長寿番組になると、スポンサーの撤退や複数社の提供となり、発展的に一社提供が無くなるという話題は、新聞やニュースに取り上げられるほどのものになる[注 10]。
関連項目
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冠番組
冠大会
日曜劇場 - 本来TBS系列の番組ではあるが特定スポンサーの買い切り番組であるため、他系列の3局(ABS・FBC・JRT)にもネットを受け、現在は日本生命による一社提供の扱い。その他、一部の買い切り番組では筆頭スポンサーによる単独提供になるケースもある。
複数社筆頭提供 - 一社提供とは形態が異なるが、スポンサー買い切りという点ではほぼ同様。
テレビショッピング - 単独企業により放送枠を買い切り放送するため、これも一社提供といえる。
製作委員会方式 - 映像作品等を作る際に、出資者が単独ではなく複数の場合に取られる方式。興行が失敗した場合のリスク回避等を目的とする。
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 全国放送だが、平均的な視聴率が地上波よりも低いBS民放のバラエティ番組として製作されるミニ番組に至っては、そのほとんどが一社提供番組である。
^ 『情熱大陸(毎日放送)』などでは、異業種メーカーの共同提供となっている例もある。
^ キリン(30分番組でミニ番組ではない『僕らの音楽 Our Music』(フジテレビ)は、キリンビール、キリンビバレッジ共同提供→キリンホールディングス一社提供であり、15分番組で広義のミニ番組に該当する『世界一の九州が始まる!』(e-JNN持ち回り・2022年3月まで)は、キリンビール単独の一社提供)やサントリーなどの一社提供のミニ番組ではない番組の場合は、両者とも持株会社の一社提供としていることで、紳士協定の規制を回避している。
^ 現在は不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)による賞金の上限規制は撤廃されているが、放送業界の自主規制で1人当たりの賞金の上限を200万円としている。
^ 大抵の場合は、製作局の募金キャンペーンに寄付される。
^ AKB48がミュージックフェアに出演する場合、披露曲の標準メンバーに同業他社のCMキャラクターがいる場合は、グループ内の別メンバーに差し替える措置を採っている。
^ 具体例として、『おしゃれカンケイ』1999年7月4日放送分にて、当時ミッチー・サッチー騒動の渦中にあった野村沙知代が出演したため、この放送回のみ、資生堂が一社提供を降板したケース[3]、『僕らの音楽』2010年6月11日放送分にて、サントリー「ザ・プレミアム・モルツ」CMに出演する矢沢永吉が出演したため、この放送回のみ、キリングループの一社提供が見送られたケースがあり、それらの番組ではCMがACジャパンに差し替えられた。この措置はラジオ番組でも同様の措置であり、スズキの一社提供ラジオ番組は必ず同社の広告に出演していたタレントを起用している。『SUZUKIハッピーモーニング・いってらっしゃいシリーズ』(ニッポン放送)は、鈴木杏樹の不祥事が原因で降板したため、羽田美智子の起用開始までのつなぎとして新行市佳を起用したが、ニッポン放送所属のアナウンサーで、スズキの広告に出演していなかったため、紳士協定上、新行時代はスズキの一社提供ではなく、タイムCM枠はACジャパンに差し替えられた。番組タイトルも『新行市佳のいってらっしゃい』だった。
^ 例としてTBSの「世界・ふしぎ発見!」がマンネリで低迷していた時期に、スポンサーの日立製作所が「質の高い放送をしているので提供を続けさせて頂く」と返答し、打ち切りとならず番組が継続されている。また、フジテレビの「ミュージックフェア」(塩野義製薬提供)や東京12チャンネル→テレビ朝日の「題名のない音楽会」(出光興産提供)のスポンサーが視聴率に関係なく本番組の提供を続ける意向があるため(特に出光興産は会社が存続する限り提供を続ける意向を示している)、打ち切りにはなっていない。