軍艦乗組官等表[98]の中に三等下士・伍長相当の欄があるけれども三等下士即ち伍長相当は判任であるかの2つを照会した。これに対する海軍省の回答は、前段として判断基準の説明があり、伍長の純然たる官等表への掲載は明治5年10月第305号海軍省職制をもって創始としてこれ以前は隊中の官に止まり伍長を純然たる官としては設けていないことを確認し、伍長の創置は明確にすることはできないが今この時期を定めるには明治18年の太政官への伺定[2]に準拠して下士判任とするべきものとした。後段として結論があり、明治5年8月に定めた軍艦乗組官等表の中の下士三等・伍長相当の欄にあるものは総て下士判任とするとした[99]
^ 諸艦において従前の官名を英国海軍官名録の官名に変更しており、同一の官名でも艦船によって月給額が異なると差し支えるので定則を取り決めることにした[101]
^ 明治5年10月の海軍条例で水兵本部は専ら海軍海兵隊及び砲兵隊を管轄することにする[111] [110]。海兵はこれを水兵本部に備え、あるいは提督府に派遣し、あるいは艦船に乗載させた[110]
^ 砲兵隊・歩兵隊・砲兵予備隊・歩兵予備隊とも、伍長・楽師・鼓次長の14等以上の俸給には一等と二等があり、曹長・楽隊長の11等以下五等卒相当までみな乗艦加俸がある[109]
^ 陸軍省から陸軍武官官等表改正前の伺いが明治6年3月25日にあり海軍省は4月20日に答議している[118]
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